どうも、Mです。
2018年11月21日、三菱のクロスカントリーミニバンであるデリカがマイナーチェンジされ装いも新たに生まれ変わり予約受注が開始されました。
私の中でデリカと言えば、やはりダカールラリーのイメージですね。
元々フランスのパリをスタートして、アフリカのセネガルの街ダカールをゴールとするレースだったことからパリ・ダカール・ラリー、通称「パリ・ダカ」と言われていました。
最近のダカールラリーは南米で開催されていて、2018年1月6日から20日に行われた大会ではペルーのリマをスタートし、ボリビアのラパス、そしてアルゼンチンのコルドバの3ヵ国を回るルートでした。
一日に500kmから800km走行する為、2週間の開催期間中の総走行距離は8,500km以上にも及びます。
コースはサーキットのように全てが舗装道路ではなく、泥道、砂漠、湿地帯、小川など到底普通の車では走行不可能な場所を走行しなければいけません。
しかもピットなどもあるわけでもないので、故障したら自分たちでその場で修理します。
まさに「世界で最も過酷なレース」の一つです。
そんなダカールラリーに三菱デリカは出場していました。
どんな場所でも潜り抜けてします屈強なボディとサスペンション、そして駆動力は見ていて気持ちよかったですね。
そんなわけでもし私が四輪駆動車の購入を検討するとすれば三菱デリカも候補の一つに挙げるでしょう。
そんな三菱デリカが12年ぶりのマイナーチェンジされるという情報に興味がありました。
そしてついに三菱デリカのマイナーチェンジがこれです。
はい、ドン!
あいや~。
正直デリカの面影はボディのシルエットくらいですね。
マイナーチェンジではなくてフルモデルチェンジじゃないかと思ってしまうほど全く違う車になりました。
しかし・・・・・・、好き嫌い分かれそうなフロントマスクですね(笑)
なんだか色んな意味でぶっ飛ばしてきましたね。
トヨタのヴェルファイアのようなゴリゴリ感を出したかったのか。
はい、ヴェルファイア、ドン!
それともキャデラックのエスカレードのようなオラオラ感を出したかったのか。
はい、エスカレード、ドン!
もしかしてゴリゴリとオラオラの両方を出しちゃったらこんな感じになったのか。
いずれにせよ、非常に個性的なエクステリアへと変貌を遂げました。
まずはネットでの反応を調べてみました。
アウディQ5の2.0TFSIに試乗!完成度の高さに大満足だった件!
三菱デリカのマイナーチェンジ、ネットでの反応は?
さぁ、ネットではどんな評価を受けているのか調べてみました。
- 変な顔
- 奇形だな
- なんじゃこりゃ
- カッコ悪いです
- すごく気持ち悪いデザインだな
- ウルトラセブンみたい
- すんげー下品だなぁw
- くそかっこわるいな!これに関わった奴全員クビにした方が良いと思う
- なんだかほっぺ両方からぎゅってされたみたいだなぁw
- 笑えるくらい、ダサい。こんなん走ってたら指さして笑う
- 前の顔の方が良かった
と、まぁ、予想はしていましたが、散々な言われようですね。(汗)
確かに個性的なフロントマスクなので、ちょっと抵抗あるかもしれません。
私の意見ですが、私はこの新型三菱デリカのデザインは面白いデザインだと思いました。
カッコいいとか、売れそうとか、そういう視点ではなく、なにか型にはまったものをぶち壊した感が面白いなぁと思いました。
デリカだからこそできた型破りなデザインですね。
それではもう少し詳しく新型三菱デリカを見ていきましょう。
三菱デリカのエクステリア
それではもう一度フロントマスクを見てみましょう。
はい、ドン!
うん、インパクトありますね!
まず、左のホワイトカラーがデリカD:5のエクステリアです。
特徴はハニカムメッシュグリルにクロームメッキが施されたアンダーガードですね。
ツートンカラーにまとめられていてオフロードが得意そうなアウトドア仕様となっています。
右のグレーカラーが今回新たに追加されたグレードで「アーバンギア」です。
「アーバン」とは「都会的」という意味ですので、クロスカントリーのオフロードイメージのあるデリカD:5を都会的に仕上げたというわけですね。
特徴は横基調のグリルとオフロードっぽくないエアロバンパーですね。
デリカD:5のラグジュアリーモデルということもあり、どこかトヨタのヴェルファイアのような雰囲気もあります。
そしてなんといって一際目を引くのが縦に並べられたLEDヘッドライトです。
外側がロービームで内側がハイビームになっていて、それぞれリフレクターによって照射位置が設定されているので防眩も行いつつ照射範囲を広げています。
一見ヘッドライトのように見えるグリルと繋がっている吊り上がったLEDライトは、ポディショニングライトのようです。
ターンインディケーターはヘッドライトユニットの下に配置されています。
リアビューです。
左がデリカD:5、右がデリカD:5アーバンギアです。
どちらも大きくは変わりませんが、左のデリカD:5のテールレンズは繋がっているのに対してデリカD:5アーバンギアはセパレートされています。
また、右のデリカD:5アーバンギアにはリアスポイラーが設定されているのに対して、左のデリカD:5にはリアスポイラーがありませんね。
そしてリアバンパーですが、それぞれ違うデザインのバンパーが装備されています。
もちろんグレードが違えばアルミホイールのデザインも変更されます。
こうやって見てみると、デリカD:5アーバンギアが普通のミニバンに見えてきますね。(笑)
三菱デリカのインテリア
新型三菱デリカはマイナーチェンジですが、エクステリアだけではなく、インテリアのデザインも大きく変更してきました。
12年もマイナーチェンジされないとどうしても古臭くなってしまいますからね。
フルダッシュボードスワップされた新型デリカD:5のインテリアがこちらです。
はい、ドン!
随分モダンなインテリアになりました。
曲線ではなく直線を中心としてデザインされ、壁のようだったダッシュボードには角度がつけられているので今風なクールで清潔感のあるインテリアになっています。
マイナーチェンジ前のインテリアはいかにもクロカン車というデザインだったので、新型三菱デリカのインテリアはとても新鮮です。
メーターも変更されています。
こちらもダッシュボード同様に角度が付けられていて、アナログメーターに視認性のいいLED証明が採用されていますね。
デリカD:5とデリカD:5アーバンギアで木目調の化粧パネルが採用されていて高級感もアップしています。
また、プラスチッキーだった先代と比べて格段にソフトタッチパッドの量が増やされているので、見た目も感触も一段とラグジュアリー仕様となっています。
ちなみに、アウディQ7もマイナーチェンジでフルダッシュボードスワップをするようなので、今後はマイナーチェンジでインテリアが変わるような時代が来るかもしれませんね。
アウディQ7が2019年にマイナーチェンジ!大幅な変更が行われる件!
三菱デリカの安全装備
そもそもクロスカントリーというカテゴリーには要らない装備なのかもしれませんが、購入者が一般人となれば話は別です。
今まで設定そのものがなく、ユーザーからの要望も多かったという三菱の先進安全装備「e-Assist」が、新型三菱デリカにようやく採用されます。
しかも標準装備です。
これで180km/hまで動作する自動ブレーキをはじめ、全車速追従型のアダプティブクルーズコントロール(ACC)、レーン逸脱警告が装備されることでライバル車との競争力アップを図ります。
三菱デリカのパワートレインと価格
斬新なデザインの新型三菱デリカD:5はディーゼル車のみの展開となります。
- エンジンは2.3L直列4気筒DOHCターボディーゼル
- 最高出力は107kW(145ps)/3500rpm
- 最大トルクは380Nm(38.7kg-m)/2000rpm
- トランスミッション=8速AT
- JC08モード燃費=13.6km/L
- 使用燃料=軽油
トランスミッションも6速ATから8速ATへと多段化され、スムーズな加速が期待できます。
先進安全装備と新しい8速ATの採用もあって新型三菱デリカの価格帯は
約385万円~約425万円
となります。
従来モデルよりやや高めのゾーンになりまが、それだけの価値のある性能と装備が採用されています。
もちろん従来型のガソリンモデルも継続販売されますので、新型三菱デリカのデザインが受け付けなくても大丈夫です。
Mの独り言
新型三菱デリカのマイナーチェンジ後のフロントマスクはインパクトありますね。
ネットでも反応も様々ですが、枠からはみ出そうとすると叩かれるんですね。
個人的にな非常に面白いエクステリアだと思っています。
嫌いではありません。
ただあえて言わせてもらうとすると。
新型三菱デリカのハニカムメッシュグリルが電気シェーバーに見えちゃうなぁ。
決して馬鹿にしているわけではありませんよ。
第一印象がそんな風に見えてしまうと中々そのイメージから抜け出せないだけです。
そんなこんなでもし私が新型三菱デリカを買うとするとデリカD:5アーバンギア一択ですね。(笑)
まとめ
いかがでしたか?
新型三菱デリカのマイナーチェンジ、というかもうほぼモデルチェンジと言っても過言ではないものでした。
フロントマスクはもちろんですが、フルダッシュボードスワップまで行うとは、新型三菱デリカへの本気度を感じざるを得ませんね。
まったく新しいデザインのフロントマスクで、なんかカッコよさとかそんな枠ではなく、デリカという車を一回ぶっ壊して再構築した唯一無二のミニバンです。
デリカD:5自体ミニバンというファミリーカーの代表のような車とはかけ離れた性能を有しているんですけどね。
デリカD:5は、世界中で信用されているRV、三菱パジェロと、今は無きラリーの申し子ランエボのDNAがしっかり受け継がれた本格的な四輪駆動だからです。
圧倒的な走破性と居住性を持つクロスカントリーミニバンです。
現車はいち早く2019年1月の東京オートサロンで展示されますので、ぜひこの目で見たみたいものですね。