Mです。
ついに、BMWのオープンスポーツカーであるZ4がフルモデルチェンジをし、ワールドプレミアされました!
実は、私を外車好きにさせてくれたのはBMWですので、非常に興味深々です。
BMWのZ4はハードトップ(ボディー同色の硬い素材)オープンだったのですが、新型Z4では、ソフトトップ(幌)が採用されました。
その辺の理由もお伝えできればと思っています。
なにせ、写真と情報だけを頼りに、勝手に妄想し、勝手に評価するという、ないものねだりの僻(ひが)み企画ですので、言いたいことをなんでも言っていこうと思います。
それでは、早速見ていきましょう!
BWM Z4エクステリア
まずは、BMW新型Z4のエクステリアから見ていきましょう。
完全に私の主観でお届けしますので予めご了承ください。
BMW Z4フロントビュー
フロントビューではBMWのアイデンティティである二つに分かれたグリル、「キドニーグリル」が確認できます。
よく「豚鼻グリル」なんて言われたりしていますが、私は好きですけどね。
よりワイドになったキドニーグリルを中心に横に広がるように力強くデザインされているエアインテークがスポーティなエクステリアを演出しています。
そしてなんといってもヘッドライトのデザインがなんとも言わせませんね。
BMWのヘッドライトは必ず2灯式(ライトが横に2つ並ぶデザイン)で、しかも、2012年以降のBMWではキドニーグリルとヘッドライトが繋がったデザインが採用されてきました。
これです。
はい、ドン!
画像のように片側2灯式のヘッドライトとキドニーグリルがくっついているんです。
まさしく「これがBMWだ!」といったデザインでした。
なので、次期Z4もこのデザインを与えられてこんな感じの車になると思っていました。
はい、ドン!
キドニーグリルと繋がった、片側2灯式のヘッドライトの予想CGです。
これはこれであり?
いやいや、これじゃ想定通り過ぎて、いかにもBMWであり、それ以上でもそれ以下でもないでしょう。
なので、発表されてBMW新型Z4のデザインには、いい意味で裏切られましたね。
ではここで、新旧Z4を比べてみましょう。
はい、ドン!
比べてみると違いが確認できます。
ヘッドライトグラフィックを一新し、吊り上げることでよりアグレッシブで攻撃的な印象に変わりました。
さらに、大きくワイド化されたバンパーデザインが、Z4のキャラクターを一層スポーティに仕上げています。
ワイド&ローを意識したデザインですね。
まさに、新型Z4はBMWの要素を残しつつ、まったく新しいBMWのデザインを確立させた次世代のデザインではないでしょうか。
ちなみに、この公表された写真は「M40i」というグレードで、BMW新型Z4のトップエンドモデルのようですので、なおさらスポーティな印象なんですね。
通常グレードでいうと、「Mスポーツパッケージ」をオプションで選択するとこんな感じのエクステリアになるのかな?
とにかく、BMW新型Z4のエントリーモデルのエクステリアは、もう少しおとなしいものになることは間違いないでしょうね。
BMW Z4サイドビュー
BMW新型Z4のサイドビューです。
まず目につくのは、フロントフェンダーの後ろに設けられた大型のエアダクトですね。
エンジンルームの熱のアウトレットなのか、タイヤハウス内のエアダクトなのかはわかりませんが、いずれにせよ、まるでレーシングカーのようなダクトが、ハイパフォーマンスカーを演出していますね。
次に、力強くフロントタイヤからテールレンズを結ぶように描かれたショルダーラインとフロントフェンダーエアダクト下部からドア、そして、テールレンズを結び、絞り上げるようにデザインされたダイナミックラインが、さらに、新型Z4を前傾姿勢に見せてくれますね。
まるで今にも獲物に襲い掛かろうとする猛獣のようです。
では、新旧比較してみましょう。
はい、ドン!
一目瞭然ですね。
旧型のサイドビューにはドアノブを中心とした「くびれ」があり、「尻つぼみ」のデザインが採用されていますね。
一方、新型はフロントからリアにかけて吊り上がっているデザインになっています。
分かりやすいように、ショルダーラインから下の部分だけをマーキングしてみましょう。
はい、ドン!
どうですか?
旧型は「ひょうたん型」で、新型はフロントからリアに駆け上がる「台形」なのです。
これが新型が「前傾姿勢」に見える理由なんです。
いかにスポーティなデザインなのかがわかると思います。
BMW好きのあなたはもう気付いていると思いますが、BMW新型Z4は「リアルスポーツ」を目指す為に、従来のハードトップ(金属を使った硬いルーフ)から、ソフトトップ(防水繊維を使った幌)に変更されました。
デザインだけを重視するならハードトップでも構わなかったはずですが、あえて、ソフトトップを採用したのです。
これは、車両の軽量化を念頭に置いた結果に他なりません。
BMW新型Z4は、「オシャレなオープンカー」を脱した、「本物のスポーツカー」へと進化したと言っても過言ではないのです。
この選択は、走りを重視するユーザーからすると、間違いなく評価するべき点ですよね。
素晴らしいです。
BMW Z4リアビュー
BMW新型Z4のリアビューです。
ご覧ください、このいかにもスポーツカーらしいリアビュー。
細いテールレンズに縦のスリットのリアバンパーが只者ではない感じを演出していますよね。
「スポーツカーはケツがカッコよくちゃならない」
なんの漫画か思い出せませんが、こんなセリフがある漫画を読んだときに、鳥肌が立ったことを覚えています。
スポーツカーは、その名の通り、「車のスポーツ選手」です。
一般道を走る車以上の運動性能を誇っている車です。
なので軽快に他の車両を抜いていくわけです。
つまり、多くの人が、そのスポーツカーのフロントよりも、抜かれて過ぎ去っていくあなたの車のリアビューを見ているわけですね。
だからスポーツカーのリアビューはカッコよくないといけないのです。
まさに、その通りだと思います。
話を元に戻しましょう。
BMW新型Z4のリアビューは、一見してスポーツカーと分かるデザインとなっています。
「やっぱBMWのZ4はカッコいいなぁ」
と思えるデザインになっていると思います。
BMW Z4インテリア
BMW新型Z4のインテリアです。
第一印象は、「これはあり」でした。
もちろん、私自身、そんな上からものを言える身分ではありませんが、このインテリアには衝撃を受けました。
まず、とにかく美しいこと。
従来のBMWのインテリアは、どこか「ストイック」な印象がありました。
なんというか、飛行機っぽいというか、戦闘機っぽいというか。
とにかく、マニアック過ぎた印象がありました。
しかし、BMW新型Z4は、スタイリッシュで、かつ、高級感(値段相応の質感)を感じることが出来るような気がします。
2018年6月にワールドプレミアされた、BMWのX5もインテリアも世界的に好評を得ていました。
BMW新型Z4のインテリアは、BMW新型X5に共通したプレミアムで近未来的なインテリアデザインを感じます。
BMW Z4予想されるハイテク装備
さぁ、BMW新型Z4はデザインだけではありませんよ!
2019年の最新の装備があなたの物欲を刺激しますので、お金を使いたくない人は要注意です!
フルデジタルコックピット
BMW新型Z4に採用されているデジタルメーターです。
「いやいや、デジタルメーターは今や珍しいものでもなんでもないでしょ?」
おっしゃる通りです。
アウディグループ(アウディ、ポルシェ、ランボルギーニ、ベントレー、ブガッティ)をはじめ、メルセデスベンツ、ジャガー、ランドローバー、キャデラックなどなど。
世界的に高級車と言われるモデルには、軒並みデジタルメーターが採用されているので、今更感は否めませんが、このBMWのデジタルメーターをよく見ると・・・・・・。
あれ?よく見るとすごく近未来的なデザインになってるではないですか?
特に、タコメーター(回転数メーター)は、スピードメーターと逆回りで表示しているところが、私が敬愛するアストンマーチンのメーターみたいで素敵です。
はい、ドン!
アストンマーチン、素敵過ぎます!
スピードメーターは時計回り、タコメーターは反時計回りになっています。
この演出がBMW新型Z4にもあるというわけです。
BMWオペレーティングシステム7.0
一部報道によると、
「BMWオペレーティングシステム7.0は、次世代のBMWの表示および操作システム。完全にデジタル化されたシステムで、従来以上にドライバーの要求に緻密に合わせることができるよう設計されている。」
とのこと。
おそらく、BMW独自開発のAIを搭載したインフォテイメントシステムと思われます。
ドライバーの声やシートポジションに応じて、エアコンの設定や音楽などの個別設定を瞬時に認知、そして、確定するようなシステム。
であればいいなぁなんて思っているのですが、今のところどれほどの実力を持ったものなのか公表されていません。
しかしながら、人々が度肝を抜かれるようなシステムを用意していることを期待しています。
ちなみに、サウンドシステムは「ハーマンカードン製サウンドシステム」が用意されているようです。
BMW Z4パワートレイン
気になるBMW新型Z4のエンジンラインアップですが、予想パワートレインは3種類がラインナップされると予想されています。
2018年9月現在、「s20i」、「s30i」そして「M40i」の3つがラインナップされることが予想されます。
ちなみに、まだ正式発表はありませんが、2L直列4気筒ターボの「s20i」と「s30i」は、それぞれ最高出力が184psと252psに達すると予想されています。
また、最上位パワートレインとなると思われる「M40i」は、BMWファンが待ち望んでいた、3L直列6気筒エンジンを搭載!
ターボで武装された、そのエンジンの最高出力は340psにも及ぶと思われます。
BMWメイドのインライン6、別名シルキーシックスにターボチャージャーという反則的なエンジンを搭載するというのです。
0-100kn/h加速は5秒以下の4.6秒とのこと!
このエンジンが、良くないわけないでしょう?
世界最高峰のエンジンフィーリングを言われたBMWのインライン6(直列6気筒エンジン)に、フリクション(抵抗)が少ない、次世代ターボチャージャーを搭載し、340psという出力を発生させる新型エンジンを体感してみたいですね。
ということで、BMW新型Z4の最高出力は「s20i」の184psから、「M40i」の340psと幅広い設定になるということです。
BMW Z4の日本販売価格は?
さぁ、気になる新型Z4の日本販売価格ですが、まず間違いなく旧型モデルより高額になると思われます。
その根拠として、新開発のエンジンやダンパーコントロール付きスポーツサスペンションなどの「走り」に特化した装備が用意されているは同然として、やはり、ドライバーをサポートするハイテク装置の存在です。
フルデジタルメーターはドライバーの必要な情報を瞬時に表示することができ、さらに、システムの中枢であるインフォテイメントシステムは音声操作、データ通信、最大5人のドライバーの設定をメモリー出来る機能など、まさに次世代の車の性能を兼ね備えているからです。
旧型のエントリーモデルである「sDrive20i」で\5,180,000。
トップモデルである「sDrive35is」で\8,500,000。
この価格を踏まえて、新型Z4の日本販売価格は、
「s20i」は、5,680,000円
「s30i」は、6,380,000円
「M40i」は、8,850,000円
と予想します。
ライバルであるメルセデスベンツSLKとアウディTT Coupeの価格とほぼ同等に合わせてくるはずです。
レギュラーモデルから展開し、ハイパフォーマンスモデルである、メルセデスベンツの「AMG」やアウディの「RS」のスペックにあたる「Mモデル」の追加が行われる可能性もありますね。
Mの独り言
BMW新型Z4ですが、見ているだけで胸がワクワクするようなモデルですね。
最新のデザインに最新の装備、そして、最新のパワートレインを搭載するまさに走る為だけに生まれてきたようなスポーツオープンカーであることは間違いないでしょう。
そんな、待望の新型Z4に言わせて下さい。
なんか、ちょいちょい「トヨタ臭」がする
です。
こちらをご覧ください。
はい、ドン!
なんだかわかりますか?
これは、新型Z4と新型スープラのテスト走行時の写真です。
ちなみに、左が新型Z4で右が新型スープラです。
知っている方も多いでしょうが、今回BMWは新型Z4のシャシーを次期トヨタスープラと共有することを発表しています。
つまり、BMWのシャシーとエンジンでトヨタスープラを開発するというわけです。
新型Z4はオープンで、新型スープラはクーペと住み分けはされていますが、中身は一緒というわけです。
なので、一見するとまったく違う車のようですが、ベースは同じなので、よく見るとドアミラーのデザインは同じであったり、共通点が見てとれます。
共同開発となると、BMWとトヨタの開発チームが密に連絡を取り合い、開発を進めていった可能性は大ですよね。
何が言いたいかというと、BMW側がトヨタの開発チームの要望に寄せてシャシーを開発、つまり、忖度があったのではないかと言うことです。
BMWが一貫して貫いてきた片側2灯式のヘッドライトを思い切って変更したのも、そういった経緯があるのではないかと正直、疑っています。
そんな風に疑ってしまうと、「心持ちインテリアデザインもレクサスっぽくない?特にシフトノブとかレクサスぽいなぁ」なんて思ってしまいます。
真相はわかりませんが、言わずにはいられませんでしたので、言わせてもらいました。
まとめ
いかがでしたか?
BMW新型Z4の勝手なインプレは楽しんでいただけたでしょうか?
公表された画像と情報であれこれ妄想してみると意外と楽しいものですね。
まぁ、新型Z4が日本で発売されるまでもう少し時間がかかりそうですが、非常に良いものになっている気はします。
BMWなのに今までのBMWになかったデザインを取り入れているので、一見してBMWに見えないのが特徴的ですね。
あれこれ言いましたけど、現車を見ることが出来たら、「わぁ、カッコいい!」ってなるんでしょうけどね(笑)
BMW新型Z4も気になりますが、正直、共同開発されているトヨタスープラも気になりますよね。
とにかく、日本デビューが待ち遠しい車であることは間違いありません!