プジョーの新型208に電気自動車の設定が!2019年中に日本発売か?

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どうも、Mです。

フランスの自動車メーカー、プジョーから発売されているコンパクトカー「208」のフルモデルチェンジが発表されました。

実はプジョーの設立は1882年とその歴史は古く、世界最古の量産自動車メーカーとして知られていて、グリルには後ろ足で立ち上がったライオンを模った「ベルフォールのライオン」をロゴとして使用しています。

日本でも見かけるロゴマークですよね。

プジョーの車の名称は「数字」で表記されているのも特徴の一つです。

「208」や「508」といった「3桁」、もしくは「2008」や「3008」などの「4桁」の数字で表されるモデルは、最初の数字が大きいほどサイズの大きな車を表し、最後の数字は「世代」を表しています。

今回フルモデルチェンジされた「208」はプジョーのラインナップの中では2番目にコンパクトな車になります。

「208」は、2011年11月にフルモデルチェンジが発表されたので、8年ぶりのモデルチェンジとなるのですが、プジョーを知っている方は驚いたに違いありません。

なぜなら世代が変わっても「208」のままだったからです。

これまでプジョーの2シリーズは「205」から「206」、「207」、そして「208」と世代が変わるごとに最後の数字が変わっていたのですが、「208」のフルモデルチェンジにより「209」になると思いきや、まさかの「208」のままという不可思議な現象が起こったわけですね。

まぁ、その謎はさておき、新型として生まれ変わった「208」ですが、一気に垢ぬけた印象を受けました。

エクステリアはもちろん、インテリアも最新のディバイスが組み込まれ、そして、電気自動車のラインアップまであるとか。

そんなプジョーの新型208を見ていきたいと思います。

目次

新型プジョー208の日本販売時期は?

なんと言っても気になるのは日本での販売時期でしょう。

輸入車は日本に生産工場がないので何かと日本導入には時間がかかりますからね。

時間がかかっても結果的に輸入されればいいですが、中には認可が通らなくて正規販売できない車種もあります。

新型プジョー208ですが、一部のエンジンの導入には時間がかかるかもしれませんが、まず日本の認可に通らないということはなさそうなので、日本に導入されることを前提として話を進めて行きましょう。

新型の日本導入時期を推測するにあたり、先代の208の導入例を見てみましょう。

先代のプジョー208は2012年3月に発表され、6カ月後の9月に欧州で計8グレードの発売が開始されました。

そして驚くことに、その2ヶ月後には日本で発表されているのです。

つまりこの先代の導入例に当てはめると、2019年2月に発表された新型208は6カ月後の8月には欧州で販売が開始され、その2カ月後には日本デビューを迎えるという仮説が立ちます。

よって、新型プジョー208の日本発売時期は2019年10月頃になる可能性があります。

欧州での発表から発売まで少し時間がかかるようですが、発売してからの日本導入は早いですね!

先代の208の導入例に当てはめた仮説ですが、新型208の2019年中の日本発売の可能性は高いと思われます。

新型プジョー208のエクステリア

それでは新型プジョー208のフロントマスクから見ていきましょう。

今までのプジョーのイメージが吹っ飛んでしまう程のダイナミックで型にはまらないデザインが採用されています。

大型のグリルが採用され、フロントマスクに厚みが増したことで迫力が出た感じがします。

そして、目に飛び込んでくるのは大胆、且つ、個性的なヘッドライトでしょう。

ライオンの「3本の爪」をイメージしたというヘッドライトグラフィックが個性的です。

ヘッドライトからバンパーかけて長く縦に施されたライオンの「牙」をイメージしたデイライトが新型208の唯一無二の存在感を与えています。

プジョーのロゴが「ベルフォールのライオン」だからというわけではないと思いますが、新型208のフロントマスクは「ネコ科」の動物の顔に見えてきます。

新型208のサイドビューです。

全長は4m程とコンパクトなサイズで、フォルクスワーゲン「polo」、アウディ「A1スポーツバック」がライバルとなるでしょう。

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車両後部に目を向けるとプジョー208という車がいかにコンパクトなモデルなのかが想像できますね。

しかし、コンパクトながらドアにはショルダーラインとドアハンドル下にもキャラクターラインが採用され、筋肉質なくびれが確認できます。

リアハッチは小さくまとめられていて、まるで今にも飛び出しそうな猫のような姿勢をしています。

新型208のリアビューです。

リアガラスは最小限の大きさに留め、ボディ部を多くしたことでスポーティな印象を受けるリアビューとなっています。

リアテールレンズはブラックアウトされていて、ヘッドライト同様の「3本の爪」のグラフィックがとても目立っていますね。

リアテールレンズの下には緩やかなカーブを描いたプレスラインが通っているので、思った以上にワイドに見える演出がされています。

リアバンパーにはグロスブラックで塗装された大型のリアディフューザーが採用され、まるでコンセプトカーのようなエクステリアデザインとなっています。

正直プジョーのデザインはユニークというか「奇抜」なイメージでしたが、新型208のエクステリアに関してはコンセプトが明確で筋が通ているのでとても「見やすい」ですね。

まぁ、フロントのヘッドライトのデザインは好き嫌いが分かれそうですが・・・・。

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新型プジョー208のインテリア

新型プジョー208のインテリアです。

プジョーのフラッグシップモデルである「508」譲りの最新のデザインと新世代のシステム「i-コクピット」がインストールされていることがわかります。

欧州車を中心に積極的に採用されているデジタルメーターも採用され、左右にトンネルのあるユニークはメーターフードはさすがフランス車と言ったところでしょうか。

日本車やドイツ車にはないデザインです。

インフォテイメントシステムはタッチパネルが採用され、直感で操作できるようになっています。

ナビゲーションシステムをはじめ、エアコン、コンピューター、車両設定など様々な機能が集約されています。

グレードによって「5インチ」「7インチ」「10インチ」の3タイプが設定されますが、おそらく日本仕様には「10インチ」が採用されると思われます。

インフォテイメントシステムの下にはユニークなスイッチが配列されていて、まるでジェット機か何かのコックピットにいるような気分になりますね。

センターコンソールに配置されたシフトセレクターはシフトバイワイヤー式となっていて、高級感のある仕様となっています。

ステアリングホイールは小径サイズのものが採用されているなど、プジョーのトレンドが随所に垣間見れるデザインとなっています。

新型208では「上級志向化」を掲げているだけあって、「若々しく」「最新」「エネルギッシュ」「上質」といった拘りが見えます。

新型プジョー208のパワートレイン

新型プジョー208のパワートレインですが、「ガソリンエンジン」「ディーゼルエンジン」「電気モーター」の3つのパワートレインが採用されるようです。

ガソリンエンジン

まずは日本導入の可能性が一番高いであろうガソリンエンジンのラインアップです。

1.2リッター3気筒ターボエンジンのみとなっていますが、「100馬力」「136馬力」「174馬力」という3種類の出力の違うエンジンが用意されています。

3種類すべてを日本導入するのかは分かりませんが、出来ればすべて乗り比べてみたいですね。

ディーゼルエンジン

ディーゼルエンジンは、1.5リッター4気筒ターボエンジンで最高出力は136馬力となっています。

ディーゼルエンジンの場合「馬力」よりも「トルク」のメリットが大きいので、136馬力というのはあまり気にしなくていいと思います。

1.5リッターターボディーゼルの最大トルクは、3リッターのガソリンエンジンの同じ「300Nm」くらいあるのではないでしょうか。

それだけあれば十分に力強い走りが堪能できると思います。

電気モーター(EV)

おそらく今回の「目玉」となる電気モーター仕様ですが、最高出力は136馬力、最大トルクは260Nmを発生し、時速100kmまでの到達時間は8.1秒となかなかの俊足をほこります。

電気モーター仕様の208は「e-208」と表記されていて、50kWhのバッテリーを搭載し、充電満タンでの航続距離は340kmを達成しているとのこと。

「e-208」の充電の所要時間は、一般家庭の電力(海外)で5時間15分、100kWの急速充電器で30分で80%まで補充できるようです。

ちなみに、日本の急速充電器は50kWなので基本的に倍の時間がかかるということになります。

電気自動車は魅力的ですが、日本の場合は急速充電器の入電力の問題を解決する必要があると思います。

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まとめ

新型プジョー208のフルモデルチェンジですが、思った以上にイケてますね。

失礼ながらプジョーを欲しいと思ったことがなかったのですが、新型プジョー208はちょっと物欲が刺激されました。

個性的なデザインであることは間違いありませんが、コンセプトがしっかりしているというか、デザインにブレがないところに好感が持てます。

インテリアの質感もメーカーが違うのかと思うくらいグレードアップしていて、日本人が好きな「高級」「ハイテク」「斬新」な感じもあるので、日本でも人気が出るかもしれませんね。

新型プジョー208には、アクティブクルーズコントロール、車線維持装置、パーキングアシスト、自動緊急ブレーキ、レーンワーニング、ドライバーアテンションモニターなどの最新の安全装置も数多く設定されているようですね。

先代の208の価格設定は、エントリーモデルで1,990,000円~トップモデルで3,220,000円。

新型208の日本予想価格は30万円ほど値上がりして、2,290,000円からとなるかもしれません。

ワンランク上の車となった新型208には最新のデザイン言語とシステムが搭載されているので、決して高い金額ではないと思います。

新型プジョー208の日本発売が楽しみです。

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この記事を書いた人

クルマ好きが高じて自動車業界に就職。国産ディーラーと高級輸入車ディーラーの営業マンとして15年以上従事し、合計1000台以上の新車・中古車の販売に携わりました。クルマが大好きな自動車営業マンが大好きな自動車に関するのお役立ち情報や最新モデルの情報を独自の観点から発信しています。

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