イタリアのモデナに本拠地を置くハイパーカーメーカー「パガーニ」が開発を進めている次世代新型ハイパーカー「C10」がイタリアの路上で目撃されました。
パガーニの次世代新型ハイパーカー「C10」にはカモフラージュが施されていますが、「C10」の唯一無二のフォルムからそのコンセプトモデルが「パガーニ」であることは誰の目にも明らかだったことでしょう。
今回は、発売されれば間違いなく1億円を軽く上回る超高級ハイパーカーメーカーであるパガーニの次世代新型「C10」を紹介します。
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パガーニ次世代新型「C10」
パガーニの次世代新型「C10」の画像ですが、残念ながら正面から捉えた画像はありません。
しかしながら、「C10」リアビューを見てもらうと、その車がパガーニ社製の車であることは一目瞭然です。
まず目につくのは、パガーニを象徴する四本のマフラーエンドを一纏めにした「クワッドエキゾーストアウトレット」ですね。
「クワッドエキゾーストアウトレット」を中心としてサイドスポイラーが両サイドに展開しています。
リアデッキは低くフラットであることが見て分かります。
縦に2つ並べられたテールライトは、弧を描くリアフェンダーに一体化するように設置されています。
コックピットの真後ろからは、パガーニ「C10」心臓が力強い鼓動を打っていることが想像できます。
後ろからなので完璧に確認はできませんが、フロントフェンダーのアーチがトンデモないことになっていますね。
フロントフェンダーにはエアベントも設置されていますが、見る限り非常にフラットなシルエットになっているので、フロントドア付近はダミーパネルによる偽装の可能性もあります。
今回目撃されたパガーニの次世代新型「C10」はコードネームなので、まだ正式名称は発表されていません。
パガーニは早ければ2022年9月12日前後にイタリアのミラノにあるレオナルド ダ ヴィンチ国立科学博物館で、次世代新型ハイパーカー「C10」について何らかの情報を発信するとみられています。
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830馬力の新型V12エンジン
パガーニの次世代新型ハイパーカー「C10」にはV12エンジンが搭載される予定です。
しかし、搭載されるV12エンジンが「自然吸気」なのか、「ターボ」なのかは、まだ明らかになっていません。
パガーニはメルセデスベンツのレーシング部門であるAMG社製のV12ツインターボエンジンを採用してきました。
最新モデルの「ウアイラ・ロードスターBC」に搭載されたAMG製6.0ℓV12ツインターボエンジンは、最高出力802馬力と1050Nmという超大トルクを発生するモンスターエンジンです。
パガーニが運転の愉しさと走行性能に焦点を当てて開発した「ウアイラR」では、AMG社とパガーニが共同開発した6.0ℓV12自然吸気エンジンが採用されています。
「ウアイラR」専用エンジンであるV12自然吸気エンジンは8250rpmという高回転域で最高出力は850馬力を発生するという超高回転しようです。
ちなみに、最大トルクは750Nmと十分な加速力を得ることが出来ています。
V12エンジンツインターボエンジンの1000Nm越えの暴力的なトルクも捨てがたいですが、やはり、8000回転オーバーで850馬力のピークパワーが出るV12自然吸気エンジンは魅力的ですね。
個人的な予想ですが、パガーニの次世代新型ハイパーカー「C10」に搭載されるエンジンはAMG製の6.0ℓV12エンジンツインターボになると思います。
理由としては、過給機(ターボ)を使って圧倒的なパワーとトルクを獲得し、最後のピュア内燃機関モデルとしてデビューさせるでしょうね。
「ウアイラR」に搭載された自然吸気aエンジンは素晴らしいですが、おそらく限界までチューニングされているので、それ以上のスペック向上は至難の業だと思います。
それなら様々なサイズの過給機を試して、ベストなレスポンスとスペックを引き出せるセッティングを煮詰めていった方が現実的ですよね。
パガーニの次世代新型ハイパーカー「C10」を報じたMotor1の予想によると、搭載されるパワートレインは830馬力以上になる可能性が高いようです。
830馬力以上を発生する6.0ℓV12エンジンツインターボであれば、1200Nm前後の極太トルクを発生させることも可能でしょうね。
とにかく、パガーニの次世代新型ハイパーカー「C10」には世界屈指のハイパワーパワートレインが採用されることは間違いありません。
その分、お値段も世界屈指なんですけどね。(汗)
余裕で2億円を超える価格が提示されても何の不思議もない!それがパガーニの車ですからね。