どうも、Mです。
日産自動車が2代目となる新型「ジューク」を発表しました。
「ジューク」は2010年に発売されたコンパクトSUVです。
ヘッドライトとポジショニングライトを別にするという個性的なデザインとコンパクトなサイズにより、日本のみならず世界的にも人気のあるSUVです。
だからこそ、9年という歳月をかけて開発された新型「ジューク」はすべてにおいて先代モデルを超える必要がありました。
その甲斐あって、新型「ジューク」は劇的な進化を遂げています。
今回はそんなフルモデルチェンジを果たし2代目へと進化した新型「ジューク」をご紹介します。
新型「ジューク」エクステリア
新型「ジューク」のフロントマスクです。
先代「ジューク」のコンセプトを継承しつつ、最新のデザイン言語が取り入れられたデザインになっています。
今回の2代目「ジューク」のデザインはヨーロッパ部門が主体となってデザインされたということもあり、ちょっと垢ぬけたデザインになっています。
「バグアイ(虫の目)」と比喩された上下に分割されたフロントライトは、そのまま2代目にも採用されています。
上のポジショニングライト改めデイライトは、現代的な水平基調のデザインが採用されました。
下のヘッドライトユニットは、フルLED化されています。
「ジューク」らしい丸型のヘッドライトが採用されていますが、これまでの日産には見られなかった「Y」デザインのグラフィックに変更されています。
このグラフィックは新型「ジューク」のデザインアイコンになるでしょうね。
新型「ジューク」には日産のデザインアイコンである「Vモーショングリル」が採用されています。
ラジエターグリルのデザインも「Y」デザインにすることで個性を強調しています。
新型「ジューク」のサイドビューです。
フロントからリアへと下がる直線的なルーフライン。
フロントタイヤからフロントドアのドアノブを経由し、リアテールライトのエッジを結ぶ直線的なキャラクターライン。
ボディのシャープさを際立たせる直線的なダイナミックライン。
「カッティング・エッジ・デザイン」と呼ばれる新しいデザインコンセプトを採用することによって、これまでになかった直線的でスポーティなキャラクターラインを手に入れています。
先代モデルでは丸みを帯びたデザインが採用されていただけに、新型「ジューク」からはスタイリッシュな印象を受けますね。
新型「ジューク」のリアビューです。
これまで採用されていた「ブーメラン型のテールライト」ではなく、直線で構成された力強いデザインが採用されています。
彫刻的なデザインを持つリアパネルは個人的には好みです。
ラインに矛盾が無いというか、とても綺麗にまとまっている印象です。
アンダーパネルには欧州車から始まったマフラーエンドないデザインが採用されています。
今後「ジューク」にはハイブリッドモデルや電気自動車モデルの展開があるかもしれませんね。
新型「ジューク」のボディサイズは、全長4210mm、全幅1800mm、全高1595mmを大型化されています。
これにより後席の膝元のスペースだけ見ても58mmも拡大されていて、室内の快適性を向上させるには十分な室内空間の確保がされています。
新型「ジューク」インテリア
新型「ジューク」のインテリアです。
エクステリアで採用された直線的な「カッティング・エッジ・デザイン」とは異なり、円形のデザインが目立ちます。
欧州車で人気の「丸型のエアベント」が採用されている他、シフトレバーにも丸型のデザインが確認できます。
センタークラスターのインフォテイメントシステムは、欧州車の主流となるオンダッシュとなっています。
新型「ジューク」には、ヘッドレストと一体型のスポーティなシートが採用されています。
おそらくオプションの設定となると思われますが、BOSE社製のスピーカーをヘッドレストに採用する事で、より臨場感のあるサウンドを堪能できる仕様となっています。
ダッシュボードにも新しいソフトタッチの素材を採用するなど質感にもこだわった作りになっています。
新型「ジューク」エンジン
新型「ジューク」に搭載されるエンジンは、1.0ℓ3気筒のガソリンターボエンジンです。
最高出力117馬力を発生させるコンパクトなエンジンに組み合されるトランスミッションは、6速MT、もしくは、7速のデュアルクラッチトランスミッションです。
排気量だけ見ると一見非力にも感じるかもしれませんが、ターボエンジンならではの豊かなトルクによって快適な走行が可能でしょう。
さらに、新型「ジューク」には高強度スチールを使用し剛性力を高めた新開発のプラットフォームが採用されています。
日産がレースで培ったノウハウがしっかりと活かされている様ですね。
新型「ジューク」最新装備
新型「ジューク」には新しい「NissanConnect」が搭載されます。
Appleの「CarPlay」やグーグルの「Android Auto」の機能をセンタークラスターにある8インチのインフォテイメントシステムに表示可能です。
さらに、車両専用の「SIMカード」により無線アップデートの他、WiFiスポットとしてタブレット端末やパソコンを接続することも出来ます。
スマートフォンにアプリを導入すれば、タイヤの空気圧やオイル残量、ドアロックの状態などを確認する事が可能となりました。
また、スマートフォンのアプリからロックの施錠や解錠も可能です。
新型「ジューク」にも最新の日産インテリジェントモビリティ「ProPILOT(プロパイロット)」が搭載されます。
「プロパイロット」の「ジューク」への搭載は今回が初めてとなります。
自動で速度の調節を行い安全な車間距離を保ったまま走行できるアダプティブクルーズコントロールをはじめ、同一車線をハンドオフで走行できる機能も搭載します。
前方に取り付けられたカメラによって、歩行者や自転車を検知する自動ブレーキシステムのほか、交通標識認識も行う事が可能となりました。
[getpost id=”4471″]
まとめ
日産のコンパクトSUV「ジューク」がついにフルモデルチェンジを果しました。
新型「ジューク」にはジュークらしいユニークなデザインが引き続き採用されています。
丸みを帯びていた先代モデルとは違い、直線を用いた「カッティング・エッジ・デザイン」の採用によってさらに洗練されたデザインへと進化しています。
サイズも一回り大きくなり、もう「コンパクトSUV」を呼ぶには大きすぎるくらいのサイズになってしまいましたね。
「ジューク」初のフルモデルチェンジですが、9年という歳月をかけただけあって完成度の高いものになっているようです。
新型「ジューク」が発表されたので、あとは発売を待つのみですね。
新型「ジューク」の日本発売が楽しみです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
[getpost id=”3000″][getpost id=”4390″]