アウディの「A4」と「A5」が統一され、新生「A5」へとフルモデルチェンジします。
実質的な「A4」の後継モデルとなる新型「A5」プロトタイプが最初に目撃されてから1年以上開発が進められていましたが、いよいよ発表を迎える予定です。
アウディのDセグメントである「A4」はアウディを代表するモデルでしたが、2015年に5代目へとフルモデルチェンジしてから8年が経過しており、世界的にも販売台数が伸び悩んでいます。
2023年にアウディが「奇数=エンジン車」「偶数=EV」にする名称変更を発表したことで、次期新型「A4」と思われていたモデルは新型「A5」になる事が明らかになりました。
間もなくワールドプレミアを迎える新型「A5アバント」の偽装なし完成予想CGが海外の自動車メディア「carscoops」に掲載されていたので、早速紹介および考察してみたいと思います。
アウディ新型「A5アバント」予想CG
アウディ新型「A5アバント」の量産モデル予想CGですが、プロトタイプ通りというか、予想通りのデザインになりました。
フロントフェンダーまで大きく引き伸ばされたヘッドライトユニットには複数セグメントで構成されたLEDが配置されています。
ウインカーも内側から外側に流れるシーケンシャルになっていることが確認されており、アウディらしい演出がされているようです。
アウディのデザインアイコンであるシングルフレームグリルはさらにワイド&ローが際立つデザインへとアップデートされています。
フォーシルバーリングは立体的なものではなく平面的なデザインへと変更される可能性がありますね。
サイドエアインテイクはデザインだけのフェイクではなく、空気の流れを整える効果のあるエアインレットに置き換えられました。
これによりゴテゴテとした印象のフロントマスクがより精悍な印象になっています。
ドアハンドルはフラッシュ化されており、全体的に丸みのあるデザインへと進化を遂げています。
情報によると、アウディ新型「A5アバント」は現行モデルよりもサイズアップされるとのことですので、ワンランク上の「A6アバント」のサイズ感に近くなる可能性があります。
アウディ新型「A5アバント」のリアデザインは、トレンドである横一文字のテールライトが採用される可能性が高いと言われています。
アウディの新型EVにも通じるデザインを採用する事で先進性をアピールしています。
テールライトグラフィックもフロントグラフィックと統一されており、新型「A5」のキャラクターとなっていることが分かります。
リアフェンダーには現行モデルにも見られた「クワトロブリスターデザイン」が引き続き採用されています。
明確なプレスラインではなく、曲面による張り出したリアフェンダーアーチを採用したことで躍動感が増している気がします。
現行「A4」ではパネルを指で摘まみ上げたような鋭利なプレスラインが採用されていたのに対して、新型「A5」では一転して曲面で構成された印象があります。
全体的に丸みを帯びたようなデザインになったことで、落ち着きのある上品なデザインにまとまっているように感じます。
アウディ新型「A5アバント」のワールドプレミアが楽しみです。
アウディ新型「A5アバント」の考察
アウディ新型「A5アバント」について考察してみます。
まずエンジンですが、これまで通り「ガソリン」と「ディーゼル」の両方が用意されると予想されています。
前評判通り、化石燃料エンジンを搭載した最期の「A5」になると思われます。
アウディ新型「A5アバント」の高性能モデルとなる「S5アバント」テスト車両も目撃されているので、確実にラインアップすることでしょう。
新型「S5アバント」のパワートレインですが、引き続き3.0ℓV型6気筒ターボガソリンエンジンが採用されると言われています。
48Vマイルドハイブリッド化やブーストアップによるパワーアップなどが行われるかもしれません。
アウディ新型「A5アバント」のインテリアには大型ディスプレイが採用されることが確認されています。
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インフォテイメントシステムのディスプレイの大型化は必須なので、実際の大きさに注目したいところです。
アウディ新型「A5アバント」(A5シリーズ)のワールドプレミアは2024年前半に行われる可能性が高いと思われます。
新型「A5アバント」への進化がどれほどのものなのか期待が膨らみます。