どうも、Mです。
BMWのレーシング部門である「BMW M」が手掛ける「3シリーズ」最速モデル「M3」のプロトタイプがスクープされました。
1985年に初代「M3」が発売されてから本モデルで6代目となります。
走りにこだわるBMWらしく、とことんストイックに仕上げられた「M3」は、誰もが簡単に乗りこなせる優等生ではありませんでした。
「BMW M」のクラフトマンシップによって高レスポンス&高出力に仕上げられたエンジンを後輪のたった2本のタイヤでコントロールしなければならないのです。
モータースポーツに精通している人でも気を使うような高性能車です。
まさに「じゃじゃ馬」という言葉がピッタリなのではないでしょうか。
しかしそんな「じゃじゃ馬」ほど人の心を鷲掴みにするものもありません。
そんなBMW「3シリーズ」の最速モデル「M3」もフルモデルチェンジを迎えます。
ついにそのプロトタイプの姿が路上で捉えられたのですが、話はそこで終わりません。
なんと「M3」プロトタイプから完成予想CGを作成した猛者が現れたのです。
しかもその予想デザインがこれまでのBMWのデザインを根底から覆すようなものになっています。
今回は新型「M3」の完成予想CGをご紹介したいと思います。
BMW「M3」プロトタイプ
目撃された「M3」プロトタイプのフロントマスクです。
ご覧の通り厳重なカモフラージュによってディテールはまだ分かりません。
少なくともヘッドライト形状は確実にBMWであることが分かります。
ゴールドに塗装されたブレーキキャリパーが物語っているのは、この車が高性能なブレーキユニットが必要な程の戦闘能力を秘めているということです。
「M3」プロトタイプのサイドビューです。
フロントとリアフェンダーがオーバーフェンダー化されていることが分かります。
幅を広くすることで、幅広いタイヤの着用が可能となっています。
トランクにはエッジの効いたリアスポイラーが確認できます。
「M3」プロトタイプのリアビューです。
センターに寄せられたクワッドエキゾーストシステム(4本出しマフラー)が「Mシリーズ」であることを物語っています。
フロントとは違い、リアテールライトにはカモフラージュが施されていません。
これを見る限りリアテールライト形状およびグラフィックは「3シリーズ」共通のデザインとなりそうですね。
ちなみに、リアバンパーには大型のディフューザーが装着されると思われます。
「M3」プロトタイプのインテリアです。
思いっきり嫌がられていますね。
インテリアデザインは「3シリーズ」そのものですが、使用している素材の変更はあると思います。
アルカンターラをはじめ、アルミパネルやカーボンパネルなどのスポーティな印象を与える素材が採用されるでしょう。
「Mシリーズ」のみに採用されるデジタルコックピットグラフィックです。
センターにシフトポジションとデジタルスピードメーターを採用し、左右にタコメーターゲージがあることが確認できます。
ユニークなメーターですが、左右にタコメーターがあることによって回転数が強調され、回転数に比例した高揚感を与えてくれそうです。
まだまだ厳重なカモフラージュが施されている新型「M3」プロトタイプ。
普通の人ならこれで終わるところですが、いるんですよ!世の中にはマニアが!
「BIMMERPOST」というBMW専門のサイトが衝撃の仮説を唱えています。
まずこちらをご覧ください。
「M3」プロトタイプを正面から捉えた画像です。
フルラッピングのカモフラージュですが、グリル部分は空気を取り入れる為にメッシュになっています。
よく見てみると、なにやら横基調のラジエターグリルらしきものが確認できますよね。
次にロアグリルに目を向けると、ロアグリルにも横基調のグリルが確認できます。
これに気付いた人はこのように思ったのです。
「これってメイングリルとロアグリルじゃなくて、一つのグリルなんじゃね?」と。
その瞬間にこのような仮説が立ちました。
そして完成予想CGを作成してしまったのです。
BMW「M3」完成予想CG
これが「BIMMERPOST」に掲載された新型「M3」の完成予想CGです。
BMWのデザインアイコンである「キドニーグリル」は極限にまで巨大化されています。
まるでアウディのデザインアイコンである「シングルフレーム」に迫る勢いです。
ボンネットからフロントスポイラーまで引き伸ばされた「キドニーグリル」のインパクトが半端ないですね。
フロントバンパーには内側と外側に立体的なエアインテイクがあると予想されています。
ちなみに、新型「3シリーズ」にはこんな「キドニーグリル」は採用されていません。
実は「Mシリーズ」独自のデザインアイコンとして新しいデザインが採用される可能性があると噂されています。
一目で「M」と分かるデザインにすることによって、「Mシリーズ」を完全に差別化する計画があるようです。
もしそうだとすると、「M3」にはこれまでのBMWデザインを根底から覆すようなまったく新しいデザイン言語が採用されても不思議はありません。
リアビューの完成予想CGです。
フロントのバカでかい「キドニーグリル」のインパクトから比べるとちょっと大人しい印象を受けます。
最近のドイツ車のトレンドとして、リアバンパーの左右にエアアウトレット用のスリットを採用するデザインが見受けられます。
したがって、新型「M3」にもスリットが採用される可能性は十分あると言えます。
リアディフューザーに関しては、完成予想CGのようなエキゾーストパイプを強調したデザインではなく、GTカーのような巨大なディフューザーが採用されるデザインになると思われます。
BMWというメーカーはとにかく走りにはストイックです。
デザイン云々より先に実際にダウンフォースやグランドエフェクトなどの効果がある形状を好む傾向があると思います。
よって、リアビューは完成予想CGよりもさらにGTカーのようなデザインになると予想します。
まとめ
BMW「3シリーズ」のハイパフォーマンスモデル「M3」のフルモデルチェンジに関する情報をご紹介しました。
まず最初に、新型「M3」プロトタイプから完成予想CGを作れる才能に敬意を表します。
そしてその才能に嫉妬してしまいます。(笑)
本当に羨ましい才能です!チックショー!!
さぁ、話を元に戻しましょう。
「M3」プロトタイプから導き出された完成予想CGですが、率直にあなたはどう思いましたか?
カッコいいと思いましたか?
それとも、カッコ悪いと思いましたか?
ぜひあなたの考えをコメント欄にご記入ください!
ちなみに私は「カッコ悪い」と思いました。
理由は「BMWっぽくない」という単純なものですが、イメージって大事だと思います。
BMWというメーカーの頑固で職人気質なところが好きなユーザーさんって結構多いと思うです。
私もそんなBMWが好きですし、いつか所有してみたい車でもあります。
だからこそ、BMWの新型モデルには期待しているわけですよね。
もちろん新型「M3」のデザインは確定していません。
あくまで「BIMMERPOST」が作成した完成予想CGの話です。
BMW[M3」のワールドプレミアを楽しみです。
最後までご覧いただきありがとうございました。