アウディは、A4シリーズの最速モデルであるRS4の特別仕様「コンペティション」を欧州で発表しました。
アウディRS4には、2.9ℓV型６気筒ツインターボエンジンが搭載されています。
最高出力４５０馬力と最大トルク６００Nmを発生する高性能ユニットはポルシェにも採用されています。
アウディRS4の特別仕様車コンペティションのエンジンスペックは変わりませんが、特別仕様らしい装備が搭載されているようです。
今回は、アウディが新たに発表した特別仕様車RS4コンペティションの装備を紹介します。
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アウディRS4コンペティションの特別装備とは？
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アウディが欧州で発表した特別仕様車RS4コンペティションの装備を紹介します。
特別装備①リミッターの引き上げ
アウディRS4コンペティションにはリミッターの引き上げが行われています。
通常のRS4のスピードリミッターは250km/hに設定されていますが、コンペティションでは290km/hに引き上げられます。
サーキット走行などを視野に入れた仕様になっているので、ユーザーはリミッターを気にせず思いっきりアクセルを踏んで行けそうです。
特別装備②ブラックスタイリング
アウディRS4にはブラックスタイリングが装備されます。
ブラックスタイリングとは、シングルフレームグリルやドアモールなどのシルバーやアルミのパーツを光沢のあるグロスブラックで塗装した仕様です。
装飾のブラックアウト化はトレンドとなっており、数多くのメーカーがオプションで取り入れ始めている装備です。
特別仕様車となるアウディRS4にもブラックスタイリングが採用されています。
特別装備③新しいRSエキゾーストシステム
アウディRS4コンペティションには、新しいRSエキゾーストシステムが装備されます。
RSエキゾーストシステムとは、ハイパフォーマンスカーらしい排気音が魅力的なRSモデル専用のオプションです。
走行モードで「スポーツ」を選択するとエキゾーストシステム内のバルブが開き、レーシーな排気音を演出します。
アウディRS4コンペティションに搭載されるRSエキゾーストシステムは改良が加えられており、より強烈なサウンドパターンになっているようです。
さらに、アウディRS4コンペティションでは、エンジンと室内の間にあった約８kgに及ぶ遮音材を取り外すことでよりダイレクトなエンジン音を聞くことが出来ます。
特別装備④強化されたリアデファレンシャル
アウディRS4コンペティションには、さらに最適化＆強化されたリアデファレンシャルが装備されます。
アウディRS4コンペティションは、最適化＆強化されたリアデファレンシャルによって、さらなる高速コーナリングが可能となりました。
クワトロシステムと相まって、誰が運転しても癖がなく扱いやすいと思います。
特別装備⑤さらに低くなったサスペンション
アウディRS4コンペティションには、通常のRS4よりも1cm低いサスペンションが装備されます。
さらに、手動ですがもう1cm下げることも可能なので、最大で2cmも低くすることができます。
サスペンションは可変ダンピングコントロールシステムにより、ボタン一つでサスペンションの硬さを調整することが可能です。
特別装備⑥セラミックブレーキ
アウディRS4コンペティションには、熱に強いセラミックブレーキが装備されます。
セラミックブレーキに加えて、ABSシステムの見直しと専用タイヤの装着によって、100km/hからの制動距離を最大2mの短縮に成功しています。
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アウディRS4コンペティションは最速仕様！
アウディが欧州で発表した特別仕様車「RS4コンペティション」はパワーを強化したモデルではありません。
しかし、パワートレインはそのままに、見た目と音による特別感と、旋回性能と足回り強化による走行性能に特化したモデルになっています。
ちょっとマニアックな仕様かもしれませんが、使えもしない大パワーを与えるよりも面白い車になっていると思います。
アウディRS4コンペティションは確実にサーキットやワインディングコースを気持ちよく走れる最速仕様になっています。
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