フォルクスワーゲン(以下:VW)のミドルアッパーモデルである「パサート」の次期新型テスト車両が目撃されました。
VW次期新型パサートは、同じグループであるアウディ「A4」シリーズとプラットフォームを共有するモデルです。
次期新型アウディA4アバントのテスト車両も目撃されているので、VW次期新型パサートのフルモデルチェンジ発表も近いと思われます。
目撃されたVW次期新型パサートテスト車両は、パサートのステーションワゴンモデルである「パサートヴァリアント」のようです。
日本では2015年に現在の8代目パサートにフルモデルチェンジしているので、フルモデルチェンジがあってもおかしくありません。
今回は、VWのミドルアッパーモデルである次期新型「パサートヴァリアント」フルモデルチェンジの日本発売時期と最新情報を紹介します。
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VW次期新型パサートヴァリアントの日本発売時期はいつ?
画像引用元:carscoops
VW次期新型パサートヴァリアントの日本発売時期は、2023年10月頃と予想します。
VWパサートは2014年に欧州でデリバリーが始まっているので、2022年で8年を迎えます。
VWはイヤーモデルの切り替え時期となる7月頃を目途に、VW次期新型パサート及びヴァリアントのフルモデルチェンジを発表すると思います。
もしVW次期新型パサートのフルモデルチェンジが2023年1月に発表されれば、2023年4月頃から欧州で納車が開始されます。
ほとんどの輸入車の場合、本国での納車開始から約半年で日本に導入されています。
よって、2023年4月から半年後となる2023年10月に日本でもフルモデルチェンジが発表される可能性があると推測します。
しかしながら、コロナウイルス蔓延に起因した自動車部品の供給不足をはじめ、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が、欧州の自動車メーカーに影響を与えています。
開発の遅延はなくとも、生産の遅延などもあり得るため、VW次期新型パサートおよびヴァリアントの発表も後ろ倒しになる可能性は拭いきれません。
VW次期新型パサートおよびヴァリアントの日本発表発売は気長に待っていた方が良さそうです。
VW次期新型パサートヴァリアントの最新情報
VW次期新型パサートヴァリアントの最新情報を紹介します。
VW次期新型パサートヴァリアントのエクステリア
画像引用元:carscoops
VW次期新型パサートヴァリアントテスト車両のフロントマスクです。
見れば見るほど目が痛くなるようなカモフラージュではなく、現行パサートヴァリアントのデザインをプリントしたカモフラージュになっています。
ヘッドライトとグリルは現行モデルのデザインで変装されられていますね。
まずヘッドライト形状ですが、現行モデルよりも鋭くなりグラフィックも変更されていることが分かります。
グリルのデザインは、8代目ゴルフにも採用されているLEDライトを左右に展開させる最新デザインになると思われます。
左右のエアインテイクにも現行モデルのデザインがプリントされたカモフラージュがありますが、パンパ―の外側には本物のエアインテイクとアウトレットが備わっています。
電気自動車などに見られる空気抵抗を下げるためのデザインが採用されているようです。
画像引用元:carscoops
VW次期新型パサートヴァリアントのサイドビューです。
フロントと違い、現行モデルのデザインがプリントされたカモフラージュはありません。
ヘッドライトの目尻の延長線上に控えめなプレスラインが採用されています。
リアドアからリアフェンダーにかけてオーバーフェンダーのような力強いデザインが取り入れられています。
横からのシルエットはアウディのステーションワゴン「A4アバント」に似ている印象を受けます。
とにかく、サイドビューにカモフラージュがないところを見ると、VW次期新型パサートヴァリアントのサイドパネルはこのデザインで確定すると思います。
画像引用元:carscoops
VW次期新型パサートヴァリアントのリアビューです。
フロントマスクと同様に、現行モデルのデザインがプリントされたカモフラージュによって、本来のデザインをうかがい知ることは難しいです。
バックドアに採用されている、テールライトに沿ってデザインされているような横基調のラインが気になりますね。
現行モデルのバックドアと比べても、全体的に上の方に立体的な形状が移行されたことで高級感が上がった印象です。
VWと言われなかったら、アウディのA4アバントのリアビューだと思ってしまうほど似ているような気がします。
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VW次期新型パサートヴァリアントのパワートレイン
画像引用元:carscoops
VW次期新型パサートヴァリアントのパワートレインですが、現時点ではあまり情報がありません。
フルモデルチェンジ後の9代目VWパサートですが、おそらく最後の内燃機関(ガソリンや軽油のエンジン)になる可能性が極めて高いと言えます。
よって、VWの新開発マイルドハイブリッドエンジンの搭載が予想されます。
エンジンの種類は、1.5ℓガソリンエンジンと2.0ℓディーゼルエンジンのマイルドハイブリッドの2種類になるでしょう。
遅れてPHEV(プラグインハイブリッドモデル)も予定されていると思われます。
今後の展開としては、VW次期新型パサートシリーズにも電気自動車モデルが追加される可能性もあります。
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VW次期新型パサートヴァリアントの予想CS
画像引用元:Motor1
海外の自動車メディアサイト「Motor1」に掲載されたVW次期新型パサートヴァリアントの予想CGです。
VW最新のデザイン言語を基に構築された完成予想CGには、VWの電気自動車「ID」シリーズのデザインも確認できます。
画像引用元:Motor1
リアテールライトはトレンドである横一文字形状と予想。
グラフィックはOLEDを想定したデザインになっているようです。