ドイツの自動車メーカーであるメルセデスベンツが、世界戦略モデル「Cクラス」のフルモデルチェンジを2020年中に発表する予定であることが分かりました。
5代目となる新型「Cクラス」には、フルモデルチェンジを控えているメルセデスベンツのフラッグシップ「Sクラス」のハイテク装備が反映されることも期待されています。
またパワートレインには、48Vマイルドハイブリッドの搭載やプラグインハイブリッドモデルのラインアップも計画しているとのことです。
今後数月以内に発表される見通しとなる新型「Cクラス」のプロトタイプが目撃されていますので、その情報も一緒にご紹介したいと思います。
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新型「Cクラス」プロトタイプ
新型「Cクラス」プロトタイプのフロントマスクです。
例によって厳重なカモフラージュが施されています。
新型「Cクラス」のヘッドライトデザインは、新型「CLS」や新型「Aクラス」に採用されているヘッドライトデザインではないようですね。
どちらかと言うとメルセデスベンツの電気自動車「EQC」に見られるデザインが採用されているように見えます。
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グリルとフロントバンパー、そしてボンネットに関してはダミーカバーが入れられていて、そのデザインとシルエットはまだうかがい知る事は出来ません。
新型「Cクラス」のサイドビューです。
綺麗な弧を描くルーフラインとそのラインに沿う様にデザインされたウィンドウモールが確認できます。
ショルダーラインは、メルセデスベンツ「Sクラス」と同様にリアに進むにつれて下へと絞られるデザインが採用されていることが分かります。
このプロトタイプで一番インパクトが強いのはサイドパネル下部にあるダイナミックラインです。
フロントドアからリアドアにかけて描かれたダイナミックラインはホイールアーチまで一気に駆け上がっている事が分かります。
このダイナミックラインは先代「Cクラス」には見られない大胆なデザインになっていますね。
サルーンの優雅さと、スポーツカーのようなダイナミックさを融合した新しいデザインになっているようです。
新型「Cクラス」プロトタイプのりあびゅーです。
この角度からだとリアドアのダイナミックラインがより一層際立って見えます。
エッジの効いたダイナミックラインとは違い、リアフェンダーはふっくらとしたグラマラスな印象を受けます。
Cピラーに合わせて湾曲したリアガラスが採用されているようですね。
トランクパネルとリアテールライトにはダミーパネルが装着されているので、全貌はまだ確認する事は出来ません。
厳重なカモフラージュが施されてはいますが、メルセデスベンツの特徴が随所にみられるものになっています。
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新型「Cクラス」パワートレイン
新型「Cクラス」に用意されるパワートレインは、4気筒と6気筒のガソリンとディーゼルエンジンを基本として開発するとみられています。
すでに先代モデルでも採用されている48Vのマイルドハイブリッドシステムは、さらに強力なシステムへと生まれ変わるでしょう。
さらにBMW「330e」に匹敵するプラグインハイブリッドモデルも発表する予定となっています。
メルセデスベンツは2022年までに10台の完全な電気自動車を市場に投入すると発表していることから、新型「Cクラス」にも電気自動車の設定があると思われます。
マイルドハイブリッド、プラグインハイブリッド、そして電気自動車。
新型「Cクラス」に死角はないようです。
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新型「Cクラス」インテリアの流出画像
新型「Cクラス」プロトタイプのインテリア画像が早くも流出しました。
海外の自動車情報サイト「carscoops.com」に掲載されたスパイ画像を見ると、ドライバーの前にはお馴染みのデジタルクラスターが装備されています。
センターコンソールにシフトレバーが確認できないので、新型「Cクラス」でも引継きコラムシフト(ステアリングの後にあるレバー)による切換えとなるようです。
そして、センタークラスターには存在感のあるデュアルスクリーンの大型ディスプレイが採用されている事が確認できます。
このインテリアデザインは、新型「Cクラス」よりも先に発表される新型「Sクラス」にも採用されたレイアウトになっています。
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新型「Sクラス」に採用されたディスプレイよりも小型化されてはいるものの、迫力は充分になります。
上のモニターはインフォテイメントシステムとなっていて、ナビゲーションをはじめ、車輌の様々な設定や情報などが表示されます。
下にはタッチセンサー式のエアコンのコントローラーになっているようですね。
ボタンがほとんどないインテリアは斬新と言うか、まるで電気自動車のインテリアのようですね。
新型「Cクラス」完成予想CG
イギリスの自動車情報サイト「Auto Express」が作成した新型「Cクラス」の完成予想CGをご紹介します。
カモフラージュから確認できるヘッドライトのイメージが良く反映されていると思います。
サイドからリアにかけてですが、一番見たかったリアへ跳ね上げられたダイナミックラインが反映されていないのが残念ですね。
しかしながら、美しい弧を描くルーフラインやショルダーラインなどよく再現されていると思います。
テールライトデザインは最新のデザイン言語を反映したものとなっていて、現実性のある予想CGですね。
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まとめ
メルセデスベンツの2021年モデルとなる新型「Cクラス」についてご紹介しました。
メルセデスベンツの顔ともいえる「Sクラス」をそのまま小さくしたような「Cクラス」には、見た目だけではなくテクノロジーも反映していることが分かりました。
特に「Cクラス」は日本でも扱いやすいサイズということもあり絶大な人気を誇るセダン車です。
「Sクラス」譲りの風格とテクノロジーが搭載されるだけではなく、プラグインハイブリッドや電気自動車のラインアップまで計画されている新型「Cクラス」は日本でも受け入れられるでしょう。
こんな凄い車を出されたらBMWやアウディはどう出るのでしょうね?
むしろそこが気になりますね。
5代目へとフルモデルチェンジを果たす新型「Cクラス」の発表が楽しみです。
最後まで読んでいただきましたありがとうございました。