アウディの3列シートSUV「Q7」が2回目のマイナーチェンを迎えて発表されます。
モデルサイクルを考慮するとフルモデルチェンジすると思われていましたが、次期新型への進化の前に最後のお色直しが行わることになります。
改良新型「Q7」の発表は2024年9月頃と予想していたのですが、どうやら年明け早々に発表される予定のようです。
愛車(Audi Q3 Sportback 35TFSI Sline)の1年点検の際に、お世話になっているディーラーの担当者から情報を得ることが出来ました。
ただし、暫定的な予定なので変更されることもあるようなので、少しでもアウディ「Q7」の検討をされている方の参考になれば幸いです。
画像引用元&ソース①:アウディジャパン
画像引用元②:Motorauthority
アウディ改良新型「Q7」は2024年4月発表予定
アウディ改良新型「Q7」は2024年4月に発表される予定です。
ディーラー担当者によると改良新型「Q7」の生産開始時期は2024年4月を予定しているとのことなので、実際の発表は前後する可能性があるのでご了承ください。
兄弟車である「Q8」のマイナーチェンジは一足先に発表されているので、それに追従することになります。
マイナーチェンジとはいえ、日本での発表発売には多少のラグが発生します。
日本では2024年6月頃の解禁になる可能性があります。
ちなみに、ディーラーには何一つ改良新型「Q7」に関する資料は届いていないということなので、詳細は発表直前まで待つ必要があるようです。
アウディは2026年以降に発表する新型車を全て電気自動車(BEV)にすることを公表しているため、2024年以降から立て続けに新型モデルを発表していくと思われます。
そんなアウディのモデルチェンジラッシュの2一発目となるモデルは改良新型「Q7」になりそうです。
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アウディ改良新型「Q7」の変更点
アウディ改良新型「Q7」の変更点を比較して確認してみましょう。
最初にヘッドライトですが、形状とデイライトグラフィックのデザイン、そして配置が変更されていることが確認できます。
ヘッドライトのエッジの部分にはカモフラージュで隠されていますが、改良新型ではエッジの利いたボクシーなヘッドライト形状が採用されています。
ヘッドライトグラフィックはヘッドライト下部から上部へと配置換えされ、複数LEDセグメントによる複雑なパターンから一変してシンプルなラインデザインに変更されています。
もしかすると、レーザービームヘッドライト装着車では異なるグラフィックデザインが用意されている可能性があります。
シングルフレームグリルにも変更が加えらえています。
形状は旧型よりも新型の方が若干ですが小型化されており、グリルには格子ではなく大き目のメッシュデザインへと変更されていることが確認できます。
グリルのデザインは好みの分かれるところですが、個人的には旧型の縦格子の方が堅牢さと高級感があって好きです。
フロントバンパーのデザインは大きく変更が加えられているように見えます。
サイドエアインテイクデザインは横方向から縦方向へと展開され、大量の空気を送り込むことがものへと進化しています。
アウディ改良新型「Q7」のリアデザインですが、比較してもあまり変更点が確認できません。
テールライトユニットがカモフラージュされているので、多少の形状やグラフィックの変更は行われると思われます。
リアバンパー下部のディフューザーデザインは大きく変更されていることが確認できます。
旧型のマフラーエンドはフェイクだったのに対して、新型はマフラーエンドがありそうに見えますね。
本物のマフラーエンドに似せたフェイクという線も捨てきれないので、マフラーエンドに関しては現物を確認する必要があるようです。
アウディ改良新型「Q7」の予想パワートレイン
アウディ改良新型「Q7」の搭載されるパワートレインを予想します。
今回は改良なのでエンジンスペックとラインアップの大きな変更はないと思います。
改良新型「Q7」パワートレイン | ||
ラインアップ | 55 TFSI | 50 TDI |
エンジン | 3.0ℓV6ターボ ガソリン |
3.0ℓV6ターボ ディーゼル |
馬力 | 340PS | 272PS |
トルク | 500Nm | 600Nm |
個人的は「50 TDI」に搭載されるディーゼルエンジンが発生する600Nmという大トルクが気になっています。
旧型「Q7」のメーカーオプションを見比べると、後輪操舵システム(後輪が動くシステム)である「オールホイールステアリング」はガソリンモデルのみにしか装着できないようになっています。
全長5mと全幅2mの大型SUVなので「オールホイールステアリング」は欲しいところですが、欲しい場合はガソリンモデル一択となります。
改良新型「Q7」ではディーゼルモデルにも「オールホイールステアリング」が装着できるようになれば選択の幅が広がりますね。
この点も改良新型「Q7」が発表されてから確認するべき点かも知れません。
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アウディ改良新型「Q7」の日本価格
アウディ改良新型「Q7」の日本価格ですが、残念ながら多少の値上がりは覚悟しておいた方が良いと思います。
2023年12月に少し円安が和らいだとはいえ、原材料の高騰による生産コスト増に加えて、原油の高騰による輸送費の値上がりなど、値上がりする要素がてんこ盛りです。
メーカーとしても改良新型「Q7」の発表をこれ幸いにと、車両価格上げる可能性が高いでしょう。
「Q7」新旧モデル価格の比較 | ||
グレード | 旧型 (2023年) |
新型 (予想) |
50 TDI | 1024万円 | 1070万円 |
50 TDI Sline | 1098万円 | 1140万円 |
55 TFSI Sline | 1118万円 | 1200万円 |
改良新型「Q7」への移行に伴い、車両本体価格が50万円前後値上がりすると予想しています。
何かしらこれまでになかった新しい機能が追加による値上がりもあるかもしれませんが、ほとんどは物価高騰の影響が大きいと思います。
世界中の自動車メーカーも値上げに踏み切っているので、値上げについては諦めるほかないでしょう。
とはいえ、車両価格1000万円以上する高級車ですから、きっとユーザーを満足させるだけのものは持っていると期待しましょう。
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