アウディ次期新型Aテスト車両のインテリアをアメリカの自動車メディア「Motor1」が捉えました。
これまで厳重なカモフラージュが施されたテスト車両は目撃されていましたが、インテリアがスクープされたのは初めてです。
しかも、目撃されたアウディ次期新型A4のテスト車両ですが、クワッドエキゾーストシステム(四本出しマフラー)が確認できるので、A4の高性能モデルである「S4」の可能性もあります。
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アウディ次期新型A4のインテリア!
画像引用元:Motor1
スクープされたアウディ次期新型A4のインテリアです。
開発用の機材やダッシュボードにはカモフラージュが施されていますが、インテリアデザイン最新の車らしい意匠になっています。
まず、ドライバー目の前のメーターパネルは現在の12.3インチから一回り大型化されているように見えます。
さらに、メーターフードは採用されず、液晶パネルのみが鎮座しています。
そのことから高解像度の液晶パネルが使用されていることが想像できます。
ステアリングホイールは、トップ&ボトムフラットステアリングが採用されてることが確認できます。
アウディ次期新型A4のドライバー席のデザインは、まるで戦闘機のコックピットのような抱擁感が印象的です。
センターコンソールには、アウディの高性能電気自動車「e-tronGT」にも採用されているスライドスイッチ式のシフターが確認できます。
シフターの上にはエンジンのスタート/ストップボタンが、横には縦に並べられたドリンクホルダーが配置されています。
エンジンスタート/ストップボタンの横に配置されているのが何なのかよく確認できませんが、何かのボタン類にも見えます。
アウディ次期新型A4のセンターコンソールは非常にシンプルでスッキリした印象に仕上がっているようです。
ダッシュボード中央には走行状況を確認するパネルが装着されていますが、その後ろにオリジナルのディスプレイが顔をのぞかせています。
現行モデルと同様に、オンダッシュ式のタッチパネル液晶を採用する可能性が濃厚です。
インフォテイメントシステム回りは基本的にキープコンセプトのようですが、ドライバー席はとてもスポーティな印象に仕上がっているようです。
ドライバー席のインナーハンドル付近には何やらたくさんのボタンが確認出来ます。
通常であれば、この辺にドアミラーの角度調整用のコントローラーがあるはずなので、新型A4にはシームレスボタンを採用したドアミラーリモコンが採用される可能性があります。
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アウディ次期新型S4も同時開発中!
画像引用元:Motor1
アウディ次期新型S4も並行して開発が進められているようです。
今回目撃されたテスト車両には、クワッドエキゾーストシステムが採用されていることが確認出来ます。
アウディでは、高性能モデル「S」にクワッドエキゾーストシステムを採用し、ハイパフォーマンスモデル「RS」にオーバーるマフラーを採用する拘りがあります。
つまり、クワッドエキゾーストシステムを採用しているテスト車両は、アウディ次期新型S4である可能性が非常に高いと言えます。
現行のS4には350馬力を発生する3.0ℓV6ターボガソリンエンジンが採用されていますが、次期新型S4にはハイブリッドシステムを採用した新開発エンジンが搭載される可能性もあります。
メルセデスAMGは「43」モデルに2.0ℓ電動ターボエンジンを搭載するなど、エンジンのダウンサイジング化と同時に電動化も進められています。
アウディが次期新型S4にどんな最新エンジンを搭載するのか期待が膨らみます。