

「Light you up!~らしく、ともに、軽やかに~」をスローガンに掲げているダイハツは、新型コロナ感染の拡大により生じた世界的な半導体部品不足や物流遅延が発生したため、新車の生産が大幅に遅れていることをホームページで発表しています。
新車生産の遅延により、すでにダイハツ車を注文したユーザーはもちろんのこと、これから購入を考えているユーザーにとっても先行きが見えない不安な気持ちになることでしょう。
私も新車営業マンを経験している身として、昨今の新車生産遅延問題の動向は気になっています。
今回は、ダイハツ車を注文した、もしくは、これから検討するユーザーの参考になればと思い、2023年3月現在の納期情報を調べてみました。
ダイハツ車の納期情報【2023年3月更新】
ダイハツ車種別納期一覧 |
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モデル | 納期 |
軽自動車 | |
コペン | 3~4カ月程度 |
ミラ イース | 2~3カ月程度 |
ミラ トコット | 3カ月程度 |
キャスト スタイル | 2~3カ月程度 |
タフト | 2~3カ月程度 |
ムーヴ | 2~3カ月程度 |
ムーヴ カスタム | 6カ月程度 |
ムーヴ キャンバス | 4~6カ月程度 |
タント | 3~5カ月程度 |
タント ファンクロス | 4~5カ月程度 |
アトレーワゴン | 3~4カ月程度 |
ハイゼット トラック | 2~3カ月程度 |
ハイゼット カーゴ | 2~3カ月程度 |
小型車・普通車 | |
ブーン | 3~4カ月程度 |
ロッキー | 5~6カ月程度 |
ロッキーHEV | 7~8カ月程度 |
トール | 2カ月程度 |
アルティス | 6カ月程度 |
グランマックス | 3カ月程度 |
ダイハツの四輪車ホームページには、半導体部品供給不足による車両や用品に対する謝罪文は掲載されていますが、全てのモデルの納期情報などは公表されていませんでした。
よって、全国のダイハツ販売店のホームページやtwitter等のSNSなどから情報を集めています。
ダイハツ車の新車納期を保証するものではありませんので、予めご了承ください。
2023年3月現在、ダイハツ車の生産が大幅に遅れていることは事実です。
納期情報は現段階のものであり、生産状況は刻一刻と変化します。
1週間後には大きく状況が変わる可能性もあります。
まず、ダイハツを代表する軽自動車「ムーブ」と「タント」の納期ですが、注文してから2~4カ月程度となっています。
特にダイハツのハイトワゴンである「タント」は、新型でありながら納期は3~5カ月程度に抑えられています。
ライバルであるスズキ「スペーシア」とホンダ「N-BOX」の納期が6カ月以上必要だと考えるとダイハツがいかに生産遅延を短く抑えているかわかります。
小型・普通車では、トヨタ「ライズ」の兄弟車である「ロッキー」と「ロッキーHEV」の納期が最長で8カ月程度と遅延が目立っている印象です。
「ロッキー」のガソリン車の納期が5~6カ月程度、そして、「ロッキーHEV」の納期が8カ月程度必要のようです。
やはり、ハイブリッドモデルなどのバッテリーや電気ケーブルハーネスを多用するモデルに大幅な生産遅延が発生していることが分かります。
その影響を大きく受けているのは、ダイハツのフラッグシップセダン「アルティス」です。
ダイハツ「アルティス」はトヨタ「カムリ」の兄弟車なので、半年程度の納期が必要となっています。
トヨタと併売しているモデルに関しては著しい遅れが生じているものの、売れ筋である「ムーブ」と「タント」の納期が2~4カ月程度なので、比較的我慢できる範囲ではないでしょうか。
ちなみに、ダイハツの親会社であるトヨタ自動車ですが、度重なる生産工場の停止や延期が続いており、トヨタの営業マンはその対応に追われています。
一方で、ダイハツ車の納期を調べていると「ムーヴ」と「タント」の納期が早くて助かった!という書き込みが数件見受けられました。
とにかく、売れ筋モデルである「ムーヴ」と「タント」の納期を6カ月以内に抑えられているようなので、ダイハツの生産工場は非常に優秀なのではないでしょうか。
ダイハツで納期に気を付けなければならないモデルは、人気のコンパクトSUV「ロッキー」だと思います。
「ロッキー」は、トヨタ「ライズ」と人気を二分する売れ筋モデルです。
「ロッキー」の購入を考えているのであれば早めに行動した方が良いでしょう。
特に「ロッキーHEV」の納期は今後さらに延びる可能性があります。
ダイハツの全てのモデルの納期は、モデルやグレード、そして、オプションによって大きく変わる可能性があります。
必ずディーラーで確認することをお勧めします。
当然ながらダイハツも好きで生産遅延しているわけではありません。
1日でも早く生産して納車する努力を行う意向を表明しています。
部品供給不足による生産遅延は2025年頃まで解消しないという見方もあるので、ダイハツ車を検討する際は時間に余裕をもって計画的に行いましょう。
そして、販売店にて納期の確認を行い、しっかりと納得したうえで新車購入を検討するようにしてください。
新車の生産遅延により中古車の買取価格が高騰!
メーカーによる新車減産と大幅な遅延により、日本の自動車市場では中古車の価格高騰が発生しています。
更なる半導体不足によって新車が生産されない状態は2025年頃まで続くと予想されています。
新車がすぐに手に入らなければ、自ずと注目されるのはもうすでに市場にある中古車ですよね。
よって、今日現在、中古車の査定・買取額が大幅に上昇しています。
日本の自動車市場は中古車の売買が活発になっていることから、愛車の高額査定を獲得するチャンスと言えます。
とにかく、今の時点で、一度あなたの愛車の価値を知るために査定価格を知ることを強くお勧めします。
査定価格を知ることによるメリットは以下の通りです。
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●最小限のお金で色んな車に乗るため
●ディーラーとの交渉を優位に進めるため
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今後の車の買い替えの際に参考になることは間違いありません。
とにかく査定結果を見て、納得すれば手放して現金化すればいいし、納得しなければ乗り続ければいいだけです。
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あなたの愛車の価値をチェックしよう!
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それは、流行や世界情勢によって日々変化しますが、2022年の今現在において査定買取相場は最大値を迎えていることは間違いありません。
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元自動車営業マンの私から言わせれば、2~3カ月毎に査定することをお勧めします。
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それにあなたの愛車の価値を知っていたら、ディーラーが提示する査定額の妥当性も分かりますよね。
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