前輪駆動を採用するBMWの新型1シリーズの日本発売時期を予想してみた件!

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どうも、Mです。

ドイツの自動車メーカーBMWが手掛けるCセグメントである「1シリーズ」の走行テストが公開されました。

Cセグメントは各社鎬を削る激戦区で、メルセデスベンツ「Aクラス」、アウディ「A3」、VW「ゴルフ」、プジョー「308」、ボルボ「V40」など日本でも人気の車種が顔を並べています。

BMW「1シリーズ」の最大の特徴は、フロントにエンジンを配置し後輪を駆動させる「FR」レイアウトを採用する事による、軽快なハンドリングです。

この「後輪駆動」ならではのハンドリングを高評価を得る一方で、「前輪駆動」を採用する他の車と比べて、「FR」の特性上「室内が狭い」という評価があったのも事実です。

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確かに、コンパクトカーでありながら広い室内を確保する事が当たり前となっているCセグメント市場において、室内が狭いというのは大きな痛手となります。

そこでBMWは新型「1シリーズ」に「FF」レイアウトを採用するとこを決定しました。

「FR」愛好家にとっては悲報でしょうが、熾烈な戦いが行われているCセグメントにおいて生き残りを掛けた決断だったと思います。

とはいえ、「FF」のプラットフォームはグループ会社ですでに「FF」レイアウトを採用する「ミニ」と共有することになるので完成度には期待できます。

さらにBMWのEV「i3S」に搭載されている従来比の10倍という反応速度を持つという最新の駆動抑制システム「ARB」が採用されているとのこと。

トラクションコントロールと連動させることにより「前輪駆動」特有のアンダーステアを抑制した俊敏なハンドリングが実現したと報道されています。

要するに、『「ミニ」の「FF」レイアウトをBMWらしい走りに仕上げるのに5年という期間を費やし、トライ&エラーを繰り返しブラッシュアップされたドライビングフィーリングは、現行のFRモデルと比べても遜色ないレベルに達したから安心してね!』ということですね。

そんな期待膨らむ「1シリーズ」初の「FF」モデルとなる新型BMW「1シリーズ」の日本発売予定を予想してみましょう。

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目次

新型BMW「1シリーズ」の日本発売時期は?

まずは日本発売時期を予想してみましょう。

2019年4月現在、新型BMW「1シリーズ」のワールドプレミアが行われる可能性が高い時期は2019年後半とされています。

2019年後半のモーターショーと言えば、ドイツ自動車工業会が主催する2年に1度の自動車の祭典「フランクフルトモーターショー」を置いて他にはないでしょう。

地元ドイツということもありドイツの新型車が数多く出展されることは間違いありません。

おそらくその中の1台として新型BMW「1シリーズ」を発表するのではないかと予想します。

となれば、新型BMW「1シリーズ」のワールドプレミアは2019年9月ということになり、おそらく欧州で発売が開始されるのが2019年12月頃になるでしょう。

BMWは新型車両の日本導入には積極的なメーカーで、2019年にデビューする新型BMW「3シリーズ」も本国発売から6ヶ月で導入した経緯があります。

よって、新型BMW「1シリーズ」においても6ヶ月で導入すると仮定すると、新型BMW「1シリーズ」の日本発売時期は2020年6月頃と思われます。

CセグメントはBMWのエントリーモデルでもある為、比較的早い導入を目指していると思われるので、場合によっては1~2ヶ月発売が早まる可能もありますね。

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新型BMW「1シリーズ」テスト車輌

エクステリア

新型BMW「1シリーズ」のフロントビューです。

エクステリアといってもほとんどカモフラージュに覆われてはいますが、まずヘッドライトを見てみましょう。

ヘッドライト形状は先代モデルのほぼ水平だったヘッドライトの角度と比べるとやや「吊り目」になっていてアグレッシブな印象を受けます。

ヘッドライトグラフィックはBMWの伝統である「2灯式」に「U字型」のデイライトが採用され、ひと目で「BMW」と認識できるデザインとなっています。

BMWのデザインアイコンの一つである「キドニーグリル」は、最新のデザイン言語の採用により、新型BMW「3シリーズ」のようにシングルフレーム化され、ヘッドライトと繋げられるものと予想されます。

サイドパネルに目を移すと、プレスラインがフロントタイヤ上部からではなく、後方からテールレンズの方へ伸びており、キャラクターラインが低い位置に移動しているのが確認できます。

相変わらずシンプルなサイドパネルですが、それがまたBMWっぽくていいですよね。

新型BMW「1シリーズ」のリアビューです。

カモフラージュによって完全には見えませんが、クォーターガラスはリアドアのラインに合わせて上に跳ね上げるように返された、BMWのデザインアイコンのひとつである「ホフマイスターキンク」が採用されているようです。

また、フロントタイヤアーチよりもリアタイヤアーチを小さくするデザインも採用されていると思われます。

テールライトグラフィックは最新のBMWデザイン言語に則り「L字型」のラインが採用され、ヘッドライト同様にアグレシッブな印象を受けます。

リアバンパーでは、リアタイヤの後ろに位置するところに縦スリットを入れることでスポーツカーのような躍動感と存在感を演出しています。

インテリア

新型BMW「1シリーズ」のインテリアのスパイショットです。

メーターナセルには液晶パネル、センタークラスターには横長のインフォテイメントシステムが確認できます。

「FF」レイアウトを採用したことにより、運転席と助手席の間にあるセンターコンソールの位置が低くなっているように見えます。

それに伴ってセンタークラスター下のスペースも広く使いやすくなった印象です。

センターコンソールにはシフトレバーとコントローラーなどの操作ボタンが配置されており、光沢のあるブラックパネルも確認できます。

先代のインテリアはマットな感じだったのに対して、新型では一クラス上の「3シリーズ」のインテリアと比べても遜色ないクォリティの高さではないでしょうか。

ちなみに、インテリアのアンビエントライトにもこだわっているようです。

まだ詳細は不明ですが、おそらくマルチカラーが採用されお好みの色を選択できるものと思われます。

全車標準装備ではなく、グレード別、もしくはオプションの設定となる可能性が高いです。

このインテリアライトは最近のトレンドでもあるので間違いなく日本仕様にも採用されるでしょう。

まとめ

新型BMW「1シリーズ」の情報をご紹介しました。

Cセグメントとしては珍しい「FR」レイアウトを採用することで得られる俊敏なハンドリングには定評があったのですが、時代のニーズは「走り」ではなく「利便性」へと移行しているというのが現実です。

「FR」ファンとしてはそのまま拘りを突き通してもらいたいところですが、背に腹は代えられません。

しかし、「走る喜び」を掲げるBMWが普通の「FF」を作るわけがありません。

BMWの最新の技術を投入し、「FR」並みのドライビングフィーリングが与えられた「FF」レイアウト車が新型BMW「1シリーズ」です。

ライバルに見劣りすると言われた室内スペースは、後席スペースはレッグルームで+33mm、ヘッドルームで+19mm拡大され、さらにラゲッジスペースも+20ℓの380ℓとなった事により、「利便性」に「走り」を加えたプレゼンテーションが可能となりました。

ちなみに、パワーユニットはすべて新開発の4気筒エンジンが採用され、最上級の「M135i Xドライブ」に至っては、306馬力を発生する2リッターターボが搭載される予定です。

「BMW史上最強の2リッターユニット」となるエンジンには、強化クランクシャフトをはじめ、新設計のピストンに加え、「ARB」「スタビリティコントロール」といった最新のコントロールシステムなどが採用されます。

「走り」だけではなく、「スペース」も手に入れた新型BMW「1シリーズ」の発表に期待しましょう。

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この記事を書いた人

クルマ好きが高じて自動車業界に就職。国産ディーラーと高級輸入車ディーラーの営業マンとして15年以上従事し、合計1000台以上の新車・中古車の販売に携わりました。クルマが大好きな自動車営業マンが大好きな自動車に関するのお役立ち情報や最新モデルの情報を独自の観点から発信しています。

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