どうも、Mです。
2019年3月12日、アウディのEセグメントモデルである「A6」の新型が日本で発表されました。
3.0リッターV6ターボエンジンに48Vの電気モーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを搭載したパワートレインの最高出力は340PSにも到達し、アウディのハイエンドモデルにふさわしいスペックとなっています。
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そんな新型アウディ「A6」に早くも「RS」を関するアウディ最速モデルである「RS6」が登場するかもしれません。
アウディの最速モデルである「RS」はアウディ直下のレース部門「Audi Sport GmbH」によって手掛けられる本格的なハイパフォーマンスモデルです。
もっとも身近なライバルとして「メルセデスAMG」と「BMW M Sport」が挙げられます。
ちなみに先代モデルの「RS6」に搭載されたパワートレインは、最高出力605PSと最大トルク750Nmというもはや馬鹿げたパワーを誇る4.0リッターV8ツインターボエンジンでした。
時速100kmに到達する為に必要な時間はなんと4秒以内という、とても「ステーションワゴン」とは思えないハイスペックモデルです。
そんな自他共に認める世界最速のステーションワゴンである「RS6」もフルモデルチェンジを迎えるわけです。
とはいえ、現在目下開発中と言うこともあり、日本発売にはもう少し時間がかかりそうですが、少しでも新型「RS6」のことが知りたいというあなたの為にご紹介します。
更新情報
アウディ「RS6」の最新情報を更新しました。(2019年8月13日)
新型「RS6」の日本発売時期は?
ハイパフォーマンスモデルの登場を心待ちにしているハードコアなファンは多いと思います。
とにかく気になるのは、いつ日本で「RS6」が買えるのか?ですよね。
2019年3月末に「RS6」と思しきテスト車両が走行テストを行っている姿が目撃されています。
これまでのケースから想定すると「テスト車両が目撃される」=「開発は最終段階」と判断できます。
その証拠にテスト車両が目撃されてから約半年~1年後に発表されることが比較的多いように感じます。
つまり、「RS6」のワールドプレミアは、早くて半年後の2019年9月ということになりますね。
そして、発表から2、3ヶ月後に欧州で販売が開始されることがほとんどなので、2019年の年末に欧州で発売が開始されると仮定すると、日本発売時期は早くても2020年6月頃と推測されます。
しかしながら、正直アウディの新型車種の日本導入にはかなりの時間を要しているので、あくまで「最速で」という前提となります。
しかも今回スクープされた「RS6」のテスト車両を見ると、発売時期が大幅に遅れる可能性があるように思える要因が見受けられます。
【2019年8月13日追記】「RS6」最新情報
アウディの新型「RS6」が2019年9月に開催されるフランクフルトモーターショーでワールドプレミアされる可能性が高まりました。
予想されるパワートレインは、4.0ℓV8ツインターボエンジンに48Vマイルドハイブリッドシステム。
最高出力は600~650PSと予想されています。
630PS以上のパフォーマンスを手に入れるのであれば、新型「RS6」はアウディ史上最強モデルとなります。
アウディにより公開されたティザーには最新のデザイン言語が採用されたテールライトグラフィックと「Audi Sport」のロゴが確認できます。
新型「RS6」エクステリア
フロントビュー
「RS」のデザインアイコンである「ハニカムメッシュのシングルフレームグリル」が確認できます。
サイドに設けられているエアインテイクにはカモフラージュが施されていて全貌は見えませんが、おそらく大型のものになると予想されます。
そして最大の驚きは「ヘッドライト形状」です。
あれ?形違わない?
アウディ好きのあなたなら気付いたかもしれませんが、そうです、明らかにヘッドライト形状が違うんです。
「A6」はフルモデルチェンジしたばかりなので、もうマイナーチェンジするとは考えにくいです。
とは言え、カモフラージュの為にわざわざ形状の違うヘッドライトとバンパーを作って装着しているとも考えにくいんですよね。
このことから2つの仮説が浮上します。
まず仮説①は「RS6専用のヘッドライトが与えらる」ということです。
これまで「A6」「S6」「RS6」というラインアップにおいて、ヘッドライト内部のリフレクターの色が違うことはあってもグラフィックや形状が違うと言うことはありませんでした。
しかし今回目撃されたテスト車両のヘッドライトは明らかに現行モデルのものと違います。
「RS6」は特別なモデルなので一目で「RS」と分かるようにヘッドライト形状を変更したとも考えられます。
この場合、「RS6」の開発は最終段階と考えることが出来るので、発表は近いと思われます。
仮説②は「RS6はA6のマイナーチェンジ後に発表される」というものです。
アウディのCセグメントモデル「A4」のマイナーチェンジにおいても、段差のある「鍵型のヘッドライト」から段差のない「台形型のヘッドライト」へ変更される予定です。
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確かにアウディ「A6」がマイナーチェンジを行えば、おそらくこのようなヘッドライト形状になるとは想像できます。
もしそうだとしたら、「RS6」が発売されるのは「A6」のフェイスリフト、つまりビッグマイナーチェンジ後ということになります。
しかし、ビッグマイナーチェンジは早くても3年後くらいなので、2018年に欧州で発売された「A6」のビッグマイナーチェンジは2021年頃ということになります。
つまり、「RS6」はビッグマイナーチェンジ後の2021年以降にしか発売されないという仮説になります。
このテスト車両のヘッドライトは「RS6」専用ヘッドライトなのか、はたまた、ビッグマイナーチェンジ後なのか、謎は深まるばかりですが、テスト車両の走行テストを行っているところを考えると「RS6」の発表はそう遠い未来ではないような気がします。
ということは、「RS6」には「RS6専用のヘッドライト」が与えられるのかもしれませんね。
サイドビュー
サイドビューです。
アウディはこの「ステーションワゴン」と言われるボディ形状を作るのが本当に上手ですよね。
多くの自動車メーカーから「ステーションワゴン」が発売されていますが、これほどクーペのような美しいフォルムを有している車種はなかなかお目にかかれません。
「窓の大きさ」「ライン」「ルーフ形状」「テールゲートの角度」「車高」「空気抵抗」など、様々な部位の繊細な設計の末辿り着いた究極のフォルムだと思います。
だからこそ、アウディ最速を冠する「RS」のボディ形状に「ステーションワゴン」である「Avant(アバント)」が採用されているのでしょう。
この流線形のボディに明らかに20インチ以上あるホイールを履かせ、最大のパフォーマンスを発揮できるように落とした車高が只者ではない雰囲気を醸し出していますね。
リアビュー
リアビューですが、「RS」のデザインアイコンである「オーバルマフラー」が確認できます。
リアバンパーには、これまで採用されていたいかにも早い車ですよと言わんばかりの「リアディフューザー」のような形状が確認できませんが、「オーバルマフラー」の周りは大きく抉れたようなデザインが採用されているようなので、ここがまるでレーシングカーのような雰囲気と迫力を演出しているのかもしれません。
例の如く、フロントとリアフェンダーにはブリスターフェンダーが採用されていようですので、真後ろから見たらかなりの迫力があります。
ちなみに、リアテールレンズはヘッドライトのように形状変更は確認できません。
もしマイナーチェンジなのであれば、リアテールレンズ形状やグラフィックは変更されるはずですが、それが確認できないので、いよいよ「RS6専用ヘッドライト説」が濃厚になってきましたね。
まとめ
新型アウディ「RS6」について調べてみました。
新型「RS6」に搭載されるエンジンは、ポルシェ「パナメーラ」にも採用されている「ハイブリッドシステム」ではないかという噂があります。
そのパワートレインは最高出力650PSというとんでもないスペックを秘めている可能性があるので、「RS6」歴代最強最速のモデルになるのではないでしょうか。
650PSのステーションワゴン・・・・・・皆目見当もつきませんね。(汗)
とはいえ、様々なメーカーが次世代の電気自動車を発表し始め、中には1941馬力という常軌を逸した出力を誇るハイパースポーツカーまで出る始末。
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そんなパワーインフラが起きているので650PSというスペックは「RS」としては最低限必要なものなのかもしれませんね。
とにかく、車好きとしては、アウディの最速モデルである「RS」を冠する「RS6」の登場は喜ばしい、というか興味深いものであることは確かです。
アウディ「RS6」の発表、ならびに日本発売が楽しみです。
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