2022年3月22日、マセラッティが新型SUVモデルとなる「グレカーレ」を欧州で発表しました。
マセラッティ新型SUVグレカーレのサイズは、全長4,859mm×全幅1,979 mm×全高1,659mmで、ホイールベースは2,901 mmとなっています。
今回は、マセラッティのSUVモデルとしてはレヴァンテに続き2台目となる新型SUVグレカーレの日本発売時期と販売価格を予想します。
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マセラッティ新型SUVグレカーレの日本発売はいつ?
マセラッティ新型SUVグレカーレの日本発売は、2022年12月頃と予想します。
マセラッティ新型SUVグレカーレは2022年3月にワールドプレミアされました。
よって、グレカーレの欧州での発売は2022年6月頃から開始される可能性があります。
もし新型SUVグレカーレが予定通り2022年6月より欧州で発売されれば、約半年後の2022年12月頃には日本に導入されるでしょう。
しかしながら、半導体不足やウクライナ侵攻の影響を色濃く受けている自動車産業では製造遅延が発生しています。
マセラッティ新型SUVグレカーレも例外なく、何らかの生産への影響を受けることでしょう。
通常通り考えれば、欧州発売から約半年で日本に導入されますが、もう少し時間が必要になると見ておいた方が無難でしょう。
よって、マセラッティ新型SUVグレカーレの日本発売は、早くとも2022年12月頃と予想しました。
マセラッティ新型SUVグレカーレの販売価格はいくら?
マセラッティ新型SUVグレカーレの販売価格は、900万円前後と予想します。
現在販売されているマセラティのSUVモデル「レヴァンテ」の日本販売価格は1149万円に設定されています。
レヴァンテは新型SUVモデルであるグレカーレの上位機種に位置します。
よって、グレカーレの販売価格はレヴァンテよりも安く設定されると仮定しました。
販売価格が1000万円を超えるレヴァンテに対して、グレカーレは1000万円を切る価格帯で設定されるでしょう。
マセラティ新型SUVグレカーレの日本販売価格の理想としては850万円前後です。
しかしながら、半導体不足や原材料の価格高騰などの影響を考慮すると、900万円前後になると予想するのが妥当でしょう。
マセラティの新型SUVで1000万円を切っているだけでも御の字かもしれません。
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マセラッティ新型SUVグレカーレの最新情報
マセラティ新型SUVグレカーレの最新情報です。
画像引用元:carscoops
マセラッティ新型SUVグレカーレのエクステリア
マセラティ新型SUVグレカーレのフロントビューです。
マセラティの特徴的なグリルの中央には、ポセイドンの三又銛「トライデント」が鎮座しています。
マセラティのスーパーカーMC20にも採用されている縦長のヘッドライトがグレカーレにも採用されていることが確認できます。
フロントフェンダーにはマセラティのアイデンティティである三連フェンダーダクトも健在です。
決して派手ではないものの、しっかりとした存在感のあるデザインとなっています。
サイドパネルには目立ったプレスラインやキャラクターラインは採用せず、曲線でグラマラスなシルエットを造形しています。
Cピラーにもマセラティを象徴する「トライデント」が装着されています。
テールライトは横長形状を採用し、メッキガーニッシュで左右のライトユニットを繋ぐことで、ワイドなリアビューを表現しています。
リアビューは比較的シンプルなデザインになっていますが、レーシーなリアディフューザーを採用することでスポーティな印象を受けます。
フロントには「トライデント」を採用し、リアには「Maserati」の文字エンブレムを組み合わせるあたりが洒落っ気たっぷりのイタリア車ですね。
マセラッティ新型SUVグレカーレのインテリア
マセラティ新型SUVグレカーレのインテリアです。
ステアリングホイールにはドライバーが手を放すことなく操作できるように各種ファンクションボタンが設置されています。
メーター部はフルデジタルメーターが採用され、センターパネルには12.3インチのメインパネルと8.8インチのコンフォートパネルが連なっています。
マセラティのインテリアデザインの特徴であるセンターのアナログ時計ですが、グレカーレにも継承されています。
時計をよく見てみると、アナログ表示ではありますが、これはもはやデジタルですね。
マセラッティとしては初となるこのディプレイには、アナログ時計だけではなく、コンパスとGフォースメーターの表示も可能です。
マセラティはスポーティなアナログのイメージがありますが、グレカーレのインテリアは予想に反して物理ボタンを排したハイテクなインテリアとなっています。
使い勝手や利便性とは関係ないと思いますが、ダッシュボードとデジタルパネルの立体的な配置に好感が持てます。
無駄なスペースを作っているだけかもしれませんが、その無駄が妙な高級感と言うか、個性を演出しているようです。
マセラッティ新型SUVグレカーレには、最大1200Wを出力するパワーアンプと21個のスピーカーを搭載したハイエンドサウンドシステムがオプションとして用意されます。
マセラッティ新型SUVグレカーレのパワートレイン
マセラッティ新型SUVグレカーレのパワートレインです。
グレカーレには3種類のパワートレインが用意されます。
エントリーモデルとなる「GT」には、300馬力を発生させる2.0ℓ直列4気筒ターボのマイルドハイブリッドエンジンが搭載されます。
マセラティ本社の所在地から命名された「モデナ」には、330馬力を発生する2.0ℓ直列4気筒ターボのマイルドハイブリッドエンジンを用意します。
そして、高性能モデルとなる「トロフェオ」には、MC20に搭載された3.0ℓV6ターボエンジンをベースとした530馬力のエンジンを搭載します。
0-100km/h加速の参考タイムは、「GT=5.6秒」「モデナ=5.3秒」「トロフェオ=3.8秒」となっています。
マセラティ新型SUVグレカーレですが、2023年には完全な電気自動車(BEV)モデルの追加も予定しています。
マセラティ初の完全な電気自動車となるグレカーレのグレード名は「フォルゴーレ」です。
「フォルコーレ」に関する詳しいスペックはまだ公表されていませんが、容量100kWh以上のバッテリーと800Nmの大トルクを発生するモーターが搭載される予定です。
画像引用元:carscoops