アウディの次世代モビリティとなる新型電気自動車「A6Avant e-tron」コンセプトが、2022年3月7日に行われるアウディの年次会議で公開されました。
アウディ「A6Avant e-tron」は、2021年に公開された「A6e-tron」のステーションワゴンモデルです。
アウディ「A6e-tron」ですが、「A6」のフルモデルチェンジでなく、「A6」の電気自動車として追加されるモデルとなる見込みです。
つまり、アウディ「A6e-tron」が発売されれば、「A6」と「A6e-tron」という2つの異なる車種がラインアップします。
アウディの電気自動車への完全移行によって、「A6」はなくなり「A6e-tron」に一本化される計画のようです。
今回は、新たにラインアップされるアウディの新型電気自動車「A6e-tron」の日本発売時期と販売価格を予想します。
アウディ新型電気自動車「A6e-tron」日本発売はいつ?
画像引用元:carscoops
アウディ新型電気自動車「A6e-tron」の日本発売は、2024年6月頃と予想します。
アウディ「A6e-tron」のワールドプレミアは2022年12月~2023年3月の間で行われると思います。
なぜなら、アウディは新型電気自動車「A6e-tron」を2024年モデルとして製造する計画があるからです。
アウディは毎年7月にマイナーチェンジを行っており、7月以降に製造されるモデルは次年度のイヤーモデルとなります。
つまり、アウディ「A6e-tron」は、2023年7月から製造が開始され2024年モデルとして発売されると予想します。
2024年モデルとして「A6e-tron」を製造するためには、2023年前半までにワールドプレミアが行われるでしょう。
アウディ新型電気自動車「A6e-tron」は、2023年7月から製造が開始されれば、欧州で9月頃から納車が始まります。
そして、2023年12月以降にアメリカや中国などの電気自動車主要国への供給が開始されるでしょう。
日本への導入ですが、充電設備などの問題が山積しているので先進国では最も遅い2024年6月頃の発売と予想します。
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アウディ新型電気自動車「A6e-tron」販売価格はいくら?
画像引用元:carscoops
アウディ新型電気自動車「A6e-tron」の販売価格は、1000万円前後と予想します。
2022年3月現在、アウディの電気自動車「e-tronシリーズ」のモデルと価格は以下の通りです。
モデル&グレード | 販売価格 |
RS e-tron GT | 17,990,000円 |
e-tron GT | 13,990,000円 |
e-tron S line 55 quattro | 12,560,000円 |
e-tron 50 quattro | 9,350,000円 |
Q4 40e-tron | 5,990,000円 |
アウディの電気自動車としては「Q4 40e-tron」の599万円がエントリーモデル価格となっています。
次に「e-tron 50 quattro」と続くのですが、「e-tron」は近い将来「Q8 e-tron」として再編成されるモデルとなっています。
つまり、アウディ新型電気自動車「A6e-tron」は、「Q4」と「e-tron(後のQ8e-tron)」の間に位置する価格設定になる可能性が高いと思われます。
ちなみに、「e-tron 50 quattro」は廉価モデルなので、「A6e-tron」と比較するのは「e-tron S line 55 quattro」とします。
よって、アウディ新型電気自動車「A6e-tron」の販売価格は1000万円前後になると予想しました。
アウディ新型電気自動車「A6e-tron」のベースモデルが1000万円前後となるので、上位グレードの「Sline」や高性能モデルの「S」などが追加されればもっと高額になることは間違いありません。
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アウディ新型電気自動車「A6e-tron」最新情報
アウディ新型電気自動車「A6e-tron」の最新情報を紹介します。
アウディ新型電気自動車「A6e-tron」エクステリア
画像引用元:carscoops
アウディ新型電気自動車「A6e-tron」のエクステリアですが、いかにも電気自動車というデザインになっています。
アウディ最新電気自動車のデザイン言語満載の仕様といった印象です。
複雑なヘッドライトとテールライトグラフィックやクローズドグリルはさすがアウディと言わざるを得ませんね。
画像引用元:carscoops
アウディ新型電気自動車「A6e-tron」のフロントマスクです。
アウディのアイデンティティであるシングルフレームグリルはデザインとして残っており、グリル自体はクローズドグリルです。
サイドに展開されているエアインテイクもおそらくデザインとして採用されているものだと思います。
エアインテイクとして機能していなくても、デザインという面では評価するべきものになっています。
左右のエアインテイクデザインがあるだけで、パワフルな「A6e-tron」のイメージを印象付けてくれます。
アウディ「A6e-tron」の印象を大きく決めるヘッドライト形状ですが、やたら目立つデイライトグラフィックが印象的です。
アウディ「A6e-tron」のヘッドライトは上下2段式となっています。
上段のシャープなライトには、無数にちりばめられた高性能LEDライトによって複雑なグラフィックを構築することが可能です。
夜間に活躍するヘッドライトは下段にある最新のヘッドライトになります。
下段に設置された最新のデジタルマトリクスLEDヘッドライトは、もはやヘッドライトというより映像を投影するプロジェクターのようです。
画像引用元:carscoops
ヘッドライトによって映像が壁に投影されていることが確認できます。
市販モデルでこのようなことが可能かどうかはわかりませんが、少なくとも映像を作り出せるほどの精密な配光システムを搭載していることは十分確認できます。
これほど精密な配光システムがあれば、夜間のドライブではかなり快適な視界が確保されることでしょう。
さらにアウディ「A6e-tron」には驚きのギミックが搭載されます。
画像引用元:carscoops
ウィンカーに連動して地面にも方向指示を投影するシステムが搭載されています。
これは否が応でも目立ちますし、歩行者やバイクに対してとても有効なものになるでしょうね。
とても斬新なシステムだと思います。
さらに、アウディ「A6e-tron」にはサイドにもプロジェクターが採用されています。
画像のようにアプローチするドア直下の地面にメッセージや記号を投影することが可能です。
リモートキーによる施錠解錠時に投影されるものと思います。
ぜひアウディ「A6e-tron」の市販モデルにも採用してもらいたい機能ですね。
画像引用元:carscoops
アウディ新型電気自動車「A6e-tron」のリアビューです。
アウディのフォーリングスにもLEDが採用されているので、存在感は抜群です。
テールライトは横一文字形状となっていて、非常に複雑なグラフィックが採用されていることが分かります。
実は、アウディ「A6e-tron」のリアテールライトには、ハイエンドテレビに採用されているOLED(有機EL)が採用されています。
画像引用元:carscoops
OLEDは映像パネルとして採用しているだけあって、様々な形状やパターンを投影することが可能です。
とにかく、アウディ「A6e-tron」のテールライトは非常に複雑なグラフィックを構築できます。
施錠解錠によるアニメーションの展開や走行モードによってテールライトグラフィックを変化させるといったギミックが搭載されると思われます。
まさに唯一無二のリアビューになるでしょうね。
画像引用元:carscoops
アウディ「A6e-tron」は通常のセダンと違って、4ドアクーペのようなフォルムが特徴的です。
それにより、見ただけで空力抵抗が低そうな印象を受けます。
強調されたプレスラインやキャラクターラインはないものの、ボディ下部に採用されたブレード状のブラックパネルによって「A6e-tron」がシャープに見えるように演出されていますね。
コンセプトカーだからなのか、ドアを開けるために必要なアウターハンドルがどこにも見当たりません。
近づいたら自動的に開くのか、はたまた、フラッシュドアハンドルが設置されるのかはわかりませんが、ぜひこのままのデザインで販売してもらいたいものです。
アウディ新型電気自動車「A6e-tron」インテリア
画像引用元:carscoops
アウディ新型電気自動車「A6e-tron」のインテリアですが、コンセプトカーのインテリアは公開されていません。
唯一公開されているアウディ「A6e-tron」のインテリアデザイン画像を見てみると、かなりシンプルであることが分かります。
センターに大型スクリーンがあり、センターコンソールにはシフトセレクトが鎮座するどこにでもある普通の構成です。
画像引用元:アウディRSe-tronGT
おそらく、アウディ「e-tron GT」のインテリアに近いデザインになると思われます。
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アウディ新型電気自動車「A6e-tron」パワートレイン
画像引用元:carscoops
アウディ新型電気自動車「A6e-tron」のパワートレインですが、まだ詳細は一切発表されていません。
しかし、開発担当者のインタビューで新型電気自動車「A6e-tron」のプラットフォームは「プレミアムプラットフォームエレクトロニック(以下:PPE)」であることが明らかになっています。
PPEアーキテクチャには約100kWhのバッテリーパックの搭載が期待されており、充電100%で約700kmの走行が可能となります。
搭載される前後2基のモーターのトータル出力は、約480馬力と800Nm以上のトルクを発生すると予想されています。
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