スバルの電気自動車「ソルテラ」の日本での発表発売が近づいています。
スバル「ソルテラ」はSUVタイプのBEV(バッテリー電気自動車)で、トヨタの電気自動車「bZ4X」と兄弟車になります。
日本最大の自動車メーカーであるトヨタが電気自動車への参入に大きく舵を切ったことを皮切りに、国産メーカーによる電気自動車発表ラッシュが始まりそうですね。
今回はスバルのBEV「ソルテラ」の日本発売日と販売価格を予想します。
おすすめの電気自動車特集!
スバルの電気自動車「ソルテラ」の日本発売日はいつ?
画像引用元:スバル
スバルのBEV「ソルテラ」の日本発売日は、2022年6月頃と予想します。
アメリカではスバル「ソルテラ」の予約が2022年2月より開始されており、250ドルの申込金でオーダーを受け付けています。
つまり、すでに生産の目途は立っているということです。
さらに、2022年4月か5月頃に「ソルテラ」の販売価格を発表するという情報があるので発売は秒読み段階と言えるでしょう。
おそらく日本でも「ソルテラ」の価格発表は同じタイミングで行われると思われます。
「ソルテラ」の日本販売価格の発表が5月頃に行われたと仮定すると、発売(登録・納車開始)は2022年6月頃となるでしょう。
兄弟車であるトヨタ「bZ4X」も同じタイミングで発表になる可能性もあるので今後の動向が気になりところです。
スバルの電気自動車「ソルテラ」の日本販売価格はいくら?
画像引用元:スバル
スバルのBEV「ソルテラ」の日本販売価格は、500万円前後と予想します。
スバルの全く新しいBEVなので前例がないため確固たる根拠はないので、ライバルとなる日産「アリア」の販売価格を参考にしました。
日産のBEV「アリア」の販売価格は539万円に設定されています。
車両のサイズや航続距離などを考慮するとスバル「ソルテラ」のスペックが劣っているとは思えません。
ということは、日産「アリア」とスバル「ソルテラ」は同じ土俵に上がる車という事です。
よって、スバル「ソルテラ」の日本販売価格を500万円前後と予想しました。
ちなみに、経済産業省の電気自動車補助金を参照すると、給電機能が有るBEVには最大80万円、給電機能が無いBEVには最大60万円の補助金が支払われます。
経済産業省の電気自動車補助金の金額算定には「車両重量」「電費」「バッテリー」など様々な要素から補助金額を決定しています。
そのため、電気自動車だからと言って満額貰えるというわけではありません。
もしスバル「ソルテラ」の補助金が満額の80万円だとしたら実質的な車両価格は430万円前後。
60万円だったら実質的な車両価格は440万円前後となります。
500万円の車が450万円以下で手に入るならお得な気がしますね。
車を登録する自治体によって更なる補助金が見込めるかもしれないので、必ずディーラーで確認してください。
スバルの電気自動車「ソルテラ」の最新情報
スバルのBEV「ソルテラ」の最新情報を紹介します。
スバル「ソルテラ」のエクステリア
画像引用元:スバル
スバル「ソルテラ」のエクステリアです。
電気自動車のデザインの特徴の一つにクローズドグリル(開いていないグリル)がありますが、見事にクローズドグリルになっています。
グリルではないものをグリルと呼ぶのは憚られますが、それ以外に表現のしようがないのでグリルと呼びますが、アウディのシングルフレームグリルに似ている気がします。
グリルを突き詰めるとみんな同じデザインになっていくのでしょうね。
グリルの下にはロアグリルがあり、おそらくここから冷却システム用の空気を取り込み口となります。
サイドエアインテイクは空力を改善するためダミーではなく、本当に機能するデザインになっているようです。
しかしながら、フロントフェンダーの色が違うの何とかなりませんかね?
なんだかパンダみたいになっているので、カッコいいと表現していいのか悩みます。
スバル「ソルテラ」のリアデザインでは縦方向に展開されたテールライト形状が目を引きます。
スバル「ソルテラ」のデザインは、完全にトヨタのデザイン言語が優先されていますね。
良くも悪くもスバルっぽくないデザインです。
二つに分割されているリアスポイラーが耳みたいになっていて、なんだか可愛い見た目です。
画像引用元:スバル
スバル「ソルテラ」のサイドビューです。
ポリゴン風のプレスラインが強調されていて、都会的な印象を受けます。
リアフェンダーにデザインされたラインがオーバーフェンダーのようなデザインになっていて迫力がありますね。
比較的直線的なデザインが多用されているので、新品のスーツのような洗練された大人の雰囲気を感じます。
やはりフロントフェンダーの色が違うのが気になります。
オプションでボディカラー同色があることを期待しましょう。
スバル「ソルテラ」のインテリア
画像引用元:スバル
スバル「ソルテラ」のインテリアです。
センターコンソール中央に配置された12.3インチの巨大ディスプレイを中心として全体的に直線的なデザインで構成されています。
センターコンソール下は小物入れになっているので、収納スペースもしっかりと確保してあります。
メーターパネルもデジタル化され、無機質に置かれたメーターが戦闘機のヘッドアップディスプレイみたいでちょっとカッコいいです。
ステアリングホイールにも何やらたくさんボタンが配置されています。
物理ボタンがたくさんあるのが好きな人には溜まらないステアリングホイールになっていますね。
画像引用元:スバル
シフトレバーは12.3インチディスプレイのすぐ下に配置されていますが、ちょっと遠いような気がするので、使い勝手が気になります。
スバル「ソルテラ」のインテリアのは、正直、スバルっぽくないですね。
かなりトヨタのデザインが強い印象です。
まぁ、トヨタが親会社なので仕方がないんですけどね。
もうちょっとスバルっぽさが欲しかったというのが本音です。
スバル「ソルテラ」のパワートレイン
画像引用元:スバル
スバル「ソルテラ」のパワートレインです。
スバル「ソルテラ」にはモーター1基の「前輪駆動」モデルと、モーター2基の「四輪駆動」モデルがラインアップされます。
「前輪駆動」に搭載されるモーターの最大出力は150kW、馬力にすると約200馬力相当を発生させ、満充電で530kmの走行を予定しています。
「四輪駆動」に搭載されるモーターはそれぞれ80kWを発生し、前後2基のトータール最大出力は160kWです。
馬力にすると約217馬力を発生させ、満充電で460km走る見込みです。
ちなみに、スバルからの公式発表はありませんが、兄弟車であるトヨタ「bZ4X」の公表値によると、0-100km/h加速タイムは「前輪駆動」で8.4秒、「四輪駆動」で7.7秒となっています。
スバル「ソルテラ」とトヨタ「bZ4X」は同じプラットフォームなので加速性能は概ね同じと考えて良いでしょう。
しかしながら、スバル「ソルテラ」とトヨタ「bZ4X」は兄弟車ですが、乗り心地や味付けはまったく異なると思います。
現に、スバル「BRZ」とトヨタ「86」は同じプラットフォームを共有する兄弟車でありながら、その性質が全く違うことで有名です。
つまり、スバル「ソルテラ」とトヨタ「bZ4X」も全く違う味付けになっていると思います。
余程の事情が無い限り、スバル「ソルテラ」とトヨタ「bZ4X」の両方を乗り比べして、あなたの好みに合った方を選ぶことをお勧めします。
スバル「ソルテラ」の最新動画
あわせて読みたいおすすめ記事!