レクサスは、e-TNGAEV専用プラットフォームをベースにした初の量産モデルであるRZを正式発表しました。
新たにラインアップに加わることとなった新型電気自動車「RZ」は、トヨタの新型電気自動車「bZ4X」と同じプラットフォームを使用しています。
トヨタの電気自動車「bZ4X」日本発売はいつ?販売価格はいくら?
レクサス「RZ」もトヨタ「bZ4X」と同じスペックかと思ったら大きく違っていました。
レクサス「RZ」には、フロントに150 kW (204 PS)、リアに80 kW (109 PS)を発生さるモーターが採用されています。
つまり、レクサス「RZ」に搭載されるパワートレインは、合計230 kW (313 PS)と435 Nmのトルクを発生するデュアルモーターの4WDです。
やはり、「レクサス=トヨタ」にするつもりはないようですね。
今回は、トヨタ「bZ4X」と完全なる差別化が行われたレクサスの新型電気自動車「RZ」の日本発売時期と販売価格を予想します。
画像引用元:carscoops
レクサス新型電気自動車「RZ」の日本発売はいつ?
レクサスの新型電気自動車「RZ」の日本発売時期ですが、2022年12月頃と予想します。
レクサスの新型電気自動車「RZ」は、トヨタの新型電気自動車「bZ4X」がベースとなるモデルです。
つまり、トヨタの新型電気自動車「bZ4X」が発売されれば、そんなに時間を空けることなく、レクサスブランドからもBEV第一弾として投入する可能性は十分あります。
しかし、2022年2月にトヨタは新型電気自動車「bZ4X」の日本発売を当初の2022年5月からサブスクリプションもしくはリースのみでの販売を開始します。
とにかく、最初はトヨタ「bZ4X」に花を持たせて、約半年後くらいからレクサス「RZ」を追加することで富裕層の取り込みを行う算段を整えるでしょう。
よって、レクサス新型電気自動車「RZ」の日本発売時期は2022年12月頃と予想しました。
レクサスの電気自動車への完全移行計画は2030年から本格化し、2035年までに全てのラインアップが電気自動車にする予定です。
レクサスの新型電気自動車「RZ」の導入時期が近づくと、レクサス店がバタつくでしょうね。
本格的にバッテリー電気自動車に参入するのであれば、ディーラーとして高速充電スタンドの設置を行うと思います。
ということで、もしレクサス店の駐車場などで何かしらの設営工事が確認できるようになれば、レクサスの新型電気自動車「RZ」の正式発売が近いということでしょうね。
レクサス新型電気自動車「RZ」の販売価格はいくら?
画像引用元:carscoops
レクサスの新型電気自動車「RZ」の販売価格ですが、750万円前後になると予想します。
レクサス新型電気自動車「RZ」の販売価格が750万円前後になると予想した根拠は、トヨタ「bZ4X」の4WDモデルの価格が650万円となったことです。
レクサス「RZ」とトヨタ「bZ4X」は同じプラットフォームですが、同じものではありません。
少なくともパワートレインの最高出力だけ見ても、約100馬力も違いがあります。
この点だけ見てもレクサス「RZ」がトヨタ「bZ4X」よりも高額になることは明白です。
さらにレクサス「RZ」のサイズ的に直接的なライバルとなるであろう競合車としてアウディQ4e-tronが挙げられます。
アウディの新型電気自動車「Q4e-tron」の価格は、エントリーモデルで599万円から設定されていますが、あくまで基本モデルです。
グレードやオプションを組み合わせていくと車両代は700万円前後になるでしょう。
ということは、レクサスの新型電気自動車「RZ」の価格帯は700~750万円前後と考えるの妥当でしょう。
さらに、レクサス新型電気自動車「RZ」にはV2H(車から電気を供給できるシステム)が備わっています。
つまり、V2Hが備わっていないアウディQ4e-tronよりも商品力は勝っているので、アウディQ4e-tronの価格よりも高く設定されても違和感がないと思っています。
レクサス新型電気自動車「RZ」に備わるV2Hは、地震や大雨などの災害が頻発している日本のユーザーには嬉しい装備ですからね。
ということで、レクサスの新型電気自動車「RZ」の販売価格は750万円前後になると予想しました。
⇒トヨタの電気自動車「bZ4X」日本発売日はいつ?販売価格はいくら?
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レクサス新型電気自動車「RZ」の最新情報
レクサス新型電気自動車「RZ」の最新情報です。
画像引用元:carscoops
レクサス新型電気自動車「RZ」エクステリア
レクサス新型電気自動車「RZ」のフロントマスクです。
電気自動車といっても、一目でレクサスと分かるデザイン意匠が採用されています。
レクサスのデザインアイコンであるスピンドルグリルやブレードデイライトが確認できます。
まず、スピンドルグリルはクローズドグリルになっています。
つまり、グリルとしては機能しておらず、あくまでデザインアイコンとして設置されています。
ヘッドライトですが、「RZ」には新開発された「ブレードスキャン・アダプティブLEDヘッドライト」が採用されます。
「ブレードスキャン・アダプティブLEDヘッドライト」というのは、レクサス独自の自動配光システムのことです。
イメージとしては、前を走っている車や対向車を検知して、そこだけ光を当てない(ドライバーが眩しくない)ようにするハイテクヘッドライトです。
「ブレードスキャン・アダプティブLEDヘッドライト」によって、夜間走行がより安全に行えるようになります。
レクサス「RZ」のリアビューですが、今トレンドである横一文字のテールライトが採用されています。
リアバンパーサイドには縦方向に展開する大胆なスリットが確認できます。
画像では確認できませんが、リアタイヤハウスの風を後ろに吐き出すエアアウトレットであると思われます。
リアディフューザーは面積の大きいデザインが採用され、まるでスポーツカーのリアビューを彷彿とさせるデザインとなっています。
リアからサイドパネルを見ると下から上へ跳ねあがているようなプレスラインが多数確認できます。
非常に筋肉質で力強いラインが採用されていますね。
電気自動車というより、ハイパワーなガソリンエンジン搭載車両のような印象を受けます。
レクサス「RZ」には、普通充電と急速充電を接続するポートが左右に備わっているようです。
レクサス新型電気自動車「RZ」インテリア
レクサス新型電気自動車「RZ」のインテリアです。
レクサスのインテリアには、何十二も重なるような多くの曲線が採用されているという特徴がありますが、新型電気自動車「RZ」のインテリアは比較的シンプルなデザインが採用されています。
電気自動車だけに限定したことではありませんが、最近の新型車両には物理ボタンがあまり採用されず、大型のモニターが中央に鎮座するデザインが多用されています。
レクサス「RZ」も同様に14インチの大型モニターを採用したことでシンプルかつ多機能なインテリアに仕上がっているようです。
レクサス「RZ」には「ワンモーショングリップ」というユニークな形をしたステアリングがオプションで設定可能です。
「ワンモーショングリップ」はステアリングの角度を±150°で車両に伝えることが出来るシステムです。
ヨークスタイルのステアリングは従来の機械式ではなく、電子信号で行われる「ステアバイワイヤーテクノロジー」が採用されているので、少ない舵角で車を大きく曲げることが可能です。
最初は慣れが必要でしょうが、一度なれれば運転が楽になりそうですね。
レクサス「RZ」にはヘッドラップディプレイも用意されています。
速度をはじめ、アダプティブクルーズコントロールの車間距離やナビゲーションなどを表示する事が可能です。
レクサス「RZ」のシフトセレクトには、ローター形状のセレクターが採用されています。
パーキングはボタン式で、ローターボタンを右にスライドすると「D」、左にスライドすると「R」にすることができます。
プリウスに採用されているシフトセレクターのようなイメージになるでしょう。
レクサス「RZ」にはユニークなドアハンドルが採用されています。
押しても良いし、引いても良いドアハンドルとなっているので、やりやすい方でドアの開閉が行えるのが特徴です。
レクサス新型電気自動車「RZ」パワートレイン
レクサス新型電気自動車「RZ」のパワートレインです。
レクサス新型電気自動車「RZ」のパワートレインは、トヨタ電気自動車「bZ4X」と同じものになるかと思っていましたが、さすがに差別化を図ってきました。
レクサス「RZ」に搭載されるパワートレインは、フロントに150 kW (204 PS)、リアに80 kW (109 PS)のモーターが採用されています。
レクサス「RZ」に搭載されるパワートレインの合計は230 kW (313 PS)と435 Nmのトルクを発生するデュアルモーターの4WDが採用されるとことになります。
レクサス「RZ」強力なモーターにより、0-100km/hの加速タイムは5.6秒、中国仕様モデルでは5.3秒で完了します。
しかしながら、レクサス「RZ」には最高速度は160km/hでリミッターがかかるようですね。
⇒トヨタの電気自動車「bZ4X」日本発売日はいつ?販売価格はいくら?
画像引用元:carscoops
レクサス新型電気自動車「RZ」最新動画
レクサス新型電気自動車「RZ」を色々と予想している動画です。