アウディTTの生産終了が目前?イギリスで最終版モデル発表!アメリカでは廃止が決定!

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AudiTT

アウディのコンパクト2ドアクーペモデル「TT」がついにその歴史に幕を下ろそうとしています。

アウディ「TT」の生産が終了し、今後も後継モデルが開発されないという事実はすでに発表されていました。

アウディは「TT」の生産中止を予告していたものの、2023年2月17日現在も注文は出来るようです。

そんなアウディ「TT」ですが、ついに生産中止が秒読み段階に入ったと推測されます。

画像引用元:Motor1

目次

イギリスではファイナルエディションを発表

AudiTTFinaledition

イギリスでアウディ「TT」と「TTS」にそれぞれ「ファイナルエディション」が発表されました。

読んで字の如く、「ファイナルエディション=最終版」を意味するグレード名が冠せられた最終版「TT」には特別装備が採用されています。

アウディを象徴するフォーシルバーリングスとシングルフレームグリルがグロスブラックに塗装されたブラックスタイリングパッケージが装備されています。

アウディ「TT」ファイナルエディションでは、20インチのY字スポークのアルミホイールが採用され、「TTS」ファイナルエディションでは、エッジの利いた20インチアルミホイールが確認できます。

「TT」と「TTS」どちらのファイナルエディションにも、レッドブレーキキャリパーが搭載されています。

AudiTTFinaledition

イギリスで発表されたアウディ「TTS」ファイナルエディションには、グロスブラックで塗装された固定ウイングが特別装備されています。

この固定ウイングはアウディ「TTS」の最上位機種「TTRS」に装備されていたものです。

ドアの後ろにはブラックのシルバーリングスのステッカーがさりげなく採用されています。

AudiTTFinaledition

イギリスで発表されたアウディ「TTS」ファイナルエディションのインテリアには、センタリングラインの入ったレザー/アルカンターラステアリングホイールが特別装備されています。

他には、レッドで装飾されたエアベントやセンターコンソールも鮮やかで、スポーティな印象を与えてくれます。

アメリカでは23年以降生産中止が決定!

Audi USA line-up

アウディ「TT」ですが、アメリカではイギリスのようなファイナルエディションの導入の予定がなく、2023年以降の生産中止が決定しているようです。

2023年2月現在時点では、「AudiUSA」上に「TT」は存在していますが、いつ無くなってもおかしくない状況だと思われます。

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日本ではTTRSがすでに受注停止!

AudiTT-AudiJapanHP line-up

日本におけるアウディ「TT」の受注状況ですが、「アウディジャパン」のホームページを見ると「TTクーぺ」と「TTSクーペ」のみのラインアップになっています。

すでにアウディ「TT」最上位グレード「TTRS」の受注は2022年に終了しているとのことです。

ちなみに、Audi販売店に問い合わせたところ、2023年2月17日現在ではアウディ「TT」のエントリーモデル「40TFSI」と四輪駆動モデル「45TFSI」のどちらも受注可能です。

納期は生産完了までに6カ月程度、日本到着までに2カ月程度を予定していると説明を受けました。

アウディ「TT」の日本発売はいつまで続くのかと質問したところ、販売店の担当者も正直なところ分からないと答えていました。

さらに注文を入れておけば安心かと思いきや、本当に生産されるまで気が抜けないとも話していました。

過去にアウディ「S1」というモデルで急遽生産終了が決まり、オーダーしていた車両も一方的にすべてキャンセルされ対応が大変だったとか。

つまり、アウディ「TT」の仕様を決めてオーダーしていたとしても、メーカーの方針で急遽生産終了して納車出来ない可能性もあるらしいですよ。

とにかく、アウディ「TT」に乗りたいのであれば一日も早く販売店へ足を運んでみる方が良さそうです。

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この記事を書いた人

クルマ好きが高じて自動車業界に就職。国産ディーラーと高級輸入車ディーラーの営業マンとして15年以上従事し、合計1000台以上の新車・中古車の販売に携わりました。クルマが大好きな自動車営業マンが大好きな自動車に関するのお役立ち情報や最新モデルの情報を独自の観点から発信しています。

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