ドイツを代表するスポーツカーメーカーのポルシェが販売するビッグスポーツSUV「カイエン」がマイナーチェンジを迎えます。
アメリカの自動車メディア「carscoops」が新型ポルシェカイエンのテスト走行の様子を捉えました。
2002年の登場から2022年でデビュー20年になるポルシェカイエンは2018年に3代目へとフルモデルチェンジしました。
3代目ポルシェカイエンの初フェイスリフトとなります。
マイナーチェンジということもあり、比較的軽いカモフラージュで行われたことで新型ポルシェカイエンの変更点が垣間見れます。
年数的に見てもおそらく最後のマイナーチェンジとなると予想されるので変更点は多いと思います。
今回はマイナーチェンジを迎へ改良新型へと進化するポルシェカイエンの日本発表時期と販売価格の予想に加え、新型マカンの変更点を比較します。
改良新型ポルシェカイエンの日本発売時期はいつ?
新型ポルシェカイエンの日本発売時期は、2023年9月頃と予想します。
海外の自動車メディアから情報を集めていると、「2023年」という文言が目につきます。
これは2023年に発表されるという意味ではなく、「モデルイヤー」が2023年であるという意味と捉えました。
ドイツ車の多くはその年の前半と後半でイヤーモデルを区切っており、2022年6月までは「2022年モデル」、2022年7月からは「2023年モデル」と製造ラインを組み替えます。
つまり、イヤーモデル2023年というのは、2022年7月~2023年6月まで生産されたモデルのことを指すのです。
改良新型ポルシェカイエンのイヤーモデルが2023年だとすると、2022年後半から2023年前半に発表される可能性が高いと言えます。
日本に導入されるのは本国発表から早くとも半年以上の時間がかかります。
よって、改良新型ポルシェカイエンが2022年後半に発表されれば、日本での発売時期は2023年9月頃になるというわけです。
改良新型ポルシェカイエンの日本販売価格はいくら?
改良新型ポルシェカイエンの日本販売価格は、1130万円前後になると予想します。
2022年1月現在のポルシェカイエンのメーカー希望小売価格はエントリーモデルで10,960,000円です。
改良新型ポルシェカイエンが発売されるであろう2023年では材料費の高騰などの影響が販売価格に色濃く反映されることは間違いありません。
つまり改良新型ポルシェカイエンの販売価格は確実に上がるとみていいでしょう。
しかしながら、今回はフルモデルチェンジでなくマイナーチェンジなので価格高騰の範囲は30万円前後に食い止められると思います。
以上のことから改良新型ポルシェカイエンの日本販売価格は1130万円前後になると予想します。
とはいえ、ポルシェはオプションを付けないといけないとよく耳にします。
「オプションだけで国産車が買える」と言ってたお客様もいました。おそらくオプションだけで200万円前後になったのでしょう。
そう考えると、改良新型ポルシェカイエンのメーカー希望小売価格はいかようにも調整可能と言えるのかもしれません。
いずれにせよ、改良新型ポルシェカイエンは相変わらずカッコいい高級車ということです。
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改良新型ポルシェマカンの変更点は?新旧モデルを比較
改良新型ポルシェカイエンってどこが変わったのか新旧モデルを比較して検証します。
改良新型ポルシェカイエンのフロントマスク
改良新型ポルシェカイエンのフロントマスクです。
まず一番わかりやすい変更点はヘッドライト形状です。
旧型マカンのヘッドライト形状には丸みがあるのに対して、改良新型ポルシェマカンのヘッドライト形状はエッジのきいた角が確認できます。
画像引用元:carscoops
ヘッドライトグラフィックはポルシェならではの4点式のデイタイムライトに加えて、ヘッドライトのすぐ下に2本のラインで構成されたデイライトも追加されています。
フロントグリルは台形から長方形へと変更され、サイドのエアインテイクはより大型化されています。
フロントマスクは全体的にエッジのきいたデザインが採用されているようですね。
改良新型ポルシェカイエンのサイドビュー
改良新型ポルシェカイエンのサイドビューです。
マイナーチェンジなので新旧モデルを比較して形状の大きな変更は無いようです。
強いて言えばフロントバンパーのサイドエアインテイクが大型化されている分、改良新型ポルシェカイエンの方がスポーティな印象を受けます。
改良新型ポルシェカイエンのリアビュー
改良新型ポルシェカイエンのリアビューです。
旧型カイエンと比較して一発で分かるのがテールライト形状の変更です。
画像引用元:carscoops
旧型カイエンは両サイドが膨らんでいるのに対して、改良新型ポルシェカイエンのテールライトは大きさを変えず一直線に左右に展開しています。
カモフラージュで膨らんでいる部分が隠されているかもと思ってよく見ましたが、少なくともテールゲートの範囲では隠されている様子はありません。
さらにテールゲートの形状もくびれが大きく抉れたような形状に変更されています。
ナンバープレートの位置もテールゲートからリアバンパーへと変更されていますね。
ナンバープレート位置の変更によりリアバンパーの形状が変更されています。
改良新型ポルシェカイエンのリア周りは、テールライトをはじめ、テールゲートとリアバンパーの形状を変更するなど、フルモデルチェンジ並みの大幅な変更が予想されます。
改良新型ポルシェカイエンの最新情報
改良新型ポルシェカイエンの最新情報をご紹介します。
ポルシェではカイエンの弟分にあたるポルシェカマカンの完全電気車モデルも開発も行っています。
グループ会社であるアウディQ6e-tronと共有するプラットフォームにより走行性のはもちろん、航続可能距離も500kmを目指しています。
新型ポルシェカイエンにおいても、ポルシェの電気自動車タイカンで培ったノウハウを生かしてカイエンでもEVモデルを計画しているようです。
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改良新型ポルシェカイエンのテスト走行画像
画像引用元:carscoops
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改良新型ポルシェカイエンEVの最新情報動画
新車の生産遅延による今後の日本の自動車市場は?
画像引用元:carscoops
メーカーによる新車減産と大幅な遅延により、今後の日本の自動車市場では中古車が中心となる可能性があります。
更なる半導体不足によって新車が生産されない状態が続くと、当然注目されるのはもうすでに走っている中古車ですよね。
実際に中古車の査定・買取額が大幅に上昇しているケースが見受けられるようです。
最早、新車を買える人は複数台の車を所有する資金力といつまでも待てる時間がある人に限られてくるでしょう。
今の状態が快方に向かうまでに少なくとも1~2年ほどかかるとみられます。
つまり、当面の間では日本の自動車市場は中古車の売買が活発になると予想されます。
今乗っている車を手放そうと思っている人には逆にチャンスと言えます。
通常時なら買取額が良くても5万円の車が、今なら10万円、もしくは、15万円の値が付くかもしれません。
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