イギリスのスポーツカーメーカーとして知られているロータスが、同社としては初となる完全電気SUVモデル「Eletre(エレトレ)」のワールドプレミアを行いました。
ロータスといえばコンパクトスポーツカー「エリーゼ」が有名なメーカーです。
スポーツカーを手掛けるロータスが初の完全電気自動車として選んだのがSUVというのも感慨深いですね。
それだけ世界的にSUVモデルが売れ続けているという事でしょう。
今回は、ロータスが世界初披露した完全電気SUVモデル「エレトレ」のサイズや驚きのスペックを紹介します。
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ロータス初の完全電気SUVエレトレとは?
画像引用元:carscoops
ロータス初の完全電気SUVエレトレのサイズ
ロータス初の完全電気SUVエレトレのサイズを紹介します。
ワールドプレミアで発表されたエレトレのサイズは、全長5103mm×全幅2135mm×全高1630mm、ホイールベースは3019mmです。
比較的コンパクトな高性能スポーツモデルを世に送り出してきたロータスにしては、エレトレのサイズは大型と言わざるを得ない印象です。
ロータス新型電気SUV「エレトレ」のサイズは、ポルシェ「カイエン」と同等かそれ以上になる可能性があります。
居住性を重視したのか、もしくは、バッテリー容量の関係で巨大なプラットフォームが必要だったのかは不明ですが、エレトレのサイズはコンパクトではないことが確認できました。
ロータスとしても完全電気自動車を導入することで、ポルシェだけではなく、ランボルギーニもターゲットにしている可能性もあります。
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ロータス初の完全電気SUVエレトレのスペック
ロータス初の完全電気SUVエレトレのスペックですが、公表値によると608.3馬力という驚異的な数値を叩き出しています。
ロータス「エレトレ」は、前後1基ずつハイパワーモーターが採用された四輪駆動モデルです。
個別モーターのスペックは公表されていませんが、少なくとも300馬力前後のモーターを前後に配置しているシステムになります。
ロータス「エレトレ」の0-100km/h加速は3.0秒以下、最高速は260km/hと発表されました。
ロータス「エレトレ」には100kWh以上のバッテリーを搭載することにより、WLTPで最大航続距離は約600kmとなっています。
しかも、対応する急速充電器の容量はなんと350kWhです。
350kWhの急速充電が可能となったことで、たった20分で400km分の航続可能距離を充電することが出来ます。
モーターのスペックもさることながら、急速充電器の対応電量も驚異的なスペックになっています。
とはいえ、350kWhという超急速充電器が日本に設置されるかどうかは正直怪しいところです・・・・。
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ロータス初の完全電気SUVエレトレの最新情報
ロータス初の完全電気SUVエレトレの最新情報を紹介します。
画像引用元:carscoops
ロータス初の完全電気SUVエレトレのエクステリア
ロータス「エレトレ」のフロントマスクです。
第一印象は、今まで見たことのないデザインの車と言った印象を受けます。
上部に設置された¬型のライトは、複数のLEDセグメントが採用されていることが確認できます。
夜間の視認性を向上させるヘッドライトはおそらく下側に採用されています。
電気自動車にはパワートレインを冷却するためのグリルが無いのですが、ロータス「エレトレ」にはエンジン車のようなグリルがあるように見えますね。
グリルがダミーである可能性もありますが、一見すると電気自動車っぽく見えないのでカッコいいです。
ロータス「エレトレ」のグリルには、静止時や走行時の空気抵抗を減らすために電動シャッターが採用されています。
冷却が必要な時にはシャッターが開き、モータとバッテリーの冷却に必要なだけの空気を取り込むことが出来ます。
ロータス「エレトレ」のサイドビューです。
一見すると今流行りのクーペSUVのようなフォルムですが、随所にスポーツカーメーカーらしい工夫が盛り込まれています。
フロントですが、SUVとしては低いボンネットを採用しています。
低いボンネットデザインを採用することで、視覚的にもスポーティな印象を与えることが出来ます。
ロータス「エレトレ」には、上部のグリルから取り入れられた空気をフロントタイヤ後方に設けられたアウトレットダクトから排出する設計が採用されています。
SUVフォルムになってはいますが、ロータスの培ったスポーツカーのノウハウがしっかりと伝承されています。
サイドパネルには、複数のプレスラインが確認できます。
ドアのアウターハンドルはフラッシュ化されている点を考慮すると、相当エアロダイナミクスに力を入れているように見えます。
ロータス「エレトレ」のリアビューです。
とにかく立体的!という印象を受けますね。
横一文字のシンプルなテールライトを中心として構成されたリアビューですが、非常に立体的なデザインになっています。
テールライトの外側にあるエアインレットは、フロントグリルからバッテリーとモーターを経由した空気の排出口となっています。
当然ですが、電気自動車なのでマフラーエンドはありません。
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ロータス初の完全電気SUVエレトレのインテリア
ロータス「エレトレ」のインテリアです。
インテリアに関しては、いかにも電気自動車といった印象を受けます。
メーターナセルはもちろん、助手席にもデジタルパネルが採用されています。
センターには15インチ以上あろうかという大型ディスプレイが鎮座していて、物理ボタンはほとんど見当たりません。
センダーコンソールにはスイッチ式のシフトセレクトが採用されています。
賛否両論ありますが、スイッチ式のシフトセレクトが電気自動車らしいという風潮が強いのも事実です。
咄嗟にシフトチェンジしなければならないような場面ではちょっと慣れが必要と思います。
画像引用元:carscoops
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