イタリアの高級スーパーカーメーカーであるランボルギーニが手掛けるSUV「ウルス」の生産台数が2万台に達したと発表しました。
ランボルギーニ「ウルス」の2万台という数字は、ランボルギーニの歴史上最も早く、最も売れた車であることを物語っています。
ランボルギーニ「ウルス」の日本での販売価格は3068万円~と超が付く高級車です。
今回、ランボルギーニの人気SUVウルスが最短で2万台を達成した理由を考えました。
マンソリー仕様のランボルギーニ「ウルス」が想像以上に凄すぎる件!
ウルスが最短で2万台達成した理由とは?
画像引用元:carscoops
ランボルギーニウルスが最短で2万台達成した理由は、ボディ形状がSUVだからです。
世界中で起こっているSUV人気は留まることはありません。
これから各メーカーから発売される次世代電気自動車もSUV形状のものが多くあります。
ランボルギーニのSUVモデルであるウルスは2018年から販売され、2022年現在までの4年間で2万台も販売されたことになります。
つまり、ウルスは年間で約5000台も売れているということです。
もしランボルギーニウルスが、ポルシェパナメーラのような4ドアクーペだったら年間5000台も売れることは無かったと思います。
さらに、ランボルギーニによると、ウルスを注文した約70%の顧客はこれまでランボルギーニを購入したことがない新規の顧客だったそうです。
ランボルギーニのクーペには興味ないがSUVなら乗ってもいいと思った顧客層がほとんどだったわけです。
その結果、ウルスはランボルギーニの歴史上最も短く、最も売れた車になることが出来たのでしょう。
次に、最短で2万台を達成できた理由の一つとして製造に関することも大きな要因になっています。
ランボルギーニウルスのプラットフォームは、アウディRSQ8とポルシェカイエンと共有しています。
さらにエンジンもアウディ製の4.0ℓV8ツインターボエンジンが使用されています。
つまり、ランボルギーニウルスはランボルギーニ単体で開発製造されているのではく、グループ会社であるアウディとポルシェのバックアップもあったことで、比較的早く製造できたのではないでしょうか。
ランボルギーニは今後の更なる需要に対応すべく、生産拠点である「San’Agatha Bolognese工場」の規模を2倍にして、生産台数も2倍にする計画を立てています。
それに伴い新たに500人の雇用も行っています。
まだまだ衰えそうもないSUV人気にあやかろうと、あの高級スーパーカーめーかーであるフェラーリもSUVを開発しています。
ランボルギーニ対フェラーリのSUV対決はどちらに軍配が上がるのか楽しみです。
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ランボルギーニウルスのマイナーチェンジ情報
画像引用元:carscoops
ランボルギーニウルスのマイナーチェンジが進められています。
昆虫の足のようだと言われていたサイドインテイクインサートはシンプルなものに変更されている様子が分かります。
パワートレインに関しても、パワーアップなどのアップデートが期待されています。