メルセデスベンツがフラッグシップセダン「Sクラス」の新型モデルを発表しました。
7年ぶりのフルモデルチェンジを受けた新型「Sクラス」は、メルセデスベンツの高級感と先進性を一目で確認できる仕様となっています。
最新のメルセデスベンツのデザイン言語を取り入れられ、押し出しの強かったフロントマスクは精悍な顔立ちへと生まれ変わっています。
特にインテリアにおいては、センタークラスターに15インチはあるかと思われる大型のタッチアップディスプレイを装備し、物理的なボタンを徹底的に廃止しています。
その他システムはもちろん、安全装置の追加など大幅なアップデートが行われています。
今回はそんなフルモデルチェンジされた新型「Sクラス」の日本発売日と発売価格を予想してみましょう。
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新型「Sクラス」の日本発売日はいつ?
新型「Sクラス」の日本発売日は、2021年6月頃になると予想します。
新型「Sクラス」は2020年12月から欧州で発売が開始されます。
欧州発売の半年後に日本で発売される可能性が非常に高いと思います。
メルセデスベンツ日本は新型車導入を積極的に取り組み、ほとんどの車種が欧州発売から半年後に日本導入を果たしています。
「ベンツと言えばSクラス」「Sクラス以外はベンツじゃない」と語る「Sクラス」のベビーユーザーも少なくありません。
現に街中を走っていると「Sクラス」は決して珍しい車ではないと言えるくらい目にします。
当然、本国の経営陣も日本のマーケットは「Sクラス」販売において十分なポテンシャルがあることは把握しているはずです。
よって、予想される新型「Sクラス」の日本発売日は2021年6月頃と考えることができます。
もしかすると、自動運転などの新しいシステムの有無により導入に遅れが生じる可能性もありますが、遅くとも2021年の秋ごろには日本で発売されるでしょう。
新型「Sクラス」の日本発売価格はいくら?
新型「Sクラス」の日本発売価格は、1200万円前後になると予想します。
メルセデスベンツの価格設定においては、マイナーチェンジやフルモデルチェンジを経ても価格の変動が少ないという特徴があります。
もちろん車の性能や装備は向上しているのに、価格は据え置きという傾向が強いと言うことです。
つまり、現行モデルの日本発売価格が1192万円~なので、新型「Sクラス」も1200万円前後で設定されるのではないかと思います。
さらにライバルである「アウディ・A8」の日本発売価格は1172万円~、「BMW・8シリーズ」は1096万円~となっています。
おそらく、BMW以上アウディ以下の価格設定となる可能性もあります。
よって、新型「Sクラス」の日本発売価格は1200万円前後・・・・1200万円以下で設定される可能性が非常に高いと思います。
とは言え、メルセデスベンツ「Sクラス」には沢山のグレードが用意されるので、最低価格が1200万円と考えるとやはり高級車ですね。
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新型「Sクラス」ってどんな車?
新型「Sクラス」のエクステリアには最新のデザイン言語によるアップデートが施されました。
シャープになったヘッドライトにより、モダンな雰囲気を身にまとっています。
一方でメルセデスベンツの伝統的なフロントグリルはそのまま採用されるなど、モダンの中にもクラシックが同居するエクステリアデザインとなっています。
ボディサイズはこれまで同様「標準」と「ロング」の2タイプが用意されます。
ボディサイズ比較 | ||
標準 | ロング | |
全長 | 5179mm | 5289mm |
全幅 | 1921mm | 1921mm |
全高 | 1503mm | 1503mm |
ホイールベース | 3106mm | 3216mm |
世界的に人気の高い「ロング」のホイールベースが110mm延長されているので全長も110mm拡大されています。
メルセデスベンツのデザイン意匠である後方に向かって下っていくキャラクターラインは健在です。
新型「Sクラス」ではアウタードアハンドルを格納式にするという新しい機構を採用することで、面を強調するメルセデスベンツのデザインを際立たせています。
予定されているエンジンラインアップは直列6気筒のガソリンエンジンとディーゼルエンジン。
さらに48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載する4.0ℓV型8気筒ターボのガソリンエンジンも予定されています。
新型「Sクラス」のインテリアは劇的な変化を遂げました。
一気に近代化したインテリアで一番目を引くのはやはり中央に設置された大型のタッチアップディスプレイでしょう。
ナビゲーションシステムはもちろん、エアコンの設定もこの一枚のパネルによって可能となります。
「ハイ、メルセデス」で起動させるインフォテインメントシステム「MBUX」は第2世代目へと進化を遂げています。
ダッシュボードに設置されたカメラが乗員の頭や手の動きを読み取り、車載機能を使用することも出来るようになっています。
自動運転もレベル3(条件付きの手放し運転)に対応しています。
この機能の制限や有無については、日本導入時に道交法がどうなっているのかに左右されそうです。
大型のタッチアップディスプレイを取り囲むようにデザインされたガラスルックのデコラティブパネルとマルチカラーアンビエントライトが何とも言えない高級感を演出しています。
シンプルでありながら光らせるところはしっかりと光らせるというメルセデスベンツらしいメリハリの利いたインテリアに仕上がっています。
「ロング」の後部座席には専用のタッチアップディスプレイが備わっています。
シートポジションやエアコンの設定を行えるほか、インターネットへの接続なども可能です。
前席同様にマルチカラーアンビエントライトがこれでもかと配置されていて、とても煌びやかなインテリアに座れば優越感に満たされることは間違いないでしょう。
サスペンションシステムにはエアサスペンションが用意されているので、乗り心地も静粛性も極上のものであることは想像に難くありません。
800馬力以上?新型AMG・S73開発中!
新型「Sクラス」の高性能モデルとなる「AMG・S63」の開発がすでにスタートしています。
海外メディア「carscoops.com」が新型AMG・S63と思われるテスト車両の撮影に成功しています。
テスト車両は頭の先からつま先の先までカモフラージュが施されているものの、大型のアルミホイールやクワッドエキゾーストシステムからAMGであることは明白です。
S63には600~700馬力のエンジン搭載されると予想されています。
そして驚くことに、S63のスペックに満足しない猛者の為に、新たに「S73」が設定されるようです。
S73に搭載されるエンジンはマイルドハイブリッドシステムで武装したトータル出力800馬力以上となる化け物ユニットではないかと噂されています。
セダンに800馬力って一体何から逃げるつもりなのでしょうか。
新型「Sクラス」同様、モンスタースペックのAMGからも目が離せません。
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