レクサスが新型コンパクトSUV「LBX」を発表!日本発売は2023年11月予定!価格はいくら?

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レクサス新型「LBX」

2023年6月5日、イタリアのミラノで日本のプレミアムメーカーであるレクサスが新型コンパクトSUVモデル「LBX」を世界初公開しました。

レクサスは新型SUV「LBX」の公開に先駆けて2枚のティザーを発表していましたが、現車は想像以上に良く仕上がっている印象を受けます。

報道にある通り、レクサスの新型SUV「LBX」はトヨタブランドで展開されているBセグメントSUVである「ヤリスクロス」と兄弟車となります。

とはいえ、レクサス新型「LBX」は「ヤリスクロス」と大きく差別化が図られているようです。

画像引用元&ソース①:トヨタグループ
画像引用元&ソース②:レクサス「LBX」ワールドプレミア

目次

レクサス新型コンパクトSUV「LBX」は2023年11月に日本発売予定!

レクサス新型「LBX」

レクサス新型コンパクトSUV「LBX」の日本発売は2023年秋11月を予定しているようです。

トヨタの公式ホームページにて日本導入が2023年秋頃と明記されています。

正直なところ、レクサス新型「LBX」の発表は多少後ろ倒しになるかもしれませんが、まずはレクサス新型「LBX」が日本で発売されることが確定したことを喜びましょう。

さらにレクサス新型「LBX」を紹介するページでは新型「LBX」の特徴を以下のようにまとめてありました。

①本物を知る人が素の自分に戻れるクラスレスコンパクトで新しいラグジュアリーの価値を提供
②クルマの素性を徹底的に鍛え上げ、ドライバーとクルマが一体となりいつまでも運転していたくなる走りの実現
③機能的本質や動的性能に根差したプロポーションと上質で存在感のあるデザイン
④多様なライフスタイルに寄り添った5つの世界観と唯一無二の1台をお選びいただけるカスタマイズ「Bespoke Build」
⑤人間中心の考え方に基づいた最新の予防安全機能を搭載

高級車の概念を変えるサイズのヒエラルキーを超えた次世代LEXUSモデル

とにかく、レクサスが本気でつくった世界戦略コンパクトSUVモデル、それが「LBX」です。

兄弟車である「ヤリスクロス」とサイズこそ同じくらいですが、全くの別物と言っていいほど手が加えられているので、日本発売が本当に楽しみな一台です。

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レクサス新型コンパクトSUV「LBX」ってどんな車?

レクサス新型「LBX」

レクサス新型「LBX」の車名の由来は「Lexus Breakthrough X(cross)-over」(直訳すると「レクサスの画期的なクロスオーバー」)という意味です。

「LBX」という車名の通り、レクサス=高級車という堅苦しい概念を取り払って「本物を知る人が、素の自分に戻り気負いなく乗れるクルマ」を目指して開発されたとのこと。

では、レクサス新型「LBX」がどんな車になっているのか掘り下げていきましょう。

レクサス新型「LBX」エクステリア

レクサス新型「LBX」

レクサス新型「LBX」のエクステリアデザインをご紹介します。

フロントデザインでは、レクサス最新のデザイン意匠である「ユニファイドスピンドルデザイン」が初めて採用されました。

これまでグリルの中に配置されていたレクサスエンブレムがボンネットに変更され、大きなくびれを持っていた「スピンドルグリル」はシンプルなトラペゾイド(台形)デザインが採用されています。

ヘッドライトにはシンプルでありながらもエッジの利いたキリっとしたデザインにより、スタイリッシュな印象を受けます。

ボンネットとバンパーの間に「スリット」を採用することで、ワイド感をしっかりと演出しているあたりにレクサスの遊び心を感じます。

これから発表されるレクサスの新型車はこの「ユニファイドスピンドルデザイン」が採用されることになるでしょう。

フロントバンパーの左右にはサイドエアインテイクデザインが確認できます。

レクサス新型「LBX」

これは空気を取り込むためのものではなく、空気を外へ流すことでエアカーテンを生成する形状となっています。

エアカーテンがタイヤで生み出される乱気流を整えることで空気抵抗を抑えることが出来ます。

ドアミラーカバーの内側が抉られたようなエアロデザインになっているのも面白いですね。

BMWのパフォーマンスモデル「Mスポーツ」でも採用されているエアロミラーを彷彿とさせるデザインは個人的には好みです。

レクサス新型「LBX」

レクサス新型「LBX」のリアデザインですが、ほんのちょっとだけ兄弟車である「ヤリスクロス」の面影を見ることが出来ます。

とはいえ、横一文字に展開するテールライトグラフィックは最新のレクサスデザインの意匠が採用されています。

エンブレムはロゴではなく、「LEXUS」のレタリングに置き換えられています。

サイドパネルには大きな抑揚が採用されていることで、コンパクトSUVモデルでありながら力強さと存在感を演出しています。

特にサイドパネルの下部に採用されている大きなくびれとプレスラインが印象的です。

リアバンパーの左右には縦方向にエアアウトレットデザインが配置されていることで、ワイド&ローなスポーティな世界観が表現されています。

一つ気になるとすれば、テールゲートを開ける際に手を入れる隙間が目立つのがちょっと残念な気がしますね。

今回お披露目された新型「LBX」プロトタイプのルーフにはシャークフィンアンテナが設置されているのですが、日本仕様には採用されないという情報が入っています。

レクサス新型「LBX」インテリア

レクサス新型「LBX」

レクサス新型「LBX」のインテリアデザインを紹介します。

物理ボタンを限りなく省いたインテリアは一目で最新モデルとわかるデジタル&シンプルな印象を受けます。

レクサス新型「LBX」

ステリングホイールは他のレクサスモデルでも採用されているおなじみのハンドルとなっています。

メーターにはアナログメーターを廃止し、12.3インチのフル液晶モニターが初めて採用されています。

グレードなのか、オプションなのかは不明ですが、公開された画像にはヘッドアップディスプレイが確認できます。

ダッシュボード中央には9.8インチのタッチスクリーンモニターが配置されています。

ディスプレイをタッチすると「ピッ」という電子音がなります。

モニターの下には物理ボタンで構成されたボリュームダイヤルとエアコンのコントロールユニットが確認できます。

オーディオのボリュームとエアコンユニットはタッチパネルではなくて物理ボタンの方が直感的に扱えるので好みです。

レクサス新型「LBX」

レクサス新型「LBX」のシフトレバーには、「NX」と同じユニットが採用されているようです。

シフトレバーの横にはサイドブレーキとブレーキホールドのボタンが確認できます。

シフトレバーの手前にはトラクションコントロールOFFボタンとEVモードを選択できるボタンが配置されています。

レクサスのインテリアには「Tazuna Concept」というダッシュボードよりも上に横長のディスプレイがくるようなデザインが採用されてきたのですが、新型「LBX」では雰囲気が変わりましたね。

レクサス車というよりも輸入車っぽいデザインになった印象を受けます。

レクサス特有の高級感を求めるユーザーにとっては好き嫌いが分かれるデザインかも知れませんが、直感的に操作できるので扱いやすそうです。

レクサス新型「LBX」パワートレイン

レクサス新型「LBX」

レクサス新型「LBX」に採用されるパワートレインは、1.5ℓ直列3気筒ガソリンエンジン(M15A-FXE)にハイブリッドシステムを組み合わせたHEVとなります。

ユニットだけみると兄弟車である「ヤリスクロス」と同じなのですが、レクサス新型「LBX」では明確な差別化が行われているようです。

レクサスの上質な走りを実現するためにエンジンにはバランサーシャフトが採用することで、振動と音を抑えているとのこと。

アクセルを開けて加速する際のワンランク上モデルのような上質なフィーリングを再現してるようです。

さらに、トランスアクスルは「ヤリスクロス」のものではなく、ワンランク上のモデルである「ノア/ヴォクシー」に採用されているものが組み合わされています。

コンパクトSUVモデルだからといって妥協を許さない姿勢は、さすがレクサスと言うべきでしょうね。

レクサス新型「LBX」では「2WD(前輪駆動)」と「4WD」が用意され、システム最高出力は100kW(136馬力)前後で最大トルクは185Nmになると予想されています。

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レクサス新型「LBX」サイズ

レクサス新型「LBX」

レクサス新型「LBX」プロトタイプ
全長 4190mm
全幅 1825mm
全高 1560mm
ホイールベース 2580mm
タイヤ 225/60R17
225/55R18

レクサスのホームページで公表されているレクサス新型「LBX」プロトタイプのサイズです。

兄弟車である「ヤリスクロス」よりもほんの少しずつ大きいといった印象です。

ちなみに、全高の1560mmはシャークフィンアンテナを含んだ数値になっています。

つまり、シャークフィンアンテナが採用されない日本仕様の「LBX」の全高は1550mm以下になる可能性が高いと言われています。

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レクサス新型「LBX」の日本販売価格はいくら?

レクサス新型「LBX」

レクサス新型「LBX」の日本販売価格は390万円前後に設定されると予想します。

ついに、300万円台のレクサスが誕生するかもしれません!

レクサス新型「LBX」は「UX」よりもコンパクトなSUVとしてデビューする予定です。

つまり、「UX」のベースグレード「UX200」の4,003,000円よりも安価な価格に設定される可能性が極めて高いと言えるでしょう。

しかし、レクサスの新たなエントリーモデルとなる新型「LBX」には高級車ならではの装備が確認できました。

正直、レクサスとしては最もお手頃な価格になるとはいえ、「UX」に匹敵する価格帯になることは想像に難くありません。

むしろ設計が古い「UX」よりも、ハイテク装備が採用された新型「LBX」の方がコストが高い可能性も十分考えられます。

よって、レクサス新型「LBX」の日本販売価格は「UX200」よりもほんの少しだけ安い390万円前後に設定される可能性が高いと思います。

レクサス新型「LBX」を検討する側からすると安ければ嬉しいが、やはりブランドイメージもあるのであまり安すぎるとそれはそれで考えものです。

とにかく、レクサスの新型コンパクトSUVモデル「LBX」の日本発売は確実に行われますので、正式発表を楽しみに待ちましょう。

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この記事を書いた人

クルマ好きが高じて自動車業界に就職。国産ディーラーと高級輸入車ディーラーの営業マンとして15年以上従事し、合計1000台以上の新車・中古車の販売に携わりました。クルマが大好きな自動車営業マンが大好きな自動車に関するのお役立ち情報や最新モデルの情報を独自の観点から発信しています。

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