2022年4月1日、トヨタのレーシング部門GAZOOがトヨタを代表する大衆車「カローラ」をベースとした高性能スポーツモデル「GRカローラ」を発表しました。
世界初披露となったGRカローラには、トヨタ自動車の社長である豊田章男氏の「お客様を虜にするカローラを取り戻したい!」という思いが詰まった演出が採用されています。
見た目だけではなく、エンジンの冷却性能と空力を考慮されたエクステリア、プロドライバーの意見を取り入れた走行中の視認性を重視したインテリアなどの拘りが随所に見ることができます。
今回は、トヨタが本気で作った高性能スポーツモデルであるGRカローラの日本発売時期と販売価格を予想したいと思います。
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トヨタGRカローラの日本発売時期はいつ?
トヨタGRカローラの日本発売時期は、2022年11月頃と予想します。
根拠は、メーカーがGRカローラの発売時期は2022年後半を予定していると発表しているのでそうなのでしょう。
海外自動車メディアなどの情報も見てみると、2022年後半にGRカローラのベースモデルの販売が開始される予定のようです。
アメリカでは2023年にサーキットエディションの発売も予定されているので、日本でも2023年から「RS」と「RZ」が選択可能になると思われます。
GRカローラのグレード構成は、前輪駆動の「RS」と四輪駆動の「RZ」が用意されると予想します。
GRカローラにはGR-Four全輪駆動システムが搭載されます。
GR-Four全輪駆動システムとは、ドライバーの好みに応じて「60:40」「50:50」「30:70」の前後のトルク配分を選択できる機能です。
GRカローラに採用されるパワートレインは、新開発の1.6ℓ直列3気筒ターボガソリンエンジンで、最高出力300馬力を発生させます。
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トヨタGRカローラの販売価格はいくら?
トヨタGRカローラの販売価格は、「RS」が360万円前後、「RZ」で450万円前後になると予想します。
数字の根拠は、通常のヤリスとGRヤリスの販売価格を参考にしました。
ヤリスのエントリーモデルは139万円に設定されていますが、1.0ℓエンジンとCVTなので参考になりません。
そこで、1.5ℓエンジンと6速MTを搭載した「G」を参考にしました。
「G」は171万円に対して、GRヤリス「RS」は265万円なので価格差は1.5倍になります。
次に「G」に対して、GRヤリス「RZ」は396万円なので、価格差は2.5倍となります。
これをカローラの1.2ℓターボと6速MTモデル(242万円)に当てはめてみると、「RS」は363万円、「RZ」は556万円になります。
GRカローラ「RS」の予想価格である363万円はなかなかリアルな数字になりました。
しかしながら、GRカローラ「RZ」の予想価格となる556万円は高額です。
いくら「GR」を冠するモデルであってもカローラが500万円を超えたら売れるものも売れません。
そんなことになれば、豊田社長が掲げる「お客様を虜にするカローラを取り戻したい!」が達成できなくなってしまいます。
よって、GRカローラの販売価格は「RS」が360万円前後、「RZ」で450万円前後と予想しました。
少なくともGRヤリスよりはGRカローラの方が高額に設定されるでしょうね。
画像引用元:Motor1