どうも、Mです。
2019年5月、ドイツの自動車メーカーであるアウディが手掛けるDセグメントモデル「A4」のビッグマイナーチェンジが発表されました。
今回のマイナーチェンジでは主にエクステリアを中心にブラッシュアップされています。
インテリアに関しては、インフォテイメントシステムがタッチパネル式の10.1インチに拡張され、より扱いやすくなっています。
新型A4になるに伴い、ハイパフォーマンスモデルである「S4」と「RS4」も続きます。
海外の自動車情報サイト「carscoops.com」が、新型アウディA4シリーズの最速モデルである「RS4」のテスト車両をカメラに捉えています。
ビッグマイナーチェンジにより、「RS4」はどのように生まれ変わるのでしょうか。
また、ビッグマイナーチェンジにより日本で一時停止されているRS4の発売はいつになるのでしょうか。
今回はそんな新型アウディRS4について調べてみました。
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新型アウディRS4
ビッグマイナーチェンジにより新しいエクステリアを手に入れた新型アウディRS4です。
RSシリーズの特徴である「ハニカムメッシュグリル」が確認できます。
サイドエアインテークの周りは立体的に造形されていて、躍動感あふれるフォルムへと進化しています。
さらに大型化されたサイドエアインテークの外側には、縦のシルバーのフィンのようなものも確認できます。
カモフラージュの下から、アウディの最新のデザイン言語が取り入れられたヘッドライトが顔を覗かせています。
フロントとリアフェンダーはブリスターフェンダー化されていて、レギュラーモデルには決して真似できない迫力ある佇まいです。
いくらRS4とは言え、サイドビューではほとんど違いがわかりません。
強いて言うなら、大型化されたフロントブレーキユニットと20インチのアルミホイールが「RS」ならではの雰囲気を演出しています。
テスト車両だからなのかもしれませんが、ドアにあるキャラクターラインは新型A4ではなくなっていました。
もしかして、新型RS4ではそのままキャラクターラインだけ採用されるかも・・・・・?
リアビューです。
最新のデザインのテールライトグラフィックに変更されています。
「RS」のデザインアイコンである「オーバルマフラー」も健在ですね。
リアフェンダーの盛り上がり感がヤバいです。
なんてグラマラスなボディラインなのでしょう。
リアフェンダーにもキャラクターラインがはっきりと見て取れます。
カモフラージュの為に旧式のボディパネルを使用していることが考えられます。
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新型アウディRS4のパワートレイン
新型アウディRS4のパワートレインです。
まだ正式なアナウンスがないのですが、マイナーチェンジ前と同じ2.9ℓV型6気筒のツインターボガソリンエンジンが採用される可能性が高いでしょう。
ポルシェにも作用されている高性能ユニットということもあり、軽快なレスポンスとモリモリと盛り上がるパワーは乗る者を虜にします。
私もそんな2.9ℓの高性能エンジンの虜になりました。(笑)
とにかく軽快でよく回るエンジンです。
最高出力450PSと最大トルク600Nmを発生させるパワーユニットは伊達ではありません。
アウディはA4の高性能モデル「S4」のエンジンを従来のガソリンエンジンから高性能ディーゼルエンジンへと変更することを発表しました。
この発表により、RSシリーズもディーゼルエンジンに置き換えれられるのではないかという憶測もあります。
しかし、RS4はとにかく気持ち良くなければなりません!
あの高回転域の加速フィーリングと甲高い音は、決してディーゼルエンジンには真似できないものですからね。
ビッグマイナーチェンジによりエクステリアは一新しても、これまでと同じガソリンエンジン搭載すると思われます。
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新型アウディRS4の日本発売時期
気になる新型RS4の日本発売時期ですが、まず2019年内は確実に無理です。
イギリスでは2020年モデルのA4の受注は始まっていますが、納車は9月頃からのようです。
このペースだと欧州での新型RS4の発売時期は早くても2019年内、遅ければ2020年3月頃までかかる可能性もあります。
本国でもそれだけ時間がかかるのであれば、RS4の日本導入はもっと時間がかかるでしょう。
ビッグマイナーチェンジが施されたA4の2020年モデルの日本への導入ですら2020年始め頃になりそうです。
まずはレギュラーモデルのA4の導入を2020年3月~6月頃に行い、その後2020年中にS4を導入すると思われます。
よって、新型RS4の日本導入予定は2021年3月頃となるでしょう。
ただでさえ日本は世界一排ガス規制が厳しい国だと言われています。
そんな国に450PSという大パワーを発生させるパワートレインを積んだ車を導入するわけですから、何かと時間がかかるのでしょう。
しかしながら、時間を掛け過ぎるのも考えものですけどね。
2020年中の導入に期待しましょう。
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まとめ
今回は新型「RS4」のパワートレインと日本発売時期について予想してみました。
マイナーチェンジとは言え、フルモデルチェンジ並みのエクステリアへのテコ入れが行われました。
メルセデスベンツのCクラスやBMWの3シリーズなど、競合犇めくDセグメントモデルは常に最新のシステムが生まれています。
メーカーとしては毎年マイナーチェンジを行い、常にアップデートしていかなければならないカテゴリーです。
日本ではやっと2019年1月に新型RS4の発売発表を迎えたかと思ったら、2020年モデルへの切り替え準備ということで早くもRS4の受注が停止している状態のようです。
発売できたのは実質2~3ヶ月間という激レアカーです。
注文しようと思っていた矢先に販売が一時停止されたという人もいたのではないでしょうか。
次の発売開始が待ち遠しいはずです。
新型RS4でも2.9ℓV6のガソリンエンジンは健在だと思います。
さらにブラッシュアップされたエクステリアを身にまとい、私たちの目の前に現れてくれるはずです。
新型RS4の再発売はちょっと気長に待ってみましょう。