北米でトヨタ新型「タコマ」の発売が開始されました。
トヨタのピックアップトラック「タコマ」は「ハイラックス」の北米専用モデルとして発売されています。
4代目へとフルモデルチェンジを果たした新型「タコマ」のサイズは、全長541cm(213インチ)×全幅195cm(76.9インチ)×全高187cm(73.9インチ)となっています。
日本では大型サイズですが、アメリカでは中型ピックアップトラックのサイズです。
日本でもピックアップトラックがブームとなっており、三菱自動車も新型ピックアップトラック「トライトン」を日本に導入すると発表しています。
今回はトヨタの中型ピックアップトラック新型「タコマ」が日本で発売される可能性と2つの購入方法についてご紹介します。
トヨタ新型「タコマ」日本発売の可能性?
画像引用元:トヨタUSA
トヨタ新型「タコマ」が日本で発売される可能は、残念ながら限りなく低いと思います。
トヨタ新型「タコマ」が日本で発売されない理由は2つあると思います。
日本市場におけるピックアップトラックの需要と生産ライン(コスト)の問題です。
1つ目の日本市場におけるピックアップトラックの需要ですが、正直「ハイラックス」だけで満たしている印象です。
もちろん「ハイラックス」の上位モデルとして新型「タコマ」が導入されれば話題になるでしょう。
しかしながら、エントリーモデルで450万円を超える高級ピックアップトラックが日本で売れるとは考えにくいです。
日本市場で唯一のピックアップトラックが「ハイラックス」だから売れているという現状はあると思います。
また、新型「タコマ」を日本に導入することで「ランクル300」や2024年に発売される新型「ランクル250」のシェアを奪うことになりかねません。
2つ目の生産ライン(コスト)ですが、トヨタのピックアップトラックである「タコマ」の生産はメキシコにある新工場で行われる予定です。
現状では新型「タコマ」を日本で販売するのであれば、日本に生産ラインを作るかメキシコから輸送する方法しかありません。
もし日本に新型「タコマ」の生産ラインを建設するとなると数十億円にもなる莫大なコストが必要になります。
正直なところ、そんな膨大なコストをかけて日本に新型「タコマ」専用の生産ラインを作っても採算が取れないので、日本に生産ラインを作ることはないでしょう。
日本に生産ラインを作らないとすると、日本仕様の「タコマ」もメキシコの工場で生産し輸入することになります。
しかし輸入になると日本への輸送費や輸出税など様々な費用が上乗されます。
北米で約450万円で販売されている新型「タコマ」の価格は、日本仕様になると様々なコストが上乗せされ500万円以上の価格で販売される可能性があるわけです。
以上のことから、残念ながらトヨタ新型「タコマ」が日本で発売される可能性は限りなく低いという結論に至りました。
とはいえ、新型「タコマ」が日本で発売されるが完全に無いというわけではないです。
日本市場での需要が高まれば、トヨタも新型「タコマ」の日本導入を検討することでしょう。
かつて海外専用車両だった「FJクルーザー」が日本で人気を博し、結果的にトヨタが日本導入を行いました。
以上のことから、新型タンドラが日本で発売される可能性は完全なゼロではないと思います。
とはいえ、新型「タコマ」が日本で販売される可能性は今のところ1%くらいですけどね。
トヨタ新型「タコマ」2つの購入方法とは?
画像引用元:トヨタUSA
トヨタの中型ピックアップトラックである新型「タコマ」が日本で発売される可能性は低いですが、決して購入できないわけではありません。
トヨタ新型「タコマ」を日本で購入する方法が2つありますのでご紹介します。
購入方法①トヨタ新型「タコマ」を個人輸入をする
画像引用元:トヨタUSA
トヨタ新型「タコマ」を日本で乗るためには、個人輸入するという方法があります。
世界では売られているけど日本では売られていない車を個人的に日本に輸入する方法です。
しかし個人輸入には「手間」「時間」「費用」がかかります。
なので、時間的にも経済的にも余裕のある一部の限られた車好きしか個人輸入に手を出すことは出来ないでしょう。
どうしても新型「タコマ」に乗りたい!という強い決意があるのであれば止はしませんよ!
さらに個人輸入で車を購入できたとしても結構な「イバラの道」が待っています。
・個人輸入車にはメーカー保証がない
・トヨタ正規ディーラーでの整備点検が出来ない(入庫を断られる可能性大)
・車のシステムが日本語非対応
・点車検や修理に結構な費用がかかる
我慢はオシャレとよく言いますが、経済的な余裕があれば誰も乗っていな新型「タコマ」を日本に個人輸入するのも悪くないと思います。
購入方法②並行輸入されたトヨタ「タコマ」の中古車を購入する
トヨタ「タコマ」は中古車で購入可能です。
トヨタ新型「タコマ」を日本で購入する方法の1つ目である個人輸入をしている勇者がいるんですよ!
画像引用元:カーセンサー
トヨタ「タコマ」の中古車価格相場は490~940万円前後となっています。
新型「タコマ」ではなく、先代モデルでも妥協できるようであれば中古車を買う方が現実的だと思います。
新型「タコマ」を個人輸入しても、中古車のタンドラを購入しても、ディーラーには持ち込めないので条件と維持費は同じですからね。
もちろんもう少し待っていると新型「タコマ」を個人輸入した人が中古車として出品するかもしれません。
どうしても新型「タコマ」に乗りたいのであれば、毎日大手中古車サイトをチェックして見逃さないように注意しましょう。
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