韓国の自動車メーカー「ヒョンデ」の電気自動車「アイオニック5」が日本に導入されます。
ヒョンデ初の電気自動車「アイオニック5」は2022年2月より日本でも予約販売が開始されています。
日本の自動車評論家さんたちも次々と試乗レビューを発表していますが、とても評価が良いですね。
中には、ライバルとなるトヨタの電気自動車「bZ4X」を心配する声も上がっているほどです。
そんなヒョンデ「アイオニック5」に高性能モデル「N」が早くもラインアップに加わりそうです。
前後にモーターが取り付けられた2モーター式の四輪駆動システムが発生するパワーは580馬力以上と推測されています!
今回は、ヒョンデの電気自動車に用意される高性能モデル「アイオニック5N」の日本発売の可能性と最新情報について紹介します。
トヨタ「bZ4X」⇒トヨタの電気自動車「bZ4X」日本発売はいつ?販売価格はいくら?
[getpost id=”7233″]
ヒョンデ高性能電動モデル「アイオニック5N」の日本発売は?
ヒョンデの高性能電気自動車「アイオニック5N」の日本発売ですが、可能性は十分あると思います。
その理由は、日本企業の電気自動車よりも優れていることをもっと知らしめるためです。
ヒョンデの日本市場への参入は今回で2度目ですが、前回と大きく違うのは「選択と集中」がなされているところです。
前回の日本参入では、ヒョンデは全グレードを日本市場に投入して失敗しました。
しかし今回は、電気自動車と水素自動車のみを日本市場に投入すると発表しています。
まだ数の少ない新しいモビリティのみを日本に投入することで、シェアを獲得する計画です。
ちなみに、ヒョンデは日本への参入に失敗しましたが、欧州やアメリカでは大成功を収めています。
実は、性能や故障の少なさ、そして保証などの充実により、日本車と同等の人気と地位を築いています。
そんなヒョンデが日本再参入で成功するために選んだ車が、次世代モビリティとなる電気自動車と水素自動車というわけです。
冒頭でも触れましたが、ヒョンデ「アイオニック5」の評価は非常に高いものとなっています。
むしろ、日本企業の電気自動車の出来を心配をする声すらあるくらいです。
日本の電気自動車市場において先手を取りたいと思っているヒョンデなら、「アイオニック5」の高性能モデルとなる「アイオニック5N」を日本にも導入すると思います。
ヒョンデ「アイオニック5」⇒ヒョンデ新型BEV「IONIQ5(アイオニック5)」発売!トヨタ「bZ4X」と比較!
[getpost id=”7643″]
ヒョンデ高性能電動モデル「アイオニック5N」の最新情報
ヒョンデの高性能電気自動車モデル「アイオニック5N」の最新情報を紹介します。
ヒョンデ「アイオニック5N」エクステリア
画像引用元:carscoops
ヒョンデ「アイオニック5N」のテスト車両です。
市松模様のカモフラージュに覆われていますが、「アイオニック5N」のユニークなデザインは隠せませんね。
アイオニック5のアイコンである「パラメトリックピクセルLEDヘッドライト」と「フラッシュマウントドアハンドル」を「アイオニック5N」にも採用されています。
正直、フロントマスクだけでは、「アイオニック5」と「アイオニック5N」の違いは分かりません。
画像引用元:carscoops
ヒョンデ「アイオニック5N」のサイドビューです。
サイドのシルエットやデザインは標準モデルと変わりませんが、ブレーキディスクのサイズは大幅に変更されています。
標準モデルに採用されている12.8インチ(325mm)のフロントディスクと比べても、明らかに大型化されたディスクブレーキが採用されています。
大型のディスクブレーキ(強い制動力)にしなければならない程、「アイオニック5N」の加速力は秀でていると予想されます。
画像引用元:carscoops
ヒョンデ「アイオニック5N」のリアビューです。
カモフラージュのせいもありますが、リアビューだけでは標準モデルとの違いが分かりません。
もしかすると、標準モデルの「アイオニック5」と高性能モデルの「アイオニック5N」の見た目の違いはほとんどないのかもしれませんね。
ヒョンデ「アイオニック5N」パワートレイン
起亜EV6GTの画像引用元:TURBOSQUID
ヒョンデの高性能モデル「アイオニック5N」に搭載されるパワートレインですが、最高出力585馬力と740Nmの最大トルクを発生すると予想されています。
その根拠は、ヒョンデ「アイオニック5N」のプラットフォームとパワートレインは、同じ韓国の自動車メーカーである「起亜(キア)」のEV6GTと共有するからです。
起亜から発表されている「EV6GT」の公式スペックによると、最高出力585馬力と最大トルク740Nmのパワートレインにより、時速100kmまで3.5秒で完了するとあります。
ヒョンデが、高性能モデル投入により日本の電気自動車市場の主導権を画策するのであれば、この高性能パワートレインを使わない手はないでしょう。
ちなみに、メルセデスベンツやアウディ、そしてポルシェはすでに600馬力相当の高性能モデルを販売しています。
しかしながら、どれも高価な価格帯で販売されているため、誰でも購入できるというわけではありません。
高性能モデル=高級車メーカーだけではつまらないですよね。
ヒョンデ「アイオニック5N」が比較的安価で発表されれば、日本企業のそれに追従すると思います。
そうなれば、高性能電気自動車の価格競争が起こることで、手に届く価格帯の高性能電気自動車が販売されるかもしれません。
安価な高性能電気自動車が販売されることを祈っています。
アウディRSe-tronGT⇒【試乗レビュー】アウディRSe-tronGTインプレ&評価!5つの気になる点とは?
[getpost id=”7046″]