世界の大富豪の愛車シリーズ第二弾として取り上げる人物は、アメリカの実業家「ウォーレン・バフェット」氏です。
フォーブスの発表によると「ウォーレン・バフェット」氏の2018年時点での個人資産は825億ドル、日本円にして約8兆9100億円。
ずばり世界で3番目に裕福な人です。
「ウォーレン・バフェット」氏は投資会社に勤めていた父親の影響で11歳の時から投資を始めました。
失敗も経験し、勉強を続けながら少しづつ富を築いていきました。
1962年に破産寸前だった綿織物紡績業を営んでいたバークシャー・ハサウェイに目を付けてを買収し、その後保険と投資会社へと変貌させます。
見事に「35歳までに億万長者になる!」という夢を実現させたのです。
そして2019年で88歳になった現在もバークシャー・ハサウェイの会長兼CEOの職を全うしています。
この「ウォーレン・バフェット」氏のすごいところは、年の投資効率が20%以上という驚異的な数字を、なんと50年間も叩き出し続けていることにあります。
簡単に言うと、この人にお金を預ければ毎年20%以上増えるということです。
毎年「投資の神様」とも呼ばれる「ウォーレン・バフェット」氏とランチを共にする権利がオークションにかけられていますが、2019年6月の落札金額はなんと457万ドル、日本円にすると約5億円でした!
一緒にランチをするだけで5億円も?と言うより、5億円払ってでもランチを共にする価値がある人物ということなのです。
そんな「ウォーレン・バフェット」氏は「倹約家」としても有名な人です。
そんな世界3位の大富豪にして倹約家の「ウォーレン・バフェット」氏の愛車を調べてみました。
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愛車はキャデラック「XTS」
画像引用元:Business Insider
キャデラック「XTS」はアメリカGMが手掛ける高級ブランドのセダン車です。
実は以前「ウォーレン・バフェット」氏は日本車のスバルを愛用しているという記事を見ていたのですが、残念ながら「スバリスト」ではないようですね。
「XTS」は3.6ℓV6エンジンを横置きに搭載した前輪駆動モデルです。
見た目はかなりカクカク、乗り心地はフワフワに仕上げられていて、ちょっと懐かしいアメリカンラグジュアリーな車です。
日本での発売価格は870万円と中々の高級車ですが、「ウォーレン・バフェット」氏が購入したアメリカでは「XTS」の価格は44,600ドル(約480万円)~とかなりお手頃な価格です。
実は「ウォーレン・バフェット」氏はGMの株主でもあるので、やっぱり自分の保有銘柄であるキャデラックの車を買うのは合理的な考えですね。
ちなみに、2014年に現在のキャデラック「XTS」に乗り換えています。
それまでは2006年に購入したキャデラック「DTS」を愛用していたのですが、長女に「車が古すぎて恥ずかしい!」と言われたのがショックで買い替えたそうです。
なんか可愛らしい理由ですね。
それに「年間に3,500マイル(約5,600km)程度しか運転しないから」と車の買い替えには無頓着なのです。
愛車はこのキャデラック「TXS」しか所有していないようです。
必要性を感じないものにお金を使わないのがバフェット流です。
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倹約家「ウォーレン・バフェット」氏とは?
「ウォーレン・バフェット」氏は倹約家としても知られているとご紹介しましたが、その倹約家ぶりに感動したのでご紹介します。
画像引用元:Business Insider
こちらは「ウォーレン・バフェット」氏の自宅です。
「いかにもお金持ちらしいとても綺麗で大きい家ですね。」と言いたいところですが、それは日本での話。
アメリカではこの手の自宅はそう珍しくありません。
この自宅は「ウォーレン・バフェット」氏が1958年に31,500ドル【現在の価格で25万ドル(約2,700万円)】で購入した中古物件です。
当時は自宅兼会社の事務所として使用していましたが、現在もこの家に住み続けています。
60年以上もブラスカ州オマハにある自宅を中心とした生活を送っている為、敬愛の念も込めて「オマハの賢人」とも呼ばれています。
「ウォーレン・バフェット」氏は「複数の車や家を欲しいと一度も思ったことがない」と語るほど地に足の着いた大富豪なのです。
「ウォーレン・バフェット」氏は偏食家としても有名です。
大好物は「マクドナルド」のハンバーガーで、それに合わせる飲み物は「チェリーコーク」の一択です!
ハンバーガーと甘いチェリーコークを毎朝、自宅と会社の間にある「マクドナルド」で買うのが日課なのだとか。
「2ドル61セント」はソーセージマフィンとチェリーコーク
「2ドル95セント」はソーセージエッグチーズマフィンとチェリーコーク
「3ドル17セント」はソーセージベーコンエッグチーズマフィンとチェリーコーク
毎朝その日の気分や株価に応じて奥さんにその金額だけを車のドリンクホルダー入れておいてもらっています。
『今日は贅沢したいから「3ドル17セント」入れておいて』
『株価が下がっていた、贅沢は出来ないから「2ドル61セント」にしよう』
という会話をしているようです。
実は「ウォーレン・バフェット」氏の生活費はバークシャー・ハサウェイの給与だけで賄っています。
給与は年間10万ドル、日本円にして約1080万円です。
「ウォーレン・バフェット」氏はバークシャー・ハサウェイの筆頭株主ですが、バフェット氏が経営権を握って以降「無配当」を貫いている為、一切の配当はありません。
バフェット氏は世界的な大富豪という感覚ではなく、年収1000万円の感覚で生活をしているのでしょう。
画像引用元:Business Insider
「ウォーレン・バフェット」氏はスーツ愛好家です。
しかし、20着以上あるスーツには一切高級スーツはありません。
すべて「Madame Li」の中国製スーツです。
まさか世界で3番目の大金持ちのスーツが一着20,000円前後なんと思いもしませんからね。
スーツしか着ないが、着るスーツのブランドや高級生地など一切お構いなしです。
ちなみに、散髪は18ドル(約2000円)の理容室で行っているとのことです。
本当に庶民より庶民の感覚ですね。
画像引用元:Business Insider
「なんだか親近感が出てきた!」と思いきや、ちゃっかりプライベートジェットは持っています!
本人も「私が多額のお金を使う唯一のもの」と語っています。
やっぱり世界で3番目にお金を持っているというのは伊達ではありませんでしたね!
とは言え、「ウォーレン・バフェット」氏がプライベートジェットを所有している理由はお金持ち自慢ではありません。
プライベートジェットを持つことによって得られる利益が大きいからこそ、そこに多額のお金を使う決心をしたということです。
時間を無駄にすることなく、もっとも早く移動できる手段がプライベートジェットだからです。
まさに必要性を感じたからそこにお金を投資したということですね。
バフェット氏の場合、購入金額分くらい1週間で取り戻せるかも?
画像引用元:Business Insider
「ウォーレン・バフェット」氏は1日の80%を読書に費やしていると言われています。
知識欲の塊のような人なのでしょうね。
本人曰く「本にはお金を惜しまない」とのこと。
「知識は力なり」とはよく言ったものですね。
まさに「ウォーレン・バフェット」氏は知識によって経済力という力を手に入れたのかもしれません。
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まとめ
今回は世界第3位の大富豪「ウォーレン・バフェット」氏の愛車についてご紹介しました。
正直、スバルに乗っていると思っていたのでキャデラックと知ってビックリしましたが、バフェット流は健在のようです。
「お金を増やす才能はあっても、お金を使う才能がない」などと言われている「ウォーレン・バフェット」氏ですが、必要性があると判断すれば投資は惜しみません。
「不必要なものを買う=浪費」という芯の通った考えを持っているのです。
車や食べ物など無頓着な「ウォーレン・バフェット」氏ですが、唯一お金を使うことがあります。
それは慈善団体への寄付です。
2006年に当時の資産の85%に当たる375億ドル(4兆円以上)を寄付すると発表しました。
この寄付額はアメリカ史上最高額です。
毎年行われている「ウォーレン・バフェット氏とのランチ会」の落札金額も寄付されています。
本当に人が出来た人なのですね。
私にはまだまだ多額の寄付が出来る程の経済力はありませんが、まずは必要なものを見定めて身になる自己投資を行っていこうと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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