どうも、Mです。
2019年中にフルモデルチェンジするとみられるアウディのコンパクトカー「A3」に車高が高い「クロスオーバー」モデルが設定される可能性が出てきました。
このニュースを伝えるイギリスの自動車情報サイト「Auto Express」によると、新しく設定されるA3のクロスオーバーは「Q2」と「Q3」の中間に位置するモデルなのだそう。
リフトアップされたオフロードカーにインスパイアされたモデルを開発する事によって、コンパクトカーの範囲を広げる事が目的のようです。
アウディ「A4 Avant」と「A6 Avant」に設定されているリフトアップオフロードモデルである「allroad」の名称は使用しない可能性が高いようです。
その理由は、この新型A3クロスオーバーにはエンジンの排出するCO2の量を抑える為アウディの四輪駆動システム「quattro」を採用しないからだそうです。
今回はアウディが開発する新型A3のオフロード車は一体どんな車なのか予想してみました。
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新型アウディA3クロスオーバー
画像引用元「Auto Express」
「Cityhopper(シティホッパー)」と呼ばれているアウディA3ベースのクロスオーバーは、SUVにありがちな大柄なボディは与えられません。
全長はQ2よりも100mm長く、Q3よりも200mm短い、4300mm前後に抑えられ、A3をそのままリフトアップしたようなモデルになるようです。
もちろんフロントバンパー、サイドスカート、リアバンパーなどのデザインは専用のものが採用され、タイヤアーチにはエクステンションが与えられることで差別化を図ります。
新型A3のプラットフォームはガソリン、ディーゼルのみならず、ハイブリッド技術の搭載も可能なものになっているので、幅広いパワートレインが設定される見込みです。
1.5ℓ直列4気筒ターボエンジン、もしくは1.6ℓ直列4気筒ディーゼルエンジンに48Vのマイルドハイブリッドをセットアップしたパワートレインが主流となると予想されます。
新型A3同様に最新の安全装備とタッチパネル式の10.1インチのインフォテイメントシステム、スマートフォンインターフェイス、そして半自動運転が搭載されるでしょう。
2019年9月に開催されるフランクフルトモーターショーで新型アウディA3がワールドプレミアされる可能性は高いですが、このクロスオーバーのお披露目はもう少し先の事となりそうです。
開発しているとはいうものの、Q3もフルモデルチェンジを迎えて日が浅くまだQ3の拡販が必要なので、実際のところA3のクロスオーバーは2022年頃まで発表されないと見込まれています。
まとめ
アウディの新型A3にクロスオーバーモデルが設定される可能性についてご紹介しました。
アウディは2019年に行われた次年度株主総会でSUVに力を入れると公表していました。
当然ながら新しいSUVを開発する為には莫大な開発コストが必要となりますが、A3をベースとするクロースオーバーとなれば予算もコストも削減でき、モデルラインアップの拡充できるわけです。
という事は、アウディA3クロスオーバーという新しい車の発売は充分に有りえると思われます。
メルセデスベンツにはコンパクトSUVでありながら3列シートを選べる「GLB」という強力なライバルが存在するので、この強敵とどう戦うのかが見物です。
まずは新型A3の発表を楽しみにしましょう。
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