ブラバス仕様のロールスロイスゴースト「700」の驚愕スペックとは?

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ドイツのチューニングメーカーで知られているブラバスがあの超高級車「ロールスロイス」の「ゴースト」をベースとしたブラバス「700」を発表しました。

スポーティテイストが強めのブラバスがチューニングした超高級車がどのような仕様になっているのか気になります。

今回は、ブラバスが仕上げた最高級車ロールスロイスゴースト「700」の驚愕スペックについて紹介します。

画像引用元:carscoops

目次

ブラバス「700」の驚愕スペックとは?

ブラバス「700」のベースとなるロールスロイスゴーストはロングボディを意味するエクステンデッドです。

搭載されているエンジンは、6.75ℓのV型12気筒ツインターボエンジンで、最高出力571馬力と最大トルク850Nmを発生する世界的にも評価の高いパワートレインです。

ブラバスによってECUチューニングなどで最適化されたロールスロイスゴースト「700」のパワーユニットは、最大出力700馬力と最大トルク950Nmにまで高められました。

組み合わされるのは8速トランスミッションとBMWによって鍛えられた四輪駆動システムです。

ブラバス「700」の名称の由来ともなった700馬力という大出力によって、ブラバス「700」は0-100km/hを4.6秒で完了させます。

4.6秒というタイムだけを見れば他にもたくさん速い車はあります。

しかし、ロールスロイスゴーストの車重は約2.5トンであることを考えると十分速いと思います。

世界最高峰の乗り心地はそのままに、最速のロールスロイスが欲しいのなら、迷わず700馬力のロールスロイスゴーストであるブラバス「700」を選択するほかないでしょう。

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ブラバス「700」ってどんな車?

ブラバス「700」のフロントエクステリアですが、一見するとロールスロイスのパフォーマンスモデル「ブラックバッジ」のようです。

しかし、目を凝らして見てみると、ロールスロイスにしては攻めすぎているカーボンファイバー製のパーツが採用されていることが分かります。

ロールスロイスのエンブレムはブラバス仕様に置き換えられていますね。

ロールスロイスのアイデンティティであるパルテノングリルには、フレームを沿うようにカーボンファイバー製のガーニッシュが採用されています。

さらに、一体化されたサイドエアインレットとフロントリップスポイラーのカーボンファイバー製のエアロパーツも確認できます。

ロールスロイスというブランドのイメージを大きく崩すことのない様に、目立ちすぎないデザインになっているようです。

足元には、ブラバスのロゴがあしらわれた22インチのブラックアウトされたディッシュホイールとサイドプレートが目を引きます。

魔法の絨毯と比喩されるロールスロイスの上質な乗り心地を犠牲にすることのない味付けになっていることは間違いないと思います。

ブラバス「700」のリアエクステリアですが、こちらにもカーボンファイバー製のエアロパーツが採用されています。

トランクエッジにはカーボンファイバー製のトランクスポイラーがさりげなく装着されています。

リアディフューザーもフルカーボンファイバー製のエアロパーツが採用され、アクティブバルブシステムを搭載したステンレス製のクワッドエキゾーストシステムも確認できます。

ブラバスにしては大人しい仕様だなぁと思っていたらエキゾーストはスポーティなサウンドを奏でてくれるようになっているみたいです。

グリルをはじめ、ドアハンドルやドアモールなどには光沢のあるブラッククロームが採用されているので、ちょっとやんちゃな大人の雰囲気が演出されています。

ブラバス「700」のベースがロールスロイスゴーストという事もあると思いますが、カーボンファイバー製のパーツがちょっと玩具っぽく見えてしまいますね。

カーボンファイバー製であることは良しとして、個人的にはボディ同色に塗装してもらった方が好みです。

ブラバス「700」のインテリアにもカーボンファイバー製トリムが採用されています。

スポーティな雰囲気を演出するためのカーボンファイバー製トリムですが、やはりピアノブラックウッドパネルや木目が見えるダークウッドパネルなどの方がロールスロイスっぽいですね。

ロールスロイスといえば、ダッシュボードに設置されているアナログ時計も有名ですが、ブラバス「700」には「BRABUS MASTER PIECE(ブラバスマスターピース)」と打刻されたメタルプレートが採用されています。

徹底したブラバス仕様に脱帽です。

ロールスロイスゴーストは元々手作業による質の高いインテリアを得ていますが、ブラバス「700」では正方形パターンのキルティングをシートに採用しています。

統一感と清潔感が半端ない仕上がりになっていますね。

乗るのが勿体ないと思えてしまうほどの美しさと神々しさを持っています。

ブラバス「700」のチューニング価格は発表されていませんが、ロールスロイスゴーストを購入できるオーナーさんにはあまり関係ないことかもしれませんね。

ここまできたら4000万円も5000万円も変わらないという感覚のオーナーさんがウジャウジャいることでしょう。

ブラバス「700」を日本で見ることを楽しみにしています。

画像引用元:carscoops

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この記事を書いた人

クルマ好きが高じて自動車業界に就職。国産ディーラーと高級輸入車ディーラーの営業マンとして15年以上従事し、合計1000台以上の新車・中古車の販売に携わりました。クルマが大好きな自動車営業マンが大好きな自動車に関するのお役立ち情報や最新モデルの情報を独自の観点から発信しています。

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