光岡「ロックスター」が発売!オロチを超える名車になるか評価してみた件!

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どうも、Mです。

2018年12月1日、あの個性的な自動車を製造販売する光岡自動車が新型車の発売を開始しました。

その名も「ロックスター」!

光岡自動車の50周年を記念して販売される、言わばアニバーサリーモデルですね。

実は2018年10月頃にこの「ロックスター」の情報が流れ、その個性的なエクステリアデザインにネットでも大変話題になりましたが、その後、光岡自動車のホームページから「ロックスター」の情報が消え、しまいには一時的に光岡自動車のホームページですらアクセスできない事態になりました。

それだけ「ロックスター」という車は話題性があったという証拠なのでしょうね。

と「ロックスター」のご紹介の前に、車好きなあなたならご存じでしょうが、光岡自動車と聞いてすぐわかる人より、分からない人の方が圧倒的に多いのではないでしょうか?

光岡自動車は、主にクラシックなデザインを好み、「オンリーワン」を大事にするユーザーに人気のある日本の自動車メーカーです。

恥ずかしながら、わたしも以前は光岡自動車という自動車メーカーがあることすら知りませんでした。

ある車が出るまでは・・・・。

わたしが光岡自動車という自動車メーカーを知ったきっかけは「オロチ」という車でした。

わたしのように、この「オロチ」で光岡自動車を知った人は多かったと思います。

コストを意識する量産車では決してできない拘りぬいたデザイン、光岡自動車という特殊なメーカーだからこそできた部品の組み合わせなど、もはや伝説の車です。

今回発売された「ロックスター」にも只ならぬ拘りが感じられます。

ということで「ロックスター」が、伝説の車となった「オロチ」を超える逸材、いや、逸車であるかどうかを勝手に評価してみようと思います。

目次

光岡のオロチ

まずはディフェンディングチャンピョンである「オロチ」の紹介をしましょう。

光岡自動車の「オロチ」は、2006年10月から2014年12月まで販売された車です。

「オロチ」のエクステリアデザインは、日本神話に出てくる「ヤマタノオロチ」をモチーフにされていて、その独特な雰囲気は、「光岡の歴史を語る上で、最もセンセーショナルな車」と称賛されました。

実は、「オロチ」が話題となったのは、その個性的なエクステリアだけではありません。

光岡自動車は、自社でエンジン、トランスミッションといった部品を手掛けず、大手自動車メーカーが製造販売する市販車に手を加える「組立車」のメーカーです。

通常であれば、あるメーカーのある車のエクステリアを、光岡独自のクラシックなデザインへと変更し光岡車として販売していました。

しかし、「オロチ」は、違いました!

エンジンは当時トヨタの北米向け車種であったレクサス「RX330」に搭載されていた3.3リッターV6エンジン、トランスミッションはアイシンAW製の5速AT、ステアリングホイールはスズキ製、そして、ブレーキはホンダ「レジェンド」のものを採用しました。

インテリアでは、一部マツダ「ロードスター」のものを採用するなど、各国産メーカーの技術が集められた、まさに「チーム・ジャパン」と呼ぶにふさわしい車だったんです。

自社開発製品を持たない「組立車メーカー」である光岡自動車だからこそ出来た、奇跡のコラボレーションだったというわけです。

しかも、光岡自動車が各メーカーにお願いしに行ったら、「我々大手ではできない面白そうなチャレンジだ。夢を買うつもりで協力しましょう。」と、どのメーカーも賛同してくれたそうです。

もう胸熱なエピソードですね。

そして光岡自動車は、「オロチ」専用のフレームを開発し、あの「ヤマタノオロチ」にヒントを得た独創的なデザインの車を世に送り出したわけです。

もちろん、「オロチ」は、大量生産なんて出来ません。

一台一台光岡の「クラフトマンシップ」による手作りですので、当然手間も時間もかかりますので、「オロチ」の車両価格は1000万円を超えていました。

そのため、誰でもそう簡単に手にできる車ではなかったわけです。

多くの人が「オロチ」の見た目と、1000万円を超える価格から、スーパーカーのようなスペックをイメージしていたようですが、実際は、1,580kgというスポーツカーとしては決して軽いわけではない車重、そして、搭載されているエンジンの最高出力は233馬力と、こちらも非凡なスペックではなかったのです。

光岡自動車は「オロチ」を「ファッションスーパーカー」というカテゴリーに位置付けていて、「スパーカー特有の扱いにくさを極力無くした、優越感に浸って雰囲気を楽しめる、日常的に使える車」をコンセプトに仕上げられていました。

つまり、走行性能より、静粛性や乗り心地、居住性を重視した車だったということです。

普通のシャシに、普通のエンジン、普通のトランスミッション、普通のサスペンション、そんな「オロチ」は、とても乗りやすかったようですね。

webCGにて、自動車ジャーナリストである小沢コージ氏が「オロチ」の試乗レポートがあったので読ませてもらいました。

小沢氏曰く、気になるのはサイドシルの太さから来る乗り降りのし辛さくらいで、車自体は非常に乗りやすいとのこと。

いやぁ、非常に勉強になります!

面白かったのは小沢氏が最後に綴った言葉。

問題は(オロチの)その存在感。ホンダNSXが出た時にも思ったけど、こういうクルマって思い入れがないと乗れないのよね。特にこのデザインに耐えられる人間はそういないはず。だって普段オロチに乗るってことは、ほとんどサムライのカッコして渋谷の街を練り歩くようなものなんだからさ。いくら乗りやすいったって、相当にタフで男気のある男でないとクルマに負けちゃうよ。

webCGにて小沢コージ氏

それだけ「オロチ」という車に乗るには「覚悟」と「男気」がいるということですね。

「乗りやすい」車を目指して作ったのに、結果「乗りにくい」車になった珍しい車ということです。

簡単ではありましたが、「オロチ」の紹介が終わったので、チャレンジャーである「ロードスター」の紹介に移りましょう。

光岡のロックスター

お待たせいました!チャレンジャー、光岡自動車の50周年記念モデル「ロードスター」です!!

早速、時間がある人は1分50秒ほどの動画をどうぞ!

はい、ドン!

いかがでしょうか?

それでは、光岡の「ロックスター」を見ていきましょう。

個性的なデザインなので、賛否両論あるのは必至ですが、いやぁ、久々に心打ちぬかれるデザインに出会った感じです。

「ロックスター」は「やんちゃ×スタイリッシュ×楽しさ」というデザインコンセプトを掲げ、オールドスクールのアメリカンマッスル風に仕上げられています。

新しいと言えば新しいし、古いと言えば古いデザインがバランス良く融合していますね。

この「ロードスター」のデザインは、まったくのオリジナルではなく、モデルがあります。

そのモデルとなった車は、アメリカの自動車メーカーである名車、シボレーのコルベット「C2」です。

シボレー・コルベット「C2」は2代目のコルベットとして、1963年から1967年に製造された車で、その外観が「アカエイ(スティングレイ)」に似ていることから、コルベットスティングレイと呼ばれた最初の名車です。

せっかくなので「ロードスター」も並べてみましょう。

はい、ドン!

良い感じにオマージュされていますね。

上に吊り上げられたフロントフェンダーとリアフェンダーや、長く伸びたフロントノーズとエッジライン、それにクロームメッキのバンパーなど、「アメリカンマッスルカー」がとても良く再現されています。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」という映画の大ファンであるわたしにとっては、古き良き時代のアメリカを象徴するようなデザインが堪らなくセクシーです。

さすがに走行安全上の理由で、オリジナルのスティングレイのようなリトラクタブルヘッドライトではないようですが、LEDのヘッドライトを採用して極限まで小さくすることで、コルベットスティングレイ独特のフロントエッジと世界観を壊さないようにする辺りが好感が持てます。

また、フロントバンパーの下のデザインは、最近の車に見られる最新のダウンフォース形状を採用し、しっかり吸気の流れを考慮したデザインが採用されていながら違和感がないのが面白いですね。

オリジナルのスティングレの「エラ」のようなスリット程ではありませんが、フロントタイヤの後ろにはエアアウトレットダクトが設けられています。

メッキ加工が施されたサイドスカートはクラッシックとモダンが融合し、「ロックスター」という車のキャラクターらしいデザインとなっています。

色を変えて、リア周りを見てみましょう。

盛りあがったリアフェンダーがより強調されて見えます。

4灯式のリアテールライトが、クラッシックの良い雰囲気を出していますが、もちろんLEDを採用するなど最新のライティング装置に置き換えられています。

フロントと同様に、リアにもメッキ加工されたバンパーが採用されて、そのデザインも現代風でクラシックな中に最新を感じる事が出来るデザインになっているところがさすが光岡と言った所でしょうか。

ホワイトレターのタイヤもアメリカンマッスルカーっぽくていいですね。

光岡の「ロックスター」は、コルベットスティングレイのデザインをベースとして、本当によく考えられてデザインされているなぁと感心させられます。

特にこの「ロックスター」の素晴らしい点はつなぎ目がないことです。

「ロックスター」を真上から捉えた画像ですが、良く見てください。

つなぎ目が、ボンネット、ドア、トランク(ソフトトップ格納部)にしかないんです!

これすごい事なんです。

市販されている車のボディの殆どが、ボンネット、バンパー、フェンダー、ドア、トランクに細かく分かれています。

大量生産する場合、パーツを細かく分けることでコストダウンを図っているんですけど、光岡の「ロックスター」はその辺の大量生産の車とは違い、光岡のクラフトマンシップによって手作業でアウターパネルを作成するんです。

だから、こんな手の込んだ芸当が出来るんですね。

そのおかげもあって、この「ロックスター」のベースが日本車なんて思いもしませんよね。

光岡の「ロックスター」のベース車輌は、なんと、マツダのライトウェイトスポーツカーである「ロードスター(海外ではMX-3)」です。

もうロードスターの面影ありませんよね。

それもそのはず、マツダのロードスターのエクステリアのオリジナルアウターパネルはフロントガラス部とドアのみで、あとは全て光岡によるデザインとなっています。

エクステリアをここまで変えてしまうのは光岡自動車のなせる業あってのことです。

実は、光岡自動車は、マツダのロードスターの改造は、この「ロックスター」が初めてではないのです。

光岡のラインアップに「ヒミコ」という車があります。

これもマツダのロードスターがベースになっている車です。

光岡自動車は、すでにマツダのロードスターを改造するノウハウを持っていた上で、「ロックスター」を製造するということです。

言い換えれば、「ヒミコ」の製造により、ロードスターのフレーム形状、アウターパネルのビス位置など知りつくし、さらに、すでに実績のある技法で作成された「ロックスター」のクオリティはまったく問題ないということが言えます。

光岡自動車の技術は知れば知るほど面白いですね。

光岡のロックスターのスペック

ロックスターのサイズ

公表されている光岡の「ロックスター」のスペックをご紹介します。

「ロックスター」は、全長4,345mm、全幅1,770mm、全高1,235mmとなっていて、ベース車輌であるマツダ「ロードスター」と比較すると、全高は変わりませんが、全長は430mmも長く、全幅は35mm拡大されています。

全長が10%以上拡張されているため、車がとても長く見えるでしょうね。

ちなみに、オマージュ元であるオリジナルのコルベットスティングレイの寸法は、全長が4,448mm、全幅は1,768mm、全高は1,265mmですので、「ロックスター」の全長が10cm短いくらいであとはほぼ同じ数値となっています。

まさにオリジナルさながらのサイズを実現させているわけです。

ロックスターのパワートレイン

ロックスターのパワートレインは、マツダ「ロードスター」のSAYACTIV-G1.5と同一のものとなります。

マツダ製の「P5-VP[RS]」型エンジンは1.5リッター直列4気筒のNA(自然吸気)エンジンで、最高出力は132馬力、最大トルクは152Nmとなっています。

ターボエンジンなどと違い、一見すると非力に見えるスペックですが、注目すべきところは、最大出力である132馬力を発生させる回転数が7,000rpmであることです。

NAエンジンならではの高回転型エンジンは、ドライバーの意志に忠実なアクセルレスポンスを実現し、回転数の上昇と比例し加速し続ける伸びやかな加速フィーリングは、低回転がパワーが出せるターボエンジンでは決して味わう事の出来ない醍醐味の一つではないでしょうか。

ちなみに、オリジナルのコルベットスティングレイには、アメリカンマッスルカーらしく、スモールブロック型で5.4リッター、ビッグブロック型で6.5リッターと7.0リッターという3つの大排気量のV型8気筒のNAエンジンが搭載されていました。

さすがにパワートレインまでオリジナルのような大排気量エンジンには出来ませんが、日本が世界に誇るライトウェイトカーであるマツダ「ロードスター」のエンジンと走りは本物です。

まさに「走って楽しい車」の究極系のような車ですからね。

光岡の「ロックスター」の走りもきっとドライバーを満足させてくれる「楽しさ」をもたらしてくれるは間違いないでしょう。

ロックスターのタイプと価格

ロックスターには、「S」と「S Special Package」の2タイプ用意されます。

ロックスター「S」は、ロックスターのエントリーモデルとなり、トランスミッションは6速のマニュアルトランスミッションのみの設定となります。

ロックスター「S Special Package」では、「S」をベースに自動防眩ミラー、7インチWVGAセンターディスプレイやフルオートエアコンといった快適装備に加え、6速マニュアルミッションと6速オートマチックミッションの2つから選ぶことが出来ます。

「どうしてもオートマじゃないとダメ!」ということであれば、ロックスター「S Special Package」の一択のみになるということです。

それぞれの価格設定をご紹介します。

  • ロックスター「S」(6MT) 4,698,000円
  • ロックスター「S Special Package」(6MT)4,984,200円
  • ロックスター「S Special Package」(6AT) 5,184,000円

マツダ「ロードスター」の「S」の車輌価格が2,554,200円なので、200万円以上割高になる計算です。

ロックスター「S Special Package」(6MT)だけに、「トルクセンシング式スーパーLSD」と「リアスタビライザー」が標準装備されていますので、走りにこだわるならこのグレードがいいでしょうね。

ちなみに、レザーシートがオプションなのはわかりますが、CDプレーや地デジチューナーもオプション設定とは、どんだけロックスターのユーザーが音楽聞かないと思ってるんでしょうね。

「S Special Package」では、BOSSサウンドシステムが75,600円で装着可能なので、音楽を楽しみたいのであればぜひ検討したいオプションの一つですね。

カラーバリエーションは以下の通りです。

全部で6色あり、どれもアメ車の雰囲気が出ていて面白いですね。

ワシントンホワイトもいいけど、せっかくなら明るい色でもいいかも?

ロックスターの納車時期

2018年12月1日に販売が開始されましたが、一台一台手作りで作らなければならない「ロックスター」はすぐには納車出来ません。

しかも、アニバーサリーモデルということもあり、光岡自動車は「ロックスター」をたった200台しか製造販売しないということです。

「ロックスター」200台の内、先行受注の50台は、2019年度での生産を予定していて、一番早いデリバリーで2019年6月頃としています。

残りの150台は、2020年度で75台、2021年度で75台で計画が組まれていて、3年に渡って200台を製造販売する計画です。

ちなみに、最初の50台の先行受注は即完売していて、これからオーダーすると気が遠くなるほど待たなければならないようですね。

50台中26台がマニュアルトランスミッションで、50代から60代の方が多いようです。

人気のボディーカラーは、ロサンゼルスブルーで、黒も人気があるとのことです。

オロチ vs ロックスター

「ロックスター」は「オロチ」を超える光岡の名車になることが出来るのか?

結論から言うと、「十分に可能性はある!」と言えます。

「オロチ」のすごいところは、個性的なデザインもそうですが、「チーム・ジャパン」なところです。

トヨタ製のエンジン、アイシンAW製のAT、スズキ製のステアリング、ホンダ製のブレーキが「オロチ」には搭載されていて、後にも先にもこんなユニークな車が出てくる気がしないところです。

しかしながら、その独創的かつ個性的なルックスと各国産メーカーから部品の供給を受けていたとはいえ、全てがオーダーメイドのような車であるが故の車両価格の高さが、やはり一般人向けではありません。

その点「ロックスター」は、光岡らしい個性的なデザインでありながら、「オロチ」のような「(デザイン的な)乗りにくさ」は無く、また、「オロチ」の約半額という車両価格を実現しています。

「スーパーカーの雰囲気を楽しめる、ふつうの車」をコンセプトとしていた「オロチ」に対して、「ロックスター」はデザインだけではなく、マツダ「ロードスター」という誰が乗っても日本の道を楽しく走るライトウェイトスポーツカーを採用する事により、「運転する楽しさ」の追及も怠らなかったところが非常に評価できると思います。

「オロチ」ほどの独創性とオリジナリティは無いかもしれませんが、シボレーコルベットスティングレイというニッチでスタイリッシュなエクステリアを光岡流にアレンジし、現代でも十分通用するファッショナブルでやんちゃなデザインはより多くの方に受け入れられると思います。

また、価格設定もベースとなるマツダ「ロードスター」より200万円以上高くはなりますが、原形を留めていないほどアメリカンマッスル風にモディファイされ、かつ、保証が効くとか、「マジ、最高かよ?」と言いたくなるほどです。

「オロチ」を超える「可能性」という風に濁した理由は、インテリアです。

インテリアに関しては、シートに「ロックスター」の刺繍、デコラティブパネルが「ロックスター専用」になる程度なので、そのまんまマツダ「ロードスター」です。

正直、エクステリアの徹底ぶりからするとちょっと控え目なモディファイですが、保証と製造コストの観点から見れば、「致し方なし」としましょう。

「ロックスター」のインテリアがコルベットスティングレイのようなアナログメーターが並ぶストイックなインテリアで、車輌価格据え置きだったら、余裕で「オロチ」超え認定するんですけどね。

ということで、「ロックスター」には「オロチ」を超える可能性が十分にあるという結論に達しました。

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Mの独り言

光岡の「ロックスター」名前に負けないインパクトがあっていい車です。

知れば知るほど魅力的に見えてきてしまいます。

正直、不満点があるとするとインテリアですが、「オロチvsロックスター」でも書いたように、インテリアまで手を入れてしまうと、保証の問題にはじまり、せっかくオロチの半額に設定した価格も上げなければなりません。

そうなれば「ロックスター」の良さが一つなくなってしまうので、そこには言及しません。

ということで、「ロックスター」というより、光岡自動車に言いたいこと、というか要望ですが、ぜひコルベットスティングレイC3をオマージュした「ロックスター2」を出してほしいです。

はい、コルベットスティングレイC3、ドン!

C2のフロントノーズをダイブダウンさせてよりスポーティな印象になった3代目のコルベットです。

このC3の現車を初めて見た時のインパクトは忘れられません。

たまたま見たC3がブラックだったこともあり、まるで「バットモービル」のようなカッコ良さがあったんですよね。

C2もカッコいいですが、「ロックスター」の販売が好調に終われば、第2弾としてC3のオマージュをお願いしたいところです。

まとめ

いかがでしたか?

古き良き時代のデザインを継承し、現代のライトウェイトスポーツカーでオマージュされた「ロックスター」には何か光り輝くものがありますね。

光岡自動車もその類まれなる「クラフトマンシップ」を惜しげもなく注ぎ、難しい板金作業を経て、「ロックスター」の美しい曲線美を表現しています。

今回は光岡が世に送り出した独創的なデザインの「オロチ」と「ロックスター」を勝手に比較、評価してみましたが、やはりどちらも素晴らしい車であることがわかりました。

コストを押されることが、車両を安くすることに直結する事はわかっていますが、やはり、拘りも持ちたいですよね。

光岡自動車はそんな「拘り」を持ったドライバーを満足されられるような車を出してくれました。

わたしにお金と車庫があれば1台欲しいくらいです。(←誰でもそうだろう)

もしわたしが買うとすれば、「S Special Package」の6MTにオプションでBOSSサウンドシステム装備したいですね。

色は、普段はホワイト派ですが、「ロックスター」なら「ロサンゼルスブルー」か「シカゴレッド」が好みです。

納車に大分時間がかかりますが、その分愛着も湧くでしょう。

早くて2019年6月以降からあなたの街で「ロックスター」が見られるでしょう。

光岡の「ロックスター」は「クルマ離れ」と言われている現代に生まれたとても楽しみな1台です。

ユーザーを「ロックスター」にするだけではなく、自動車業界の「ロックスター」にもなってもらいたいですね。

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この記事を書いた人

クルマ好きが高じて自動車業界に就職。国産ディーラーと高級輸入車ディーラーの営業マンとして15年以上従事し、合計1000台以上の新車・中古車の販売に携わりました。クルマが大好きな自動車営業マンが大好きな自動車に関するのお役立ち情報や最新モデルの情報を独自の観点から発信しています。

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