レクサス新型「GX」のグレードと販売価格が北米で発表されました。
北米レクサスによると、新型「GX」の発売は2024年初頭を予定していると記載されています。
参照元⇒北米レクサス「GX」
レクサス新型「GX」は日本市場への導入も決定していますが、発売価格は公表されていません。
この記事では、一足先に販売価格が公表された北米レクサス新型「GX」のグレードと販売価格を紹介します。
レクサス新型「GX」6グレード
北米市場で展開されるレクサス新型「GX」のグレードは、下記の6グレードで展開されます。
GX550プレミアム
GX550プレミアム+
GX550ラグジュアリー
GX550ラグジュアリー+
GX550オーバートレイル
GX550オーバートレイル+
GX550プレミアム
レクサス新型「GX」のエントリーモデルとなる「GX550プレミアム」です。
パワートレインは、最高出力349馬力を発生する3.4ℓV6ツインターボガソリンエンジンが採用されています。
トランスミッションは、10速Direct-Shiftオートマチックトランスミッションとなります。
レクサス新型「GX」プレミアムは3列シート7人乗り仕様が標準となります。
フロントシートはNuLuxe® トリムを採用した「ヒーター」と「ベンチレーション(クーラー)」を装備したシートが採用されています。
「GX550プレミアム」はエントリーモデルですが、インフォテイメントシステムはもちろん、ラゲッジルームには120V/400WのAC電源コンセントが装備されているなど、装備が充実しています。
まずは、「GX550プレミアム」を基本としてグレード展開を行います。
GX550プレミアム+
レクサス新型「GX550プレミアム+」です。
3列シートの電動化をはじめ、ステアリングホイールヒーターと電動チルト&テレスコピック機能が追加されています。
インテリアを華やかに彩るマルチカラーイルミネーションも装備されています。
その他には、カメラシステムは前後左右に配置された「パノラマビューモニター」とキックセンサーによるパワーテールゲートも標準装備です。
日本仕様の新型「GX」のエントリーモデルは北米仕様の「GXプレミアム+」になる可能性がありますね。
GX550ラグジュアリー
レクサス新型「GX550ラグジュアリー」です。
エクステリアでは、22インチアルミホイールが装着されたことで、アーバン(都会的な)SUVの雰囲気を身にまとっています。
「GX550ラグジュアリー」のフロントシートには、セミアニリントリムを採用し、10wayパワーシートとマッサージ機能が搭載された多機能シートとなります。
後部座席の窓ガラスに展開するサンシェイドも採用されているので、後部座席の快適性も向上しているようです。
「ラグジュアリー」という名称通り、エクステリアもインテリアも高級志向グレードに仕上がっています。
GX550ラグジュアリー+
レクサス新型「GX550ラグジュアリー+」です。
「GX550ラグジュアリー」の装備に加え、ダイナミックスカイパノラマガラスルーフが標準装備され、開放的な室内空間を演出しています。
また、ドアを開けたら電動で足場がせり出てくる電動ランニングボードも装備されます。
センターミラーはカメラシステムを駆使したデジタルミラーが採用され、マークレビンソン社の1800Wアンプ+21スピーカーによる高音質なサウンドシステムが加わります。
室内にはクーラーボックスも標準装備となるなど、高級志向全開の仕様となっています。
「GX550ラグジュアリー+」は日本仕様における売れ筋モデルとして採用される可能性が高いと思います。
GX550オーバートレイル
レクサス新型「GX」のオフロードモデルとなる「GX550オーバートレイル」です。
「オーバートレイル」はオフロードに特化するため、2列シートの5人乗りとなります。
エクステリアでは、スキッドガードが強調されるなどの変更が確認できます。
「オーバートレイル」は悪路走破性を高めるために、「ランクル300 GR Sport」にも採用されている「E-KDSS(Electronic-Kinetic Dynamic Suspension System)」が搭載されます。
また、電子制御ロッキングリアディファレンシャルも搭載されているので、「オーバートレイル」の名に恥じないオフローダーに仕上がってると思います。
GX550オーバートレイル+
レクサス新型「GX550オーバートレイル+」です。
「GX550オーバートレイル」の快適グレードになります。
ステアリングホイールの電動チルト&テレスコピック機能をはじめ、バックドアはキックセンサー式が採用されています。
フロントシートにはマッサージ機能が追加され、後部座席にもシートヒータが装備されます。
マルチカラーアンビエントイルミネーションも装備されるのわがまま仕様のグレードです。
個人的には「GX550オーバートレイル+」が日本に導入されると予想しています。
レクサス新型「GX」販売価格
レクサス新型「GX」の北米での販売価格を紹介します。
新型「GX550」販売価格 | ||
グレード | 北米 | (1ドル=141円) | 日本
プレミアム | 64,250ドル | 約900万円 |
プレミアム+ | 69,250ドル | 約980万円 |
ラグジュアリー | 77,250ドル | 約1090万円 |
ラグジュアリー+ | 81,250ドル | 約1145万円 |
オーバートレイル | 69,250ドル | 約977万円 |
オーバートレイル+ | 77,252ドル | 約1090万円 |
レクサス新型「GX」のエントリーモデル「GX550プレミアム」の販売価格は日本円で約900万円となっています。
「レクサス新型「GX」が900万円なら思ったより安かったなぁ」と安心することは出来ません!
個人的には、レクサス新型「GX」のエントリー「GX550プレミアム」は日本仕様では導入されないと思っています。
導入するのであれば日本仕様における新型「GX」のエントリーモデルは「GX550プレミアム+」になるでしょう。
日本のレクサスユーザーであれば、ステアリングホイールの電動チルト&テレスコピック機能をはじめ、マルチカラーアンビエントライトやパノラマビューモニターは当然の如く装備されているものとして考えているでしょう。
もし日本に導入されるレクサス新型「GX」のエントリーモデルが「GX550プレミアム+」であれば、確実に1000万円を超えることになると思います。
レクサス新型「GX」の日本販売価格の正式なアナウンスはまもなく行われるはずです。
レクサス新型「GX」の日本販売価格がいくらになるのか注目が集まっています。