トヨタ新型クラウン「クロスオーバー」は4グレード構成でハイブリッド&四輪駆動を採用!

当ページのリンクには広告が含まれています。
トヨタ新型クラウン

トヨタを代表する車「クラウン」のフルモデルチェンジが近づいています。

一時期は、クラウンは無くなるのではないかと言う噂もありましたが、めでたく新型クラウンが投入されます。

トヨタは新型クラウン販売戦略において、複数のボディタイプを用意するつもりのようです。

まずは、新型クラウン群の第一弾として、SUV風4ドアセダンという聞きなれないボディ形状を採用した新型クラウン「クロスオーバー」を発表します。

すでに販売会社には営業マン用の資料が届いているようで、新型クラウンを見た人がtwitterで下記のように呟いています。

まじでこれまでとは全然違う斬新な別の車!
想像してたより百倍よかったわ!
20世紀末頃に思い描いていた”未来の車”という印象。

このような驚きの意見もある一方、あれはクラウンじゃないという反対意見も散見されます。

今回は、トヨタ新型クラウン「クロスオーバー」のグレード構成とパワートレインについて紹介します。

トヨタ自動車が国内7工場11ラインの稼働一時停止を発表!遅延するモデルは何?

目次

トヨタ新型クラウン「クロスオーバー」は4グレード構成

画像引用元:carscoops

トヨタ新型クラウンセダンは4グレード構成です。

トヨタ新型クラウン「クロスオーバー」のグレード
RS 見た目も装備も最上位グレード
HI Leather Package レザーシートの贅沢仕様
HI 売れ筋グレード
BASE ベースグレード

トヨタ新型クラウン「クロスオーバー」は、現行クラウンのグレード構成と同じように「RS」を最上位グレードに設定します。

トヨタ新型クラウン「クロスオーバーRS」は、従来通り欧州車に負けない乗り心地と走行性能を目指して開発されたグレードです。

エクステリアはもちろん、インテリアカラーからデコレーションパネルまでスポーティな印象に仕上がっています。

トヨタ新型クラウン「クロスオーバーHI Leather Package」は、レザー表皮を使用した贅沢仕様となっており、現行クラウンオーナーからの乗り換えを前提に設定されていると思われます。

トヨタ新型クラウン「クロスオーバーHI」は、売れ筋グレードです。

必要な装備は一通り装着されており、サンルーフをはじめとする贅沢装備や安全運転システムの拡張などのオプションが用意されるとみられます。

そして、トヨタ新型クラウン「クロスオーバーBASE」は、読んで字のごとくベースグレードです。

おそらく、「BASE」には必要最低限の装備なので、タクシーやパトカーなどの改造を必要とする車両に適用されるグレードと思います。

トヨタ新型クラウン「クロスオーバー」の発表後しばらくの間は、トヨタの推奨仕様のみの生産に限定されると思います。

半導体不足の影響により、生産できる装備やオプションが限られているため、自由にオプションを選ぶことは出来ないでしょう。

トヨタが更なる半導体不足により新車減産を発表!納車遅延がもっと深刻に?

トヨタ新型クラウン「クロスオーバー」はハイブリッド&四輪駆動

トヨタ新型クラウン画像引用元:carscoops

トヨタ新型クラウン「クロスオーバー」は全グレードにハイブリッド&四輪駆動システムを採用しています。

これまで歴代クラウンに採用されてきたFR(フロントエンジン後輪駆動)は新型クラウンでは廃止されます。

トヨタ新型クラウン「BASE」「HI」「HI Leather Package」に搭載されるパワートレインは、2.5ℓ直列4気筒ガソリン+ハイブリッドモーターとなっています。

このパワートレインは、現行クラウンやカムリに採用されているパワートレインと同型ですが、燃費が向上されているようです。

そして、後輪には「eAxle」が搭載されます。

「eAxle」はトヨタグループであるアイシンが開発したEV駆動モーターシステムです。

つまり、トヨタ新型クラウンは、前輪をエンジン+ハイブリッドユニットが、後輪をeAxleが駆動させる四輪駆動システムが採用されています。

トヨタ新型クラウンの最上位グレード「RS」のパワートレインには、2.4ℓ直列4気筒ターボエンジン+ハイブリッドが搭載されます。

トヨタとしては初となる2.4ℓターボハイブリッドシステムは、トヨタの高級ブランドであるレクサス新型NX300に搭載されているユニットと同じです。

さらに、トヨタ新型クラウン「RS」は後輪にeAxleが搭載する最新の四輪駆動システムとなるので、新型NX300よりも走行性能は圧倒的に上になるでしょう。

ちなみに、トヨタ新型クラウンのトランスミッションは6速ATが、それ以外はCVTが採用されます。

自動車税の減額なるか?トヨタ自動車の豊田社長が国に減税を求めると表明!

トヨタ新型クラウン群とは?

トヨタ新型クラウンシリーズ画像引用元:Motor1

トヨタ新型クラウンですが、第一弾はSUV風4ドアクーペのような見た目をしている「クロスオーバー」です。

販社で資料を見た人の中には、「SUVとステーションワゴンとクーペの特徴を全部採用したような見た目」と表現したり、「マツダアテンザワゴンみたい」と具体的なモデル名もありました。

「まさかクラウンがSUVみたいになるなんて!」と悲観しているセダン愛好家の方には朗報です。

トヨタの資料には現代の多様なニーズに応えるべく、クラウン群の第1弾として新たなボディタイプのクラウンを投入」と記載されているようです。

トヨタ新型クラウンは「クロスオーバー」だけではなく、「セダン」と「スポーツ」、そして、「エステート」の合計4モデルを2022年7月から1年半以内に発売する予定であることを明らかにしました。

まずは、昨今人気の高いSUV形状を採用した新型クラウン「クロスオーバー」を発表し、これまでクラウンでは取り込むことが出来なかった若いユーザー層もターゲットにする計画のようです。

ちなみに、トヨタの営業マンさんと思われる方のtwitterには、

ほんとお願いだから600万円とか阿保な値段はやめてほしい。若者買うわけないじゃん。

という切実な呟きがありました。

私も元自動車営業マンとして、まさに共感します。お気持ち痛いほど分かります。

それはそれとして、トヨタ新型クラウン「クロスオーバー」の価格は450万円~600万円前後に設定されているようですね。

トヨタ新型クラウン「クロスオーバー」は2022年7月15日発表!

トヨタ新型クラウン「クロスオーバー」は2022年7月15日に発表されます。

すでにトヨタの営業マンさん達は、購入見込のあるお客様から先行受注を獲得してるようです。

クラウン史上初となる「クロスオーバー」というクーペSUVスタイルのボディ形状が採用されたことで、どのくらいの相乗効果があるのかは不明です。

しかし、発表前から相当数の予約受注を獲得するものと思われます。

トヨタでは半導体部品供給不足による生産遅延の影響を多大に受けている状況です。

もちろん新型クラウン「クロスオーバー」の生産においても、フル稼働というわけにはいかないと思われます。

一刻も早く新型クラウンに乗りたいのであれば、一瞬でも早くトヨタ販売店に行って注文することをお勧めします。

尚、新型クラウン「クロスオーバー」の生産は2022年秋以降(おそらく10月以降)から開始される予定です。

生産が順調に進めば、2022年末に最初の新型クラウン「クロスオーバー」の納車が行われると思われます。

【2022年7月最新】トヨタ車の新車納期の目途はどのくらい?

新車の生産遅延による今後の日本の自動車市場は?

画像引用元:carscoops

メーカーによる新車減産と大幅な遅延により、今後の日本の自動車市場では中古車が中心となる可能性があります。

更なる半導体不足によって新車が生産されない状態が続くと、当然注目されるのはもうすでに走っている中古車ですよね。

実際に中古車の査定・買取額が大幅に上昇しているケースが見受けられるようです。

最早、新車を買える人は複数台の車を所有する資金力といつまでも待てる時間がある人に限られてくるでしょう。

今の状態が快方に向かうまでに少なくとも1~2年ほどかかるとみられます。

つまり、当面の間では日本の自動車市場は中古車の売買が活発になると予想されます。

今乗っている車を手放そうと思っている人には逆にチャンスと言えます。

通常時なら買取額が良くても5万円の車が、今なら10万円、もしくは、15万円の値が付くかもしれません。

もしあなたが今乗っている車を手放そうかどうか悩んでいるのであれば一度あなたの愛車の査定をすることをお勧めします。

査定結果を見て、納得すれば手放して現金化すればいいし、納得しなければ乗り続ければいいだけです。

今は買取相場が上がっているので、あなたが想像している以上の買取額が提示されるかもしれませんよ。

買取査定レビューしているのでぜひ参考にしてください。

買取査定レビュー⇒【査定レビュー】高額買取に必要なのは競合させること!私は一括査定で35万円アップに成功した!

[getpost id=”764″]

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

クルマ好きが高じて自動車業界に就職。国産ディーラーと高級輸入車ディーラーの営業マンとして15年以上従事し、合計1000台以上の新車・中古車の販売に携わりました。クルマが大好きな自動車営業マンが大好きな自動車に関するのお役立ち情報や最新モデルの情報を独自の観点から発信しています。

目次