どうも、Mです。
イギリスの自動車情報メディアである「Auto Express」によると、ドイツの自動車メーカーBMWが最新のSUVモデルの開発を検討していると伝えています。
BMWはドイツの自動車メーカーの中でもSUVモデルに力を入れていて、現在はなんと全モデルの45%がSUVモデルとなっています。
そんなBMWがさらにSUVモデルの拡充を計画しているようです。
その名も「Urban X」(アーバンクロスと読みます)です。
「アーバンクロス」はBMWのSUVモデルで最もコンパクトな「X2」の全長4360mmよりもさらに小さい4100~4200mmの範囲に収まる予定とのこと。
コンパクトSUVとして知られる「アウディQ2」と「DS3クロスバック」を追従するモデルになりそうです。
今回はそんなBMWで最もコンパクトで最新のSUVモデルの情報をご紹介したいと思います。
BMW「アーバンクロス」
BMW「アーバンクロス」ですが、現在のところ開発を開始するか否かの最終段階と言ったところです。
よって、テスト車両や外装を確認できるものはありません。
「Auto Express」の独自取材によると新型SUV「アーバンクロス」には大胆なキドニーグリルと細いヘッドライトユニットが与えられる可能性が高いとの事。
それを基にしたイメージCGによると、メイングリルと同じくらい存在感のあるロアグリルが与えられています。
当然ながらBMWの最新のSUVデザイン言語は全て採用されると思われます。
フロントデザイン同様のコンセプトが採用されると見られるリアビュー。
細身のリアテールライトに横基調のラインが相まった未来的なデザインになると予想されています。
BMWファンなら気付いたと思いますが、新型SUVにはこれまでのようにSUVモデルを意味する「X」とクラスを表す「数字」を組み合わせた「お約束」が採用されません。
BMWのSUVモデルは、「X1」から始まり、最小モデルの「X2」、「X3」、「X5」、クーペSUVのパイオニア「X6」、そしてフラッグシップモデル「X7」というモデル構成になっています。
つまり、新型SUVはこの秩序から逸する特別なモデルになる可能性があります。
「Urban X」というネーミングになると予想されており、BMWとしてもまったく新しいSUVを作ろうとしていることが分かります。
BMW「アーバンクロス」のパワートレイン
新型SUV「アーバンクロス」は一体どんなモデルになるのでしょうか。
そのヒントとなるのがBMWが採用を検討していると噂されているプラットフォームです。
「UKL2」と呼ばれるプラットフォームはBMW最小で最新のアーキテクチャとなります。
さらに「アーバンクロス」のプラットフォームは、ガソリンやディーゼルエンジンモデルのような内燃機関を使用するだけでなく、プラグインハイブリッドや電気モーターなどのパワートレインにも対応するという幅広い汎用性が特徴です。
つまり、「アーバンクロス」は駆動方式やグレードによってパワートレインを柔軟に対応させることが出来るまったく新しいモデルとなる可能性があるということです。
1.5ℓガソリンエンジンモデル、2.0ℓディーゼルエンジンモデル、48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載した2.0ℓガソリンエンジンモデル、プラグインハイブリッドの強力なモーターを搭載したエンジン、そして完全なる電気自動車と、まさに多種多様に用意された「Urban(都会派)」「X(SUV)」となる見込みです。
もし日本に導入されるとすると48Vマイルドハイブリッドシステムモデルとプラグインハイブリッドモデルは人気が出そうですね。
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まとめ
BMWの最新そして最小のSUVモデルとなるであろう「アーバンクロス」の情報をご紹介しました。
SUVの需要が高まり、いつの間にか沢山のSUVがこの世に生み出されました。
BMWもまたそんなSUV人気にあやかりほぼ半分の車種がSUVモデルになっています。
ライバルであるアウディも現在最もコンパクトなSUV「Q2」よりもさらにコンパクトなモデルとなる「Q1」なるモデルの開発の噂も囁かれています。
SUVという市場において、クーペSUVとコンパクトSUVはまだまだ未開の地なのでしょうね。
ビッグSUVのように走行性能重視というより、デザイン力や画期的なアイデアが重視されやすい車種なだけにバリエーションはまだまだ広がりそうです。
BMW「アーバンクロス」はまさにまったく新しい車のラインアップを具現化する先駆者となる存在になるかもしれませんね。
1つのプラットフォームで内燃機関からハイブリッドモデル、そして電気モーターまでも搭載する車が登場すればこれまで以上に選択しが広がるでしょう。
BMW「アーバンクロス」はこれから開発されるモデルですが、今からでも完成が待ち遠しいです。
ぜひ開発を行ってもらいたいものですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。