アメリカのメジャーリーグ史上初となる規定打席&規定投球回を達成し歴史的快挙を成し得た大谷翔平選手は、今や球界きっての人気選手の1人となっています。
そんな超が付くスター選手となった大谷翔平選手が初めて購入した愛車がテスラ社のモデルXという車です。
今回は、アメリカメジャーリーグの超人気スタープレイヤーとなった大谷翔平選手の愛車「テスラモデルX」がどんな車なのか?また、いくらする車なのかを紹介します。
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大谷翔平選手の愛車「テスラモデルX」ってどんな車?
画像引用元:テスラ
大谷翔平選手の愛車「テスラモデルX」は、アメリカに本社を置く「テスラモーターズ(以下:テスラ)」が製造販売する完全電気自動車です。
2022年現在、テスラから発売されている購入可能な電気自動車は、「モデルS」「モデルX」「モデル3」「モデルY」の4モデルとなります。
大谷翔平選手はこの4モデルの中から自分の愛車として「モデルX」を選んでいます。
テスラモデルXはSUV
画像引用元:テスラ
大谷翔平選手が選んだ「テスラモデルX」は、SUVに属す電気自動車です。
モデルXでは、5人乗りの2列シートをはじめ、6人乗りと7人乗りの3列シートもオプションで選ぶことが出来ます。
モデルXのデザインが全体的にスタイリッシュなため、サイズが分かりにくいかもしれませんが、全長5052mm×全幅2017mm×全高1684mmもあります。
ちなみに、トヨタ新型ランドクルーザー300「GRスポーツ」のサイズが全長4965mm×全幅1990mm×全高1925mmなので、全高以外はランクルよりも少し大きいイメージです。
大谷翔平選手は身長が193cmという高身長に加え、筋力トレーニングによって一回り以上身体が大きくなっていることを考えると、モデルXくらいのサイズがないと窮屈なのかもしれませんね。
ちなみに、大谷翔平選手の愛車が2列シートなのか、3列シートなのかは分かりませんでした。
テスラモデルXのグレード
画像引用元:テスラ
テスラモデルXは、ベースグレードである「モデルX」と高性能モデルである「モデルXプレイド」の2グレードで構成されています。
「モデルX」と「モデルXプレイド」は搭載されているモーターの数が違います。
「モデルX」には、前後1基ずつのデュアルモーターにより最高出力670馬力を発生し、3.9秒で時速100kmまで到達する動力性能を誇っています。
そして「モデルXプレイド」は、前に1基、後ろに2基のトライモーターが発生する最高出力は1020馬力に到達し、たった2.6秒で時速100kmを完了させることが出来る化け物スペックです。
ニュルブルクリンク最速レコードを樹立したポルシェ911GT2RSですら、0-100km/hのタイムは2.8秒なので、「モデルXプレイド」はポルシェよりも速いことになります。
重さが約2.5トンもあるSUVとは到底思えない加速力です!
ちなみに、大谷翔平選手が愛用しているのはベースグレードである「モデルX」のようです。
さすがに初めて自分で運転する車で「モデルXプレイド」のような化け物じみたスペックは必要ないと思ったのかもしれませんね。
モデルXのインテリアが凄い!
画像引用元:テスラ
大谷翔平選手が愛用している「テスラモデルX」のインテリアが近未来的過ぎて凄いことになっています。
モデルXのインテリアは、センターに17インチの巨大ディスプレイを採用したシンプルで生活感の無い印象になっています。
モデルXに採用されている17インチディスプレイですが、でかいだけではありません。
最大10テラプロップスの演算が可能であり、この数字はPS5と同等の処理能力になります。
テスラモデルXを充電している間に、最新のゲームで遊ぶことが出来るので、永い充電時間も苦ではないかもしれませんね。
テスラモデルXのインテリアは、次世代モビリティに相応しい未来的な印象を与えてくれます。
飛行機の操縦間のようなユニークな形状をしたヨーク型ステアリングホイールは「モデルXプレイド」に採用されています。
ちなみに、大谷翔平選手の愛車している「テスラモデルX」のステアリングホイールは見慣れている円形です。
モデルXのドアが凄い!
テスラモデルXと言えば、ファルコンウィングドアが有名です。
ドアを開くとファルコン(ハヤブサ)が降下している時の羽のアーチのように見えるため「ファルコンウィングドア」と呼ばれています。
ファルコンウィングドアの最大の特徴は、まるで関節のように途中で折曲がる構造でしょう。
それにより、車との間にわずか30cmの隙間があればドアを開けることが出来ます。
ちなみに、大谷翔平選手ですが、自分が運転しないときは後ろの席ではなく助手席に乗るそうです。
理由は、後ろに乗ると偉そうに見えるからだとか・・・・・そんな大谷翔平選手の謙虚な姿勢がさらなるファンを呼び込むのかもしれませんね。
テスラにとって最大のライバルとなる電気自動車メーカーはどこだ?
テスラモデルXの価格っていくら?
テスラモデルXの販売価格は、ベースモデルの「モデルX」で1300万円となっています。
上位グレードの「モデルXプレイド」になると1500万円です。
22インチアルミホイールや3列目シート、そして拡張オプションなども用意されています。
大谷翔平選手の「テスラモデルX」はベースグレードなので、1300万円となります。
大谷仕様はマットブラック!
画像引用元:NORAIMO
大谷翔平選手の「テスラモデルX」は、マットブラック(艶消しブラック)のフィルムを採用したラッピング仕様です。
ラッピングとは「包装」を意味しますが、まさに車全体をフィルム(専用のシール)で覆う事をいいます。
ラッピングフィルムを使用することで、様々なボディカラーに変更することが出来ます。
ラッピングは塗装ではないので、色に飽きたり、手放すことになればいつでもフィルムを剥がすことが出来ます。
剥がせばオリジナルのボディカラーに戻せるのでラッピングを使用しているユーザーは多いです。
大谷翔平選手の愛車をラッピングした「Daley Visual」tiwtterによると、「3M社(ラッピングフィルムの最大手メーカー)のマットブラッをベースにサテンブラックでアクセントを加えた」とありました。
さらに「3層コートのセラミックプロ(セラミックコーティングの名称)をブレーキキャリパー、アルミホイール、そしてボディに施工した」とも書いてあります。
大谷翔平選手の愛車に施工されたセラミックプロは、9Hという硬度を誇るレーシングカーなどにも採用されているコーティングです。
ちなみに、大谷翔平選手の「テスラモデル」のブレーキキャリパーは赤に塗ってありますね。
以上を踏まえると、大谷翔平選手の愛車の価格は、「モデルX=1300万円」「ブレーキキャリパー塗=10万円」「フルラッピング=100万円」「セラミックプロ=50万円」を合計した、1460万円くらいになるのではないかと思います。
さすがメジャーリーグの超人気スター選手に相応しい車だと思います。
正直、大谷翔平選手レベルだとポルシェやフェラーリなんていう超高級スーパーカーも乗れると思います。
しかし、実用性がありながら電気自動車という最新のマシーンを愛車に選ぶあたりが大谷翔平選手らしいのではないでしょうか。
大谷翔平選手の今後益々のご活躍を祈っています。