トヨタのスポーツカー「スープラ」が次世代モデルで完全電気自動車(EV)になって登場するという情報が報じられました。
「ベストーWeb」によると、トヨタ次世代「スープラ」のEV化計画は2025年までに実行されると伝えられています。
トヨタ「スープラ」と言えば、ドイツの自動車メーカー「BMW」との共同開発が話題となりました。
次世代「スープラ」ではEV専用プラットフォーム「e-TNGA」を採用するとみられています。
現行モデルは2025年で生産終了
現行「スープラ」は2025年をもって生産が終了する予定です。
BMW製のシャシとエンジンが採用されている現行「スープラ」ですが、生産終了をもってBMWとの提携も終了する可能性があります。
トヨタは2023年中にパフォーマンスモデルとなる「GRMN」仕様を発表するとみられいます。
BMW製の3.0ℓ直列6気筒ターボガソリンエンジンは、387馬力から550馬力へと大幅なパワーアップが行われるようです。
もし2025年に「スープラ」がEV化されれば、現行「スープラ」が最後のガソリンエンジン搭載モデルとなります。
せっかく伝統の「インライン6」が復活したばかりなのに残念です。
6代目となる次世代「スープラ」についてはまだまだ謎が多くありますが、「後輪駆動」「ミドシップのようなフォルム・デザイン」になるという情報があります。
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トヨタ次世代「スープラ」予想CG
アメリカの自動車メディア「carscoops」によって作成されたトヨタ次世代「スープラ」の非公認レンダリングです。
現行「スープラ」の面影を残しつつもEVらしい先進性あふれるデザインとなっています。
エンツォ・フェラーリを思わせるような立体的なノーズが印象的ですね。
ヘッドライトの複数のLEDユニットで構成され、デザインもシャープさを増しています。
新型「プリウス」に採用されている「ハンマーヘッドデザイン」が採用される可能性もありますが、個人的には現行「スープラ」の面影を残したデザインが好みです。
トヨタ次世代「スープラ」予想CGのリアデザインは、レクサス「LFA」に似たデザインになっています。
「ミドシップのようなフォルム・デザイン」という情報を忠実に再現しています。
駆動用モーターの大きさはエンジン比べるとはるかにコンパクトなので、これまで実現できなかったデザインにすることも可能になるでしょう。
トヨタ自動車は2023年4月から新体制を迎えるにあたり、これまで消極的だったEVへのシフトを加速すると発表しています。
これから急ピッチでEVプラットフォームの開発が行われると思われますが、トヨタ単体の開発ではなく、これからも共同開発の道を選択するかもしれません。
現行「スープラ」で提携しているBMWはすでに多数のEVモデルを開発し販売している実績と経験があります。
次世代「スープラ」のEV化にも、引き続きBMWとの共同開発が不可欠になるかの知れません。
次世代「スープラ」のスペック等の情報は一切ありませんが、少なくとも現行「スープラ」の387馬力を上回る性能になると思われます。
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