どうも、Mです。
2018年初めに、雑誌で見て以来、ずっと乗ってみたかった車があったんです。
いやぁ、やっと乗れました!
今回ご紹介する最高にクールな一台は、
ランドローバー レンジローバーヴェラール
です。
「ランドローバー、レンジローバー、ヴェラール・・・??」
ああ、そういえば、ランドローバーとレンジローバーを勘違いしている人が多いと聞いたことがあるので、簡単に説明します。
「ランドローバー」は社名で、「レンジローバー」は車の名前です。
ランドローバー社はイギリスが誇る四輪駆動車専門の自動車メーカーとして世界中で有名なメーカーです。
ランドローバーの四輪駆動の技術の実力はその辺のSUVとは比べようがないほど優れていると言われています。
その妥協なき技術への探求心の結果、ランドローバーの車がイギリス軍の軍用車として採用された要因なのです。
その証拠に、ランドローバーの高い悪路走破性、デザイン、乗り心地は、世界中のセレブからも高い評価を受けていて、「砂漠のロールス・ロイス」とも称されるほどです。
そんなランドローバーのフラッグシップモデルが「レンジローバー」なのです。
今回はそのレンジローバーの最新モデルである「ヴェラール」に試乗しちゃいましたということです。
やっと本題にたどり着けましたね。
ランドローバーのレンジローバー、ヴェラールを乗った感想ですが、結論から言うと、「めっちゃいい!」です。(笑)
いや、もう、本当に、「めっちゃいい!」んです。
早速、ランドローバーのレンジローバー、ヴェラールの「めっちゃいい!」をご紹介しましょう。
試乗したレンジローバーヴェラールをご紹介
今回わたしが試乗したモデルはこちらです。
はい、ドン!
レンジローバーヴェラール R-DYNAMIC SE P380
ヴェラールには「ベースグレード」と「スポーティーグレード」の2グレードあります。
ランクも、「ヴェラール」「ヴェラールS」「ヴェラールSE」「ヴェラールHSE」の4種類です。
ヴェラールの詳しいグレードに関してはこちら
ランドローバーのレンジローバー新型ヴェラールのグレードと価格
エンジンはヴェラール最強最速の3リッタースーパーチャージャーであるP380です。
車両本体価格は、11,290,000円の高級車です!
1,000万円越え&380馬力のヴェラール、相手にとって不足なし!
ヴェラール R-DYNAMIC SE P380試乗
レンジローバーヴェラールR-DYNAMICを目の前にしての感想ですが、
半端なくカッコいいじゃねぇか、この野郎!!!
ですね。
一目でSUVと分かるボディーとタイヤなのですが、「箱」のようなデザインが皆無です。
とにかく、「スタイリッシュ」その一言に尽きます。
デザインの話をするときりがないので、話を前に進めましょう。
まずは、心臓部であるP380(エンジン)とご対面してみましょう。
はい、P380、ドン!
さすがは、P380はやっぱり違いますねぇ。
もう、あれですよ、あれ。
はい、すみません。
見ただけでは全く凄さがわかりません。
なんかカッコいいエンジンカバーが付いてるのかなぁなんて思ってましたが、想像以上に地味でした。
と、いうことで、そっとボンネットを閉めて、運転席へ行きましょう。
運転席へ向かう途中に、ヴェラールのR-DYNAMICの証である、パネルをボンネット上部に発見!
はい、ドン!
R-DYNAMICのボンネットには、このパネルが左右にあるのですぐ見分けられます。
このパネルそのものにまったく機能性はないんですが、あるだけでなんかカッコよく見えるから不思議です。
運転席に行くと、さらなる驚きが待っていました。
はい、ドア、ドン!
ドアノブがない!!!
これが噂の「フラッシュドアハンドル」ですよ。
車のロックを解除すると、自動でドアノブがせり上がってきます。
はい、解除、ドン!
シャキーン☆こんにちは、ドアノブちゃん!
オーナー以外にはドアノブすら触らせないなんて、憎い演出ですね。
ドアを開けると、ずっしりと重たい感覚が手に伝わってきます。
欧州車独特の鋼感がたまりませんね。
それでは、恒例のドアの厚みチェック!
はい、ドン!
安定の分厚さですね。
そりゃぁ、重いはずですよ。
これなら安心です!
さぁ、運転席に座ってみましょう!
はい、運転席、ドン!
運転席に乗り込むと、メーターナセル内に表示される「R-DYNAMIC」のロゴがお出迎えしてくれます。
センターコンソールに目をやると、ブラックアウトした10インチのディスプレイのガラス面が輝いていて上質な空間を演出しています。
はい、ディスプレイ、ドン!
ヴェラールが気になっているあなたならもうお気付きかもしれませんが、ヴェラールのインテリアにはほとんどボタンがありません!
どう操作していいのか分からないくらい、ボタンがありません!
まさに新しい高級車のインテリアなのかもしれませんね。
アウディの新型A7のインテリアもほとんどボタンがなく、タッチアップディスプレイによる操作になっていたころから、それは認めざるを得ないでしょう。
新型アウディA7SBの55TFSIに試乗!乗り心地や装備を評価してみた!
では、エンジンをかけてみましょう!
キュルルルルル、フォーン
V6独特のセルモーターとエンジン音が車内にこだまします。
それと同時にセンターコンソールに動く物体が!
それは、シフトセレクターです。
まずは、エンジンかける前の状態がこれです。
はい、ドン!
そして、エンジンをかけると。
はい、ドン!
エンジンをかけると同時に、スーッとシフトセレクターが上がってくるんです。
これは同じイギリス車である「ジャガー」にも同じシフトセレクターが採用されています。
ご覧の通り、従来通りの「縦」ではなく、「横」というか、ローターを回転させることでシフトチェンジを行います。
そして、ブラックアウトしていたディスプレイも目を覚まします。
はい、ディスプレイ、ドン!
一気に華やかな印象に変わりました。
色使いも綺麗で、どんなに車に興味がない人が見ても、高い車であることを理解することが出来る雰囲気があります。
運転席のモニターも変化します。
はい、運転席、ドン!
メーターナセルにCGのアナログメーターが映し出されます。
このデジタルメーターは欧州車の代名詞と言っても過言ではありません。
アウディがCGグラフィックメーターである「バーチャルコックピット」を採用したのを皮切りに、メルセデスベンツ、BMW、VWといったドイツ車を中心にデジタルメーターが主流となっています。
レンジローバーヴェラールでも、このデジタルメーターを採用しています。
では、試乗してみましょう。
アクセルを踏み込んだ瞬間、体がシートに押し付けられ、みるみる加速していきます。
とても車重が2080kgあると思えないほど、鋭い加速です。
また、室内にこだますエンジンサウンドも思った以上にレーシーです。
「ラグジュアリー」という言葉に完全に侮っていました。
アクセルレスポンスもいいし、加速もスーパーチャージャーというよりはターボに近い太いトルクを感じるし、エンジン音もスポーツカーに乗っているようなサウンドに気持ちが弾みます!
気持ちの良いエキゾーストサウンドとスーパーチャージャー独特の「キュィィィィン」という甲高いチャージ音、素晴らしいの一言です。
しかし、レーシーなエンジンのわりには、サスペンションがふわふわ過ぎます。
なんというか、一昔前のクラウンのウォーターベッドのようなボヨボヨ感があり、いつまでもサスが落ち着かないのです。
路面からのショックは少ないですが、これだと車酔いする人続出するレベルです。
そこで走行モードを「ダイナミック」に変更!
すると、一瞬でサスペンションのボヨボヨ感が収まり、しっかりと路面を押し返しているのがステアリングとシートを通じて伝わってきます。
硬いけど、バカみたいに硬くない!
スポーティーでありながら、とてもしなやかな乗り心地です。
これエアサスならではの乗り心地ですね。
普通のサスペンションの車にあるバネとダンパーの「固形物」感が皆無ですからね。
とにかく、この「ダイナミック」大変気に入りました!
ブレーキフィーリングも踏み込み手前からしっかり利いてくれるので安心感があります。
以前、同じグループであるジャガーのF-PASEに乗ったことがあるのですが、ブレーキがふわふわで、踏み込み続けてやっと奥でブレーキが利くタイプだったので、ヴェラールのブレーキの印象は良かったです。
ハンドリングもまさに「オン・ザ・レール」感覚で、1930mmある全幅を感じさせません。
アイポイントが高いので、さすがにスポーツカーに乗っているような俊敏さはありませんが、自分の思った通りに操作できる素直な車といった印象を受けました。
電子制御の8速ATのダイレクト感は言うまでもなく、変速スピードも申し分ありませんでした。
むしろ、P380のエンジンような太いトルクのエンジンにはぴったりのトランスミッションです。
無駄にストップアンドゴーがしたくなるエンジンとワインディングロードの前回走行でも問題ないであろうエアサス、そして、気分を高揚させてくれるあのレーシーなエンジンサウンドを堪能していたら、あっという間に終点に到着。
いやぁ、本当に「めっちゃいい車」です。
ヴェラールのここが凄い!
試乗してみてヴェラールが見た目だけの車ではないことが体感できました。
他のエンジンはわかりませんが、少なくともP380は最高に素晴らしいエンジンと断言できます。
そんな、見て良し、乗って良しのヴェラールの一押しポイントをご紹介しましょう。
ドライブセレクトが半端ない!
ランドローバーの四輪駆動システムは舗装道路を安全に走る為だけに開発されていません。
舗装されていない泥の道、砂浜や砂漠の砂の上、草地、砂利道、雪道といった本当の悪路を想定した、本物の四輪駆動システムです。
その証拠に、ヴェラールのドライブセレクトが半端ないんです!
まずは、ボヨボヨした乗り心地の「コンフォート」。
そして、わたしの心を鷲掴みした「ダイナミック」。
ここまではどこのメーカーのSUVにもありますよね。
ランドローバーの神髄はここからです。
まずはこれ。
はい、ドン!
砂利道と雪道はわかりますが、草地って!
まぁ、いづれのシチュエーションにおいても路面のミュー(抵抗値)が下がることによって生じるスリップをランドローバーの四輪駆動システムで抑え込み、走行可能にするということでしょう。
続いて、これ。
はい、ドン!
泥、わだち、どこに向かっていくのでしょうか?
舗装されていない林道や山道、湿地帯を想定したモードですね。
未開拓の地質調査隊や秘境の地を求めるハンター仕様というわけです。
もしそうだったとしても、わたしならヴェラールではそんなところに行きません。
スズキのJimmyで行きます。
ジムニーがフルモデルチェンジ!4代目ジムニーを勝手に評価してみた!
さぁ、最後はこちらです。
はい、ドン!
砂って・・・・。(汗)
このグラフィックを見る限り、どう見ても「砂漠」ですよね。
日本では、鳥取砂丘か砂浜走行モードと言ったところでしょうか。
このモードを選択すると直角の崖以外ならどこにでも行けるかもしれませんね。
というように、ランドローバーのバギー並みの四輪駆動システムに、最高級のシャシー、サスペンション、アルミボディー、ハイパワーエンジンを組み合わせることで、生まれた車がレンジローバーというわけです。
故に「砂漠のロールス・ロイス」と言われるわけです。
イギリスが誇る四輪駆動専門メーカーの走行性能の高さに驚かされます。
水深65cm以下なら乗って行ける!
2017年の九州北部豪雨、2018年の西日本豪雨、都心のゲリラ豪雨、日本各地で起こる未曽有うの災害が警戒されています。
自動車業界ニュースで、豪雨で道が冠水し、それに気付かず冠水した車が多数あったと聞いています。
普通の車であれば、水深50cm(人の膝位の水深)で車内に水が入ってきて、最悪の場合、エンジン、もしくは、コンピューターがショートし、走行不能となります。
しかし、ランドローバーのレンジローバーヴェラールは他の車を圧倒する性能を誇ります。
最大渡河水深65cmという軍用車並みのヘビーデューティー仕様です。
しかも、ドアミラーに設置された超音波センサーによって、水深モニタリングすることが可能で、水深が65cmを超える場合、センターディスプレイに警告を表示します。
水深を計るセンサー搭載って凄くないですか?
普段使う分には不要なものですけど、万が一の災害においては遺憾なくその性能を発揮し、あなたの大切な家族を守ることの出来る機能でしょう。
意外と実用的なヴェラール
まずは、こちらをご覧ください。
はい、ドン!
ヴェラールのインテリアです。
何度見てもスッキリとしていて、いいですよね。
上下に設けられた10インチのタッチアップディスプレイですが、下のディスプレイに注目して下さい。
何か見えませんか?
では、これではどうでしょう。
はい、ドン!
わかりますか?
下のディスプレイの裏側は、小物置きになっています。
高級車って見た目は華やかですが、小物入れが全然なかったりするものです。
しかし、ヴェラールはセンターコンソールに収納機能を持たせているので、すごく便利ですよね。
Mの独り言
レンジローバーヴェラールは見た目もいいですが、走りも申し分ありませんでした。
サイズは大きいですが、乗っていると不思議とそのサイズを気にすることなく走行することが出います。
SUVにありがちな「もっさり」した感じではなく、どちらかというと「スポーティ」な印象ですね。
そんなレンジローバーヴェラールですが、言わせて頂きます。
デジタルメーターの処理速度が遅すぎて使う気がしない!
メーター内にはメーターのグラフィックを変更したり、ナビを表示したり、安全装置の作動状況を表示したりできます。
それを操作するするのは、ハンドルに右に設けられたコントローラーなのですが、これが問題でした。
コントローラーを操作してみるとメーター内にメニューが表示されるのですが、押しても動かなかったり、動かないと思ってもう一回押すと、2回分入力されたりと、とても運転中に操作すると運転できないレベルで使い物になりません!
走行中に操作すると、本当に事故にあってしまうレベルで動きが悪いです。
車で事故った!修理と乗り換えはどっちがお勧め?答えは査定額と保険の補償にあり!
古いパソコンを使っているような処理速度の遅さと反応にフラストレーションがたまってしまいます。
10インチナビがサクサク動くから余計に残念でした。
ぜひ改善してもらいたいところです。
まとめ
いかがでしたか?
ランドローバー レンジローバーヴェラール本当に「めっちゃいい!」車でした。
デザインもクーペスタイルで美しく、それでいて室内はレンジローバーイヴォーグのように狭くありません。
インテリアも最新のトレンドとデザインが採用され、誰が見ても高級車であることは一目瞭然のインテリアとなっています。
わたしが一番驚かされたのは、やはりその走行性能の高さです。
SUVに乗っているというより、高性能なスポーツカーに乗っているような感覚がありました。
レンジローバーヴェラールは、見た目、走り共に、本当に素晴らしい車でした。
レンジローバーヴェラールの購入をご検討のあなたへ
車の購入にあたり、よく「値引き」という言葉を聞きます。
私も自動車のセールスですので、日々その「値引き」と戦っています。
お客様も「安く買いたい」でしょう。
もちろん、セールスも「1台でも多く売りたい」のです。
決して売りたくないから値引きをしないわけではありません!
セールスの本音は、出来ることなら客様の希望している値引きを提示したいです。
でも本当に出来ないんです(涙)
セールスが「これ以上の値引きは無理」という時は本当に無理なんです。
「じゃぁ、買えないなぁ」とお客様が口にした瞬間、セールスが真っ先に頭に浮かぶのが、
「もう少し下取査定金額が上がれば。」です。
自動車業界では、「下取値引き」という言葉があります。
言葉の通り、「下取査定額」+「値引き」=「下取値引き」です。
「値引き」の目的は、欲しい車を少しでも安く買う為ですよね。
つまり、自動車の購入にあたって「値引き」のみに固執するのではなく、「下取査定金額」も含めて考えることで、誰よりも安く欲しい車を買うことが出来るのです。
そこで「買取一括査定」が一番下取金額を上げる手法として知られています。
ディーラーの営業マンが言うのもなんですが、「買取一括査定」の金額の方が上回っているケースが多いです。
むしろ、ディーラー査定でも、自動車業者用の入札システムを採用した査定システムを導入しているくらいです。
しかし、その「買取一括査定」のシステムは非常に面倒です。
私も利用しましたが、一斉に「実際に車が見たいので、いつ伺っていいですか?」と電話がかかってきます。
「仕事をしているし、休日に来てもらうしかないようなぁ」
と、休日にアポを入れるわけですが、現車を見たいという連絡がひっきりなしにきます。
仕事中、接客中、休憩中、お構いなしに携帯が鳴りまくります。
結果、あなたの大切な休日が査定業者の査定訪問で丸一日潰れます!
しかも、買い取り業者さんが来る度、「希望額はいくらですか?」「修理箇所はないですか?」「いつ引き取れますか?」「他に査定依頼してますか?」「今のところ一番高い金額はいくらですか?」などなど、毎回同じ説明しなければなりません。
私の感想ですけど、正直、
マジで、面倒くせ~
というのが本音です。
そんな私が今利用してる「高額買取一括査定」は、
じぶんで車の値段が決められる!【フリマ型車買取サービスのUllo(ウーロ)】
です。
「フリマ」というだけあって、あなたの「売りたい値段」を決めることができるのです。
あなたの売りたい車の情報を登録し、あなたの車を買いたい業者が査定額を提示します。
あなたに直接値段を提示するのは、中古車店です。
だからこそ、「オークション」や「下取相場」といった「平均」に囚われることなく、あなたの愛車の最高値を提示出来るのです。
しかも、「査定がしたい」などという口実の電話は一切ありません。
まずは、最大10社があなたの入力した情報を元に査定金額をサイトの管理画面に提示します。
そして、「高値を付けた買取業者のみに査定をお願いする」ことが出来ます。
つまり、あなたの車を「出品」して、買いたいお店が入札し、一番高い値を付けたお店とだけ交渉し、最高値で売ることが可能と言うわけです。
まさに「自動車のフリマ」ですね。
登録したからと言って必ず売る必要はありません。
提示された最高価格に納得がいけば売ればいい話です。
ちなみに、私はこのシステムを利用することで、下取価格を35万円upすることが出来ました!
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