ホンダ新型EVプロローグはCR-Vより大きいサイズ!日本発売の可能性は?

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ホンダ新型EVプロローグ表紙

2022年10月6日、ホンダの米国法人は新型のSUVタイプのEVとなる「プロローグ」を発表しました。

ホンダの新型EVプロローグは、アメリカに本社を置くゼネラルモーターズ(GM)とタッグを組んで初のEVとなります。

ホンダ新型EVプロローグがどんな車はどんな車のか?日本導入の可能性があるかについて調べてみました。

目次

ホンダ新型EVプロローグってどんな車?

ホンダの米国法人にて発表されたホンダ新型EVプロローグについてまとめます。

ホンダ新型EVプロローグは、ホンダとGMが共同開発した「アルティウム」バッテリーを採用した初の電気自動車です。

シャシはシボレーの「ブレイザーEV」に採用されている電気自動車専用プラットフォームとなるBEV3プラットフォームです。

ちなみに、アメリカの高級ブランドであるキャデラックのEV「リリック」とも同じプラットフォームを共有しています。

キャデラックと一緒と聞くと、なぜかホンダ新型EVプロローグがちょっとお得な気がしてきました。

画像引用元:carscoops

ホンダ新型EVプロローグのエクステリア

ホンダ新型EVプロローグエクステリアフロント

ホンダ新型EVプロローグのフロントマスクです。

アメリカで発表された6代目新型CR-Vと日本で発売されている新型ヴェゼルを合わせたようなデザインです。

一つ大きく違うのは、CR-Vとヴェゼルに採用されている大型グリルが採用されていないところでしょうか。

内燃機関モデルに必要な大がかりな冷却システムを必要としない電気自動車ならではのデザインです。

ヘッドライト形状は横一文字にデザインされたデイライトはシンプルなものになっています。

ヘッドライト内部は3連リフレクター式LEDユニットが採用されているようです。

ホンダ新型EVプロローグエクステリアサイド

ホンダ新型EVプロローグのサイドビューです。

ホンダ新型EVプロローグのボディには、はっきりとしたプレスラインなどは少なく、非常にシンプルな印象を受けます。

21インチの大径アルミホイールが採用されているのですが、その大きさを感じさせません。

アウターハンドルがブラックなのが営業車みたいですね。

個人的には気になるので、市販モデルではボディ同色になることを願っています。

リアドアからリアフェンダーにかけてキャラクターラインが強くなることで、リアタイヤ周りの力強さを表現しているようです。

さらに、ルーフラインも後方に進むにつれて絞り込まれるようなデザインが採用されています。

ホンダ新型EVプロローグのサイドビューは、これまでのホンダにはなかったデザインになっています。

エクステリアデザインは主にロサンゼルスにあるホンダのデザインチームが担当しているので、全体的にアメリカンテイストに仕上がっているようです。

ホンダ新型EVプロローグエクステリアリア

ホンダ新型EVプロローグのリアビューです。

ホンダの象徴である「H」ロゴではなく、「Honda」のフルブランド名が記載されています。

さらに、バックパネルはワイド&ローに設定されています。

そのためなのか、ランドローバーのレンジローバーにも見えなくもない・・・・?

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ホンダ新型EVプロローグのインテリア

ホンダ新型EVプロローグインテリア正面

ホンダ新型EVプロローグのインテリアです。

運転席前方とダッシュボード中央には、タブレット型のデジタルメーターとインフォテイメントシステムが鎮座しています。

デジタルメーターは11インチ、インフォテイメントシステムのディスプレイは11.3インチです。

エアコンのコントロールパネルは、物理ボタンとダイヤルが採用されています。

シフトノブをステアリング後方に配置したコラムシフトにしたあたりが、アメリカらしいです。

ホンダ新型EVプロローグインテリア運転席

ホンダ新型EVプロローグのインテリアは、最近のトレンドを取り込んだシンプルなデザインにまとめられています。

ちなみに、ホンダ新型EVプロローグの内外装は「Neo-rugged(ネオ=新しい、ラギット=無骨な、ごつい)」というコンセプトに基づきデザインされているとのことです。

ホンダ新型EVプロローグのサイズ

ホンダ新型EVプロローグのサイズ
全長 4879mm
全幅 1989mm
全高 1643mm
ホイールベース 3094mm

ホンダ新型EVプロローグのサイズですが、アメリカで発売されている6代目CR-Vよりも全長が200mm長く、幅が130mm広いサイズに設定されています。

特筆すべきは、ホイールベースの長さです。

なんと、BMWのフルサイズSUV「X7」とほぼ同じ長さというから驚きです。

電気自動車はパワートレインそのものの大きさもさることながら、内燃機関モデルのようにギアやプロペラシャフトなどの部品が要らないですからね。

見た目以上に室内は広々設計になっているようです。

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ホンダ新型EVプロローグのパワートレイン

ホンダ新型EVプロローグのパワートレインの詳細については発表されていません。

ホンダ新型EVプロローグには、モーターが前と後ろに1基ずつ装備されたデュアルモーターAWDであることは判明しています。

正確なスペックはホンダの公式発表を待つほかありません。

しかし、ホンダ新型EVプロローグのスペックは、兄弟車であるキャデラックのEV「リリック」と同じスペックではないかと思われます。

キャデラック「リリック」のパワートレインは、最高出力340馬力と440Nmのトルクを発生させることが可能です。

12個のモジュールで構成された100.4kWh「アルティウム」バッテリーがもたらす航続可能距離は、最大で483kmとなっています。

340馬力と440Nmのトルクは3ℓのターボエンジン並みのパワーなので、走行性能にも期待できそうです。

ホンダ新型EVプロローグが正式に発売されるとみられる2024年には、バッテリーパックが進化して航続可能距離が延びる可能性があります。

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ホンダ新型EVプロローグの日本発売の可能性は?

ホンダ新型EVプロローグの日本発売の可能性はあると思います。

現段階において、ホンダ新型EVプロローグの日本導入は未定です。

しかしながら、EVの場合は排ガス規制などは無縁です。

よって、日本の保安基準を満たしていれば、比較的日本に導入しやすいのではないかと考えています。

日本にホンダ新型EVプロローグの需要と市場規模さえあれば、日本に導入される可能性はあると思います。

懸念材料と言えば、ホンダ新型EVプロローグはアメリカのGMとの共同開発バッテリーを搭載している点ですね。

日本導入にあたっては色々な制約があるかもしれません。

もしホンダ新型EVプロローグが日本に導入されるとしても、早くとも2025年以降になるでしょう。

ホンダ新型EVプロローグは、デザインも良く、GMと共同開発という話題性もあるEVなので是非日本でも発売してほしいものです。

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この記事を書いた人

クルマ好きが高じて自動車業界に就職。国産ディーラーと高級輸入車ディーラーの営業マンとして15年以上従事し、合計1000台以上の新車・中古車の販売に携わりました。クルマが大好きな自動車営業マンが大好きな自動車に関するのお役立ち情報や最新モデルの情報を独自の観点から発信しています。

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