VWの人気コンパクトSUVモデルである「T-Cross(クロス)」がマイナーチェンジの準備を開始しています。
世界中で人気が高まっているコンパクトSUVセグメントはまさに激戦区ですが、VW「T-クロス」は好調な販売台数を誇っているVWの稼ぎ頭になりつつあります。
激戦区であればあるほど、最新のトレンドやテクノロジーのアップデートが必要です。
今回は、これからも激戦区で勝ち続けるためにマイナーチェンジを予定している改良新型「T-クロス」について紹介します。
画像引用元①:Motor1
画像引用元②:VW
画像引用元③:Audi
VW改良新型「T-クロス」プロトタイプ
VW改良新型「T-クロス」プロトタイプの画像です。
一見するとただの現行「T-クロス」のように見えますが、これはカモフラージュです。
VWが昨今使用してる現行モデルのデザインをプリントしたラッピングフィルムを使用して、「偽装していないように見せかける偽装」を施しています。
ヘッドライトの形状はおそらく変わっていないようですが、ヘッドライトユニットの変更と配置換えが行われているように見えます。
またグリルデザイン意匠も変更されているようです。
「T-クロス」のアイコンでもあるフロントバンパーの大きなフォグライトに目をやると、どうやら「偽装していないように見える偽装」によって全体が覆われています。
つまり、VWが最も秘密にしたい部分がまさにフォグライトデザインであるということです。
ロアグリルに目を向けると、現行モデルより明らかに大型化されていることが確認できます。
グリルと同じシルバーモールが採用されていることによって、さらにワイドな印象になっています。
VW改良新型「T-クロス」プロトタイプのリアです。
こちらにも現行モデルデザインがプリントされたラッピングフィルムによる偽装が施されています。
テールライト形状の変更は無さそうですが、厳重に隠されたテールライト周りを見ていると、どうやらグラフィックの変更が行われているようです。
テールライトを繋げているラインの是非はまだ分かりませんが、テールライトグラフィックの変更を機に全く別の意匠が採用される可能性も考えられます。
リアバンパーは全体的に厳重なカモフラージュが施されているため、その詳細は確認できません。
しかし、形状など細かく見ていると現行モデルよりも明らかに立体的で複雑なデザインになっているようです。
VW改良新型「T-クロス」に大型ディスプレイが採用される?
VW改良新型「T-クロス」にはさらに大型のディスプレイが採用される可能性があります。
現行の「T-クロス」には9.2インチのディスプレイが採用されていますが、マイナーチェンジによって11.6インチまで大型化されるかもしれません。
11.6インチのディスプレイは、グループ会社であるアウディの電気自動車「Q4」にも採用されています。
2023年以降に販売されるモデルにおいて、インフォテイメントシステムのディスプレイが10インチ以下というのは、商品力に欠けると思います。
車のインフォテイメントシステムでは、多様化は基より、ディスプレイの大型化もトレンドとなっています。
よって、VW改良新型「T-クロス」ではマイナーチェンジを機に、ディスプレイが大型化される可能性は高いと思います。
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VW改良新型「T-クロス」の発表は2024年が濃厚!
VW改良新型「T-クロス」の発表は、2024年になると予想されています。
今回、VW改良新型「T-クロス」プロトタイプの初スクープを報じた「Motor1」によると、このプロトタイプはまだ開発の初期段階である可能性があるとのこと。
もしそうであれば、プロトタイプでのテストは最低でも半年以上必要なると考えられます。
よって、VW改良新型「T-クロス」が発表されるのは早ければ2023年後半に行われるかもしれません。
とは言え、イヤーモデルの生産計画などを考慮すると、2023年後半より2024年前半の方が可能性が高いと思われます。
いずれにしても、VWの人気コンパクトSUV「T-クロス」に初めてマイナーチェンジが行われることは確定しています。
VWが世界戦略車として開発する改良新型「T-クロス」の発表が楽しみです。
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