ブガッティが9.6億円の「チェントディエチ」を発表!限定10台すでに完売している件!

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どうも、Mです。

フランスに拠点を置く超高級ハイパーカーメーカーのブガッティがまたまた世界の度肝を抜く新型ハイパーカーを発表しました。

その名も「Bugatti Centodieci(ブガッティ・チェントディエチ)」。

「チェントディエチ」はイタリア語で「110」を意味する言葉です。

「チェントディエチ」は、1909年にイタリア出身の自動車技術者エットーレ・ブガッティよって創立されたブガッティの110周年を祝したスペシャルエディションです。

さらに「チェントディエチ」には、創立者エットーレ・ブガッティの生誕110年目にあたる1991年に発表された「EB110 Super Sport」のエクステリアをオマージュしたデザインが取り入れられているのも特徴です。

画像引用元:http://racingcar.ready.jp/?p=5427

余談ですが、この「EB110 Super Sport」に搭載されていた560PSを発揮する3.5ℓV12エンジンに採用された4基のターボチャージャーは、なんと日本のメーカーである石川島播磨重工業(現株式会社IHI)製のものだったんですよ!

そして、ブガッティ110年の歴史を記念する特別なモデル「チェントディエチ」ですが、なんと日本円で約9.6億円という超弩級の価格になっていることも話題となっています。

今回はそんな何もかも規格外の「ブガッティ・チェントディエチ」をご紹介したいと思います。

 

目次

110年の歴史「チェントディエチ」

ブガッティ「チェントディエチ」です。

まるでコンセプトカーのようなデザインですが、このまま市販化されるようです。

まず目に付くのはこれでもかってくらい細いヘッドライトですね。

これで夜間の走行に十分な光量を補えるのか不安になるレベルの細さです。

最近のLED技術の進歩には目を見張るものがあるので、見た目以上に明るいヘッドライトなのかもしれませんね。

「チェントディエチ」は、エットーレ・ブガッティの生誕110年目に発表された「EB110SS」をオマージュしたデザインとなっています。

左が1991年に発表された「EB110SS」、右が2016年に発表された「シロン」、そして真ん中が「チェントディエチ」です。

こうやって見比べてみると「EB110SS」と「チェントディエチ」がなんとなく似ているのが分かります。

「チェントディエチ」のフロントマスクは、低く構えたノーズにブガッティのデザインアイコンである「馬蹄型のグリル」は「シロン」と比べると小型化されています。

さらにグリルを中心に横基調のフィンが鋭くワイドに外側へ流れるようなデザインされています。

さらに、「チェントディエチ」には細いヘッドライトから続くフェンダーを切り裂くような縦ラインも確認できます。

「低いノーズ」「小型の馬蹄グリル」「フロントのアウトレット」、これらはまさに左の「EB110SS」のデザインをオマージュしたデザインになっています。

古いものを取り入れつつ、まったく新しいものを生み出すというだけでも大変なことです。

しかし「チェントディエチ」は、最新のエアロダイナミクスを搭載した「シロン」よりも優れたエアロフローが与えられたことにより、エアロダイナミクス性能が向上しているというから驚きです。

デザイン良し、性能も良し、まさに文句のつけようのない車と言えるでしょう。

「チェントディエチ」のリアビューです。

フロントデザインとは打って変わってリアビューは随分モダンな印象を受けます。

ヘッドライト同様に細いLEDで構成されたテールライトは1本のラインではなく、複数のラインによって構成されています。

バックパネルには熱の排出効率の良いメッシュが採用され、センターには筆記体でデザインされた「Centodieci」のロゴが確認できます。

リアディフューザーはまるでF-1のような大型のものが採用されています。

それだけ空力を活用したグランドエフェクト(地面に吸い付く力)が必要となるスペックを秘めていることが容易に想像できる規模のものです。

そして、マフラーエンドは縦に並べられたクワッドエキゾーストシステムがより一層ハイパーカー感を高めています。

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「チェントディエチ」のパワートレイン

「チェントディエチ」に搭載されるエンジンは、8.0ℓW型16気筒のクワッドターボ(4基のターボチャージャー)ガソリンエンジンです。

W型エンジンは「W」という形の通り「V型エンジン」を2基並べたエンジンです。

「チェントディエチ」のエンジンは、「8.0ℓW16の4ターボ」なので「4.0ℓV8ツインターボエンジン」を2基並べたエンジンと思えば分かりやすいかもしれません。

車好きのあなたなら、このエンジンがいかにイカレているか分かると思います!(笑)

「チェントディエチ」に採用されたパワートレインの最高出力はなんと驚異の1600馬力!!!

軽自動車の最高馬力は64馬力なので、軽自動車の25倍!

トヨタ「プリウス」は120馬力なので、「プリウス」の約13倍!!

日産が世界に誇る「GT-R」は710馬力なので、「GT-R」の約2.25倍!!!

つまり、もはや想像を絶するパワーということです!(笑)

そんな「チェントディエチ」の0-100km/hの加速タイムはたったの2.4秒、0-200km/hは6.1秒、0-300km/hは13.1秒で到達します。

参考としてですが、300馬力のエンジンと四輪駆動を駆使する、スバル「レヴォーグ 2.0 GT-S」の0-100km/hのタイムは6.7秒です。

つまり、「レヴォーグ 2.0 GT-S」が時速100kmに到達した時点で「チェントディエチ」は倍以上の時速200km以上に達しているということです。

っていうか、誰がこんなじゃじゃ馬を乗りこなせるのか逆に聞きたいくらいですね。

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まとめ

ブガッティの創立110年を記念するスペシャルエディション「チェントディエチ」を紹介しました。

9.6億円の1600馬力の車!

正直、何もかもが規格外過ぎて意味が分からないというのが本音です。

「そんな高い車売れるわけないじゃん!」

その気持ちわかりますよ。

でもね、売れちゃってるんです。

しかも、完売なんです。

ブガッティは「チェントディエチ」を限定10台で生産すると発表したのですが、もうすでに予約で完売していると発表しました。

9.6億円って地方だったら中古マンションを丸ごと買い取れる程のお金です!

つくづく世界って凄いなぁと実感します。

日本に1台くらい入ってくるかどうか分かりませんが、もし見かけたら超運がいいことは間違いありません。

「チェントディエチ」のデリバリーは2年以内に行われるとのことなので、2021年にはあなたの街で走っている姿を見ることが出来るかもしれませんよ!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

クルマ好きが高じて自動車業界に就職。国産ディーラーと高級輸入車ディーラーの営業マンとして15年以上従事し、合計1000台以上の新車・中古車の販売に携わりました。クルマが大好きな自動車営業マンが大好きな自動車に関するのお役立ち情報や最新モデルの情報を独自の観点から発信しています。

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