アウディのコンパクトセグメントスポーツカーである「S3」のマイナーチェンジが進められています。
公道で目撃された改良新型「S3」のテスト車両を見る限り、さらにエッジの利いたデザインに変更されているように見えます。
今回はマイナーチェンジが予定されている改良新型「S3」を紹介します。
画像引用元&ソース:carscoops
アウディ改良新型「S3」のテスト車両
アウディ改良新型「S3」のテスト車両のフロントマスクです。
マイナーチェンジということもあり、カモフラージュは最小限に留めている印象です。
アウディのデザインアイコンである「シングルフレームグリル」は、さらにワイド&ローが強調されたデザインに変更されて、グリル内部は「ハチの巣」ではなく、新しいデザイン言語にて構成されていることが確認出来ます。
フロントバンパーの左右に配置されたエアインテイクの形状自体には大きな変化は確認できませんが、グリルと同じ新しいデザインの格子が採用されています。
そして注目すべきはヘッドライトではないでしょうか。
車を印象付けるヘッドライトの形状こそ同じですが、グラフィックが大きく進化していることが確認出来ます。
縦に3列、横に8~9列ほどで構成されているLEDユニットは、唯一無二の斬新なデザインへと進化していることは言うまでもありません。
アウディの電気自動車「Q4」のように任意でグラフィックデザインを変更できる可能性が高そうです。
とにかく、現行モデルよりも明らかに細かくセグメント化された斬新なグラフィックによって、改良新型「S3」の存在感を強めています。
ヘッドライトの下にもカモフラージュがあるため、その下にも新たなデザインのグラフィックが採用されている可能性がありそうです。
アウディ改良新型「S3」のテスト車両のリアです。
アウディにおける「S」モデルの象徴である両側2本だしマフラーである「クワッドエキゾースト」を確認する事が出来ます。
テールライトグラフィックには、ヘッドライトほど斬新になったデザインではありませんが、現行モデルよりも複雑化されています。
リアバンパーデザインでは、リフレクターが横から縦に変更されていることが確認でき、採用されているリアディフューザーも大型化されているようです。
改良新型「S3」のテスト車両をカモフラージュ越しに見ても、明らかに斬新、且つ、スポーティになっていることが伺えます。
アウディは2026年以降発表する車は全て電気自動車にすると公表しているため、現行の内燃機関(ICE)モデルへのデザイン変更には消極的な印象を持っていました。
しかしながら、改良新型「S3」ではエッジの利いたヘッドライトグラフィックや大幅にデザイン変更されるバンパーが採用されるようですね。
改良新型「S3」の発表に期待しましょう。
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アウディ改良新型「S3」パワートレイン
アウディ改良新型「S3」のパワートレインについての情報はまだありません。
現行「S3」では、最高出力310馬力、最大トルク400Nmを発生する2.0ℓ直列4気筒ターボガソリンエンジンが採用されています。
改良新型「S3」に採用されるパワートレインは、少なくとも現行モデル同等以上になると思われます。
脱・内燃機関を宣言しているアウディが新たにガソリンエンジンを開発する可能性は低いですが、「マイルドハイブリッド」や「ECUチューニング」によってエンジン性能を引き上げる事はあると思います。
アウディ「A3シリーズ」のモデルサイクルを考慮すると、エンジンを搭載した最期の「S3」になる可能性もあります。
もしエンジンを搭載した最期の「S3」になるのであれば、高性能化に期待したいところです。
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