フェラーリ最後のV12エンジン新型限定モデル「デイトナSP3」どんな車?

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フェラーリの新型限定モデル「デイトナSP3」がついに発表されました。

フェラーリの最先端技術とデザイン言語によって構築されたデイトナSP3はまさに芸術品と呼んでも良いでしょう。

フェラーリデイトナSP3には、スーパーカーの代名詞と言っても過言ではない跳ね上げ式のドア「ガルウィングドア」が採用されています。

さらに、フェラーリデイトナSP3にはポップアップ風のヘッドライトが採用されています。

20世紀後半のスポーツカーやスーパーカーに採用されていたポップアップライト(リトラクタブルライト)がオマージュされて現代の世に復活しました。

そして、フェラーリデイトナSP3の目玉と言えば、フェラーリ製のV型12気筒自然吸気エンジンではないでしょうか!

今回は、魅力がたっぷり詰まったフェラーリの新型限定モデル「デイトナSP3」を紹介します。

目次

フェラーリ新型「デイトナSP3」エクステリア

画像引用元:carscoops

フェラーリの新型限定モデルであるデイトナSP3のエクステリアです。

大胆かつ流麗なフォルムに思わずため息が出てしまいます。

フロント中央には大型のグリルが採用され、左右にLEDストリップのデイライトがデザインされることでワイド&ローのプロポーションを際立たせています。

フロントバンパー左右に配置されたカナードはフロントタイヤ側へと空気を流入させることで、エアロダイナミクスの向上が図られています。

画像引用元:carscoops

フェラーリのデイトナSP3にはポップアップヘッドライトをオマージュしたスライドアップ式のヘッドライトが採用されました。

まるで瞼のような動きをするので、ヘッドライトを点灯するたびにフェラーリデイトナSP3が目を覚ましているようでワクワクします。

画像引用元:carscoops

サイドミラーは大型のオーバーフェンダーに設置されています。

フロントドアにはエンジンへ供給される空気を取り入れる大型のエアインテイクが採用されていることが確認できます。

画像引用元:carscoops

フェラーリデイトナSP3の後ろへ回り込んでみると、そのグラマラスなボディがより強調されているようです。

ドアからリアフェンダーへと継承された筋肉質なアウターパネルは美しいの一言です。

フェラーリによると、デイトナSP3はフェラーリ史上最高レベルのパッシブエアロ効率を備えていると主張しているとのこと。

空気抵抗やダウンフォースだけではなく、エンジンや部品の放熱効率も十分に考慮された巧妙かつ最適な設計となっています。

ロードレースの最高峰である「F1」で培われた空力の最新技術が詰まっていることが容易に想像できます。

画像引用元:carscoops

フェラーリデイトナSP3のリア周りですが、ほぼ横基調のブレードで構成された唯一無二のデザインとなっています。

上段には横一文字のテールライトがデザインされているので、統一されたリア周りになっています。

フェラーリデイトナSP3をスーパーカーたらしめる超大型のディフューザーは、もちろん飾りではなくF1さながらのグランドエフェクトを発揮する形状になっています。

フェラーリ新型「デイトナSP3」インテリア

画像引用元:carscoops

フェラーリの新型限定モデルであるデイトナSP3のインテリアです。

非常にシンプルにまとめられている印象です。

素敵なグロスブラックのパネルや大型のタッチスクリーンなどの痕跡は微塵もありません。

「本物のレーシングカーのインテリアをほんの少し乗用車っぽくしてみた」そんなストイックなインテリアになっています。

メーターに採用されている16インチの湾曲したフル液晶ディスプレイには、エンジンの回転数をはじめ様々な計器クラスターなどの情報が表示されています。

ステアリングホイールに設置された数多くのファンクションボタンによって、ドライバーはステアリングから手をは無くすことなく約80%の機能へのアクセスと操作が可能です。

画像引用元:carscoops

デイトナSP3のシフトにはフェラーリ伝統のHゲート風にオマージュされたデザインが採用されています。

画像を見る限り、3分割されたレバーによって操作するようなので、ちょっとなれる必要があると思います。

フェラーリ新型「デイトナSP3」パワートレイン

画像引用元:carscoops

フェラーリの新型限定モデルであるデイトナSP3に搭載されるパワートレインは、6.5ℓV型12気筒自然吸気エンジンです。

フェラーリは電動化していく時代にあえて、ピュアガソリンの超大排気量自然吸気エンジンを投入してきました。

個人的には泣いても笑ってもフェラーリデイトナSP3に搭載されるパワートレインが最後のV12エンジンになると思います。

6.5ℓV型12気筒エンジンの最高回転数は9,500rpm、最高出力となる840馬力を9,250rpmで発生させます。

加速力の目安となる最大トルクは、7,250rpmで最大トルク697Nmを発生させる仕様となっています。

パワートレインは吸気と排気の効率を最大限に発揮できる位置にセットされることで、パフォーマンスとレスポンスの最大化と最適化が図られています。

この超高回転型パワートレインには、7速のF1デュアルクラッチトランスミッションが組み合わされます。

さらに、最適化されたパワーを後輪タイヤに配分するためにリミテッドスリップデファレンシャルが採用されます。

フェラーリの高度なシステムによって武装されていますが、間違っても素人が面白半分にアクセルを踏める代物ではないことは分かります。

フェラーリデイトナSP3の公式0-100kn/hタイムは2.85秒、そして200kn/hタイムは7.4秒となっています。

とにかく、いかにフェラーリデイトナSP3のパワーユニットが高回転型なのかが伺えますね。

日本の道路でフェラーリデイトナSP3を走らせたら2速以上ギアを上げることが出来ないかもしれません。

ちなみに、気になるフェラーリ新型限定モデル「デイトナSP3」の販売価格ですが、200万ユーロ(約2億5000万円)となっています。

599台限定で販売されるデイトナSP3ですが、もうすでに予約完売しているとのことです。

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この記事を書いた人

クルマ好きが高じて自動車業界に就職。国産ディーラーと高級輸入車ディーラーの営業マンとして15年以上従事し、合計1000台以上の新車・中古車の販売に携わりました。クルマが大好きな自動車営業マンが大好きな自動車に関するのお役立ち情報や最新モデルの情報を独自の観点から発信しています。

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