【レビュー】アウディの高性能モデル「S4」に試乗!評価してみた件!

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アウディのDセグメントの人気モデル「A4」の高性能モデルである「S4」に試乗させてもらいました。

結果から言うと想像以上にジェントル且つスポーティな車でした。

アウディ「S4」に搭載されている3リッターV6ターボエンジンの最高出力は354PS、最大トルクは500Nm。

5ℓのガソリンエンジン並みのトルクを発生させるパワートレインには、8速ティプロトニックトランスミッションとアウディの四輪駆動システム「quattro(クワトロ)」が採用され、快適な走行と圧倒的なトラクションを得ています。

スペックだけ見れば運転に覚えのある人しか乗れないような「じゃじゃ馬」を想像してしまいますが、まったくそんなことはありませんでした。

おそらく誰が乗っても速く、そして安全に運手することが出来る車でしょう。

そんなアウディ「A4」の高性能モデル「S4」の試乗インプレと評価をしてみたいと思います。

目次

アウディ「S4」試乗インプレ

早速、今回の相棒であるアウディ「S4」をご紹介しましょう。

アウディ「S4」にはセダンモデルとステーションワゴンモデルの2タイプあります。

今回試乗させてもらったのはセダンモデルで、車両本体価格は8,460,000円です。

装備されているオプションは、

  • グレイシアホワイトメタリック(85,000円)
  • アシスタンスパッケージ(80,000円)
  • サンルーフ(160,000円)
  • Bang&Olufsen3Dアドバンストサウンドシステム(170,000円)
  • マトリクスLEDヘッドライト(100,000円)
  • レザーパッケージ(290,000円)
  • プライバシーガラス(70,000円)
  • 19インチアルミホイール(不明)

となっています。

合計の車両本体価格は、9,415,000円です。
※価格は2019年モデルで算出していますが、試乗車は2018年モデルなので誤差があります。

本当に毎回毎回ありがとうございます。

いつか買える日が来るように頑張りますから、これからも試乗会に呼んでください!!

アウディ「S4」のエクステリアですが、「A4」のS lineパッケージとほぼ同じなのですが、「S4専用のグリル」とフロントフェンダーの「V6T」のエンブレム、そして「シルバーのドアミラーカバー」がカッコいいですね。

足元を見るとオプションの19インチアルミホイールの隙間から顔を覗かせる「S4」専用の巨大なブレーキキャリパーが只者ではない雰囲気を醸し出していますね。

インテリアのデザインは「A4」とまったく同じですが、デコラティブパネルに「ブラックカーボンファイバー」が採用されているのでかなりクールでスポーティな印象を受けます。

オプションのレザーパッケージによるスポーツシートとシルバーステッチも相まって上質な高級感も加わっています。

では、エンジンを見ましょう。

キュルルルルルッ、フォーン!!

V6ならではのセルモーター音が車内に響いたとほぼ同時に、普通車ではまず聞くことが出来ないエンジン音が車内を包み込みます。

まるで少し離れたところでレーシンカーのエンジンを聞いているような音です。

スタート後「ボーッ」という重低音のきいたアイドリングをする「S4」を前に「この車速いな。気を付けよう。」と自分を律したのは言うまでもありません。

シフトを「D」レンジに入れ、出発します。

搭載されているトランスミッションがポルシェが開発した大トルクに対応する「ティプロトニック」ということあり、出だしはスムーズです。

少しアクセルを踏んだだけで、いかにこの「S4」が速い車なのか分かります。

直線道路でちょっと踏み込んでみます。

「フォーーーーン!」と気持ちの良いエキゾーストサウンドを響かせながら猛烈に加速する「S4」。

「ヤバい!気持ち良すぎる!!」

身体はシートに押し付けられますが、決して暴力的ではない加速力は非常にジェントルです。

あっという間に加速する車体を瞬時にアクセルを戻して法定速度である60km/hに留まらせます。

これは街中で乗るには有り余るスペックの車だなぁと思いながら走っていると、とても乗りやすいことに気が付きます。

乗り心地も良いいし、「ボーッ」という野太いエキゾーストサウンドは聞こえるものの決して不快な音ではありません。

アクセルを踏めばたちまち500Nmというトルクが「S4」を猛烈に加速させるのです。

しかも、アウディが誇る四輪駆動システム「quattro」で武装されている為、どんなにアクセルを乱暴に踏もうともホイールスピンは皆無!

まさに意のままに車をコントロールできます。

「加速力」「音」「走行性能」どれを取っても申し分ないスペックです。

ドライブセレクト(シャシコントロール)を「コンフォート」から「ダイナミック(スポーツ)」に切り替えます。

瞬時に「パーーーーーン」という甲高いエキゾーストサウンドが車内と包み込みます。

「ダイナミック」にすることで、マフラー内にあるフラップ開いて抑え込んでいたエキゾーストサウンドを響かせます。

それと同時に、「S4」に標準装備されているダンピングコントロールサスペンションの減衰力も「スポーツモード」へと切り替わります。

まるでスポーツカーのようなダイレクトなロードインフォメーションを車体に伝えてきます。

今は走っている路面が「スムーズ」「ラフ」「ドライ」「ウェット」「スノー」「アイス」であるということが把握できる程繊細な情報がステアリングとシートに伝わってくるような感じです。

しかも「quattro」のおかげでどこでアクセルを踏み込んでも車が暴れないんですよね。

思った通りのラインを余裕を持ってクリアできます。

「もしかして自分ってレースの才能あったかも?」と思ってしまう程の乗りやすいです。

ワインディングロードなので運転に集中していたら「S4」がセダンであることを忘れ、まるでスポーツカーに乗っていると錯覚してしまう程です。

正直、誰が乗っても速く走れる車ですね。

言い換えれば、「S4」は車として理想の形なのかもしれません。

アウディ「S4」評価

アウディ「S4」は本当に良い車です。

そんな「S4」の気になった点をご紹介します。

エンジンスタート時のエンジン音がうるさ過ぎる!

「S4」のエンジンスタートボタンを押すと、結構大きい音がします。

閑静な住宅街で早朝や深夜エンジンをかけるのに躊躇するレベルの音です。

確かにエンジンがかかる音はユーザーにとって重要ですよね。

それが高性能モデルであれば尚のことです。

とは言え、控えたい時に控えることが出来る機能も必要なのではないかと思います。

イギリスの超高級スポーツカーメーカー「アストンマーティン」は、スタートボタンを長押しするとエンジンを静かにさせる機能が付いています。

アウディ「S4」にもそんな配慮があってもいいと思いますが、残念ながら無いようです。

騒音問題などでご近所様と揉めたことがある方は気を付けた方がいいでしょう。

見た目が普通過ぎる!

これは短所でもあり、そして長所でもあるところですが、1,000万円近くする車にしては見た目が地味です。

「羊の皮を被ったオオカミ」と言えば聞こえがいいですが、正直見た目はアウディ「A4」のS lineパッケージとほぼ同じです。

出来れば専用のバンパーなどを採用して欲しいとこでですが、そうなるとS lineパッケージのなんちゃって「S」シリーズ仕様の存在意義がなくなってしまうので我慢する他ないのかもしれません。

目立ちたい方にはちょっと物足りないエクステリアですが、さりげなく速い車に乗りたい方にとっては絶好の検討車種であると言えます。

総合評価

「スタート時のエンジン音がうるさい」「見た目が普通過ぎる」と言った問題点があるにしろ、アウディ「A4」の実力は本物です。

「運転が巧い人」のが乗る車が速いのは当然ですが、「そうでもない人」が運転して速い車ってあまりありません。

しかし、アウディ「S4」は「運転が巧い人」が乗ればもっと速く、「そうでもない人」が乗れば実力以上に速く走らせることが出来る夢のような車だと思います。

しかも、350馬力前後という日本の道路状況を考えると少しオーバースペックと思える仕様くらいの方が快適に走行できます。

だって、ほぼ走っている車を抜こうと思えばいつでも余裕でブチ抜くことが出来ますからね。

車両本体価格は1,000万円前後しますが、もし購入可能な経済力を持っているのであれば一考の価値はあると思います。

まとめ

アウディ「S4」も試乗インプレと評価をしてみました。

「S4」は誰でも買えるお手頃な価格の車ではありません。

とは言え、「S4」のオーナーにしか見えない世界があるのも事実です。

5秒以内で時速100kmに到達する圧倒的な加速力、そして誰が運転しても意のままに操れる走行性能など魅力は満載です。

そんな「S4」のべーすとなる「A4」がビッグマイナーチェンジを控えています。

アウディ「A4」マイナーチェンジの情報
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現行モデルも魅力的ですが、改良新型となった「S4」も捨てがたいところです。

とにかく、現行の「A4」にぜひ試乗してみてください。

きっとあなたを感動させるものを秘めていると思います。

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この記事を書いた人

クルマ好きが高じて自動車業界に就職。国産ディーラーと高級輸入車ディーラーの営業マンとして15年以上従事し、合計1000台以上の新車・中古車の販売に携わりました。クルマが大好きな自動車営業マンが大好きな自動車に関するのお役立ち情報や最新モデルの情報を独自の観点から発信しています。

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