日産の新型「Z」の最速モデル「NISMO」を初スクープ！430馬力以上？

日産の2ドアスポーツカー「Z」のパフォーマンスモデルである「Z NISMO」のテスト車両が初スクープされました。

日産ファンにとっては、新型「Z」に「NISMO」が追加されるというニュースは朗報であることは言うまでもありません。

今回は、日産の新型「Z」に追加される「Z NISMO」について紹介します。

画像引用元①：Motor1
画像引用元②：NISMO

日産「NISMO」ってなに？

「NISMO」は、「NISsan MOtorsport」から命名された、日産のモータースポーツ活動と究極のパフォーマンスカーを作るために日産の経験と技術を詰め込んだ最速の車だけに名乗ることが許された特別な「称号」です。

つまり、日産の「NISMO」は、とにかく「やばい車」ということです。

ちなみに、日産「NISMO」と競合する日本車は、「トヨタ・GR」「ホンダ・タイプR」「スバル・STI」が妥当と思います。

輸入車のパフォーマンスモデルでは、「メルセデスAMG」「BMW・Mスポーツ」「アウディRS」とも比較されるほどの高性能モデルとしても世界的に有名なモデルです。

とにかく、「NISMO」の詳細は、メーカの公式ホームページ「What is NISMO？」をご覧ください。

日産「Z NISMO」テスト車両

日産新型「Z NISMO」のテスト車両です。

全身をブラックのカモフラージュで厳重に隠しているところを見ると、いかにこの車両が特別なモデルなのかを伺い知ることができます。

ボンネットのカモフラージュに2つダクトが設けられていることが分かります。

つまり、新型「Z NISMO」のボンネットにはエアインテイクが設けられており、そこへ空気を取り込むために穴が空けられているのでしょう。

フロント周りにおいても、「Z NISMO」専用デザインのエアロバンパーと専用グリルが採用される可能性が高いと思います。

通常の「Ｚ」と比べても、「Z NISMO」のテスト車両のグリルの面積は狭くなり、フロントスポイラーは肉厚で立体的な形状をしていることが確認できます。

ブレーキは「バージョンS」と「バージョンST」と同じ、レッドブレーキキャリーパーが採用されているようです。

新型「Z NISMO」のフロントフェンダーに注目すると、オーバーフェンダー化されているように見えます。

さらに、フロントフェンダーの後ろには、空気を抜くためのエアアウトレットが設けられる可能性があります。

一方でリアフェンダーに関しては、オーバーフェンダー化の確認は難しいですね。

リア周りでは、通常モデルと同じ「ダックテールスポイラー」がバックドアのエッジに採用されています。

新型「Z NISMO」のテスト車両をよく見ると、バックドアのダックテールスポイラーの左右のボディ側にも小さなスポイラーが採用されていることが確認できます。

見た目の差別化という事もあると思いますが、エンジン出力を上げることが前提とした空力デザインとなっているようです。

リアバンパーにも大きな変更が加えられるようです。

通常の「Z」では「台形」のリアディフューザーデザインが採用されていますが、新型「Z NISMO」のテスト車両では「長方形」の形状に変更されています。

カモフラージュの下には空気を吐き出すエアアウトレットが採用されているものと思われます。

最後にマフラーですが、こちらは通常の「Z」のデザインと変更は無いようです。

しかしながら、「Z NISMO」としてエンジン出力が向上されることを考慮すると、マフラーにも手が加えられる可能性が高いでしょう。

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エンジンは430馬力以上？

日産の新型「Z NISMO」のエンジン出力についてはまだ詳細がわかっていません。

とはいえ、エンジン出力はブーストアップされることはほぼ間違いないと思います。

通常の「Z」には、最高出力405馬力と475Nmの最大トルクを発生する3.0ℓV型6気筒ターボガソリンエンジンが採用されています。

少なくとも、最高出力はプラス25馬力となる430馬力まで引き上げられると予想します。

ちなみに、日産のフラッグシップスポーツカー「GT-R NISMO」では、通常モデルよりも最高出力を30馬力と最大トルクを25Nmのエンジン出力向上を実現させています。

個人的には、新型「Z NISMO」がプラス50馬力の最高出力450馬力程度になると面白そうだと思っています。

冒頭にも紹介しましたが、「NISMO」というモデルは、日産のモータースポーツ活動と究極のパフォーマンスカーを作るために日産の経験と技術を詰め込んだ最速の車だけに名乗ることが許された特別な「称号」です。

日産が新型「Z」に特別な称号である「NISMO」をラインアップするのであれば、徹底的に作り込んでくることは明白です。

世界的に電気自動車が注目され、内燃機関の車が減ってきている中に、バリバリのチューンドカーを開発してくれる日産に感謝しましょう。

日産の新型「Z NISMO」の発表が楽しみです。

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