DMC次世代EV最新型デロリアン2022年8月18日発表予定!

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デロリアンモーターカンパニー(以下:DMC)が、新型デロリアンを2022年8月18日にアメリカで開催する「ペブルビーチコンクールデレガンス」で公開すると発表しました。

DMCが発表した情報によると、新型デロリアンは次世代EVとして復活する予定です。

デロリアンと言えば、1985年に公開された名作映画「バックトゥザフューチャー」にタイムマシンとして登場したことで有名なモデルです。

今回は、40年の時を経て復活を遂げる伝説の名車デロリアンについて紹介します。

目次

DMC最新型デロリアンは次世代EVとして復活

画像引用元:Motor1

DMC最新型デロリアンは次世代EVモデルとして復活する予定です。

ちなみに、新型デロリアンのスペックはまったく公表されていません。

しかしながら、タイムマシンとして有名なデロリアンのスペックが平凡なものになるはずがないと思っています。

車好きとしての勘ですが、次世代デロリアンには最低でも前後にモーターを配置したツインモーターが採用されると思います。

個人的には、前に1基、後ろに2基のトリプルモーターであって欲しいと思っています。

もし新型デロリアンにツインモーターが採用されれば、500~600馬力相当のスペックになると予想されます。

さらに、もしトリプルモーターが採用されるようなことがあれば、最低でも700馬力以上のスペックを手に入れることでしょう。

初代デロリアンは、決して成功を収めた車ではありません。

デロリアンを名車たらしめたのは映画「バックトゥザフューチャー」です。

つまり、新型デロリアンは「デロリアン=バックトゥザフューチャーのタイムマシン」のイメージに沿う、もしくは、超えるスペックにする必要があります。

1982年に倒産したDMCが、40年の時を経て再結成され、満を持して世に送り出す最新型デロリアンに期待が集まっています。

最新型デロリアンが日本に導入されるかどうかは分かりませんが、ぜひ次世代EVのデロリアンを日本でも運転したと思います。

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DMC初代デロリアンってどんな車だったの?

画像引用元:AVwatch

DMCが開発販売を行った初代デロリアンについて紹介します。

DMCが最初の量産車として発表販売したモデル名は「DMC-12」といいます。

DMC-12が製造販売されたのは、1981年1月~1982年12月までの約2年間だけです。

DMC-12の製造販売が短い理由は、DMCの倒産です。

DMCが倒産した理由は、販売不振と社長の逮捕による資金繰りの悪化でした。

DMC-12の発売当初は、斬新なデザインや当時としては珍しかったガルウィングドアの採用により、初年度の販売は好調でした。

しかし、DMC-12のスペックの低さと販売価格が高額であったことで大量のキャンセルが相次ぎ資金繰りが悪化します。

さらに追い打ちをかけるように、社長のジョン・デロリアンがコカイン所持容疑で逮捕されたことで、DMCは資金繰りが立ち行かなくなり倒産しました。

結果的に、DMCが販売した車は、モデル名「DMC-12」の1車種のみとなったわけです。

よって、DMC(デロリアン・モーター・カンパニー)から発売された唯一の車「DMC-12」を「デロリアン」と呼ぶようになったわけです。

デロリアンのデザインは当時としては優れていたと思います。

デロリアンのデザインは、直線的なラインのみで構成され、当時珍しかったガルウィングドアを採用することで、近未来を彷彿とさせるデザインになっていたのです。

エクステリアだけ見れば誰もがデロリアンの走行性能に期待したことでしょう。

しかし、現実は残酷なもので、デロリアンは見た目のようにスポーティな車ではなかったのです。

デロリアンに搭載されたパワートレインは、2.85ℓV6エンジンでしたが、たった130馬力と216Nmのトルクしか発揮できない当時としても低スペックエンジンでした。

エクステリアは最新、且つ、近未来感満載の車なのに、激遅スペックなんて車好きなら買うはずありませんよね。

ちなみに、デロリアンは推定8,975台が製造されています。

うち、約6,500台が現存しているのではないかと予想されています。

デロリアンはとにかく世界的に希少な名車であるということです。

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新型デロリアンの最新情報

画像引用元:Motor1

2022年4月4日に、再結成された新制DMCによって公開された次世代デロリアンの画像です。

3本のテールライトグラフィックが確認できます。

ボディのカットラインを見ると、車速連動型リアウィングが搭載されていることが分かります。

それ以外の情報は全く分かりませんが、もし次世代デロリアンが画像通りであれば、とにかく幅広い車になることだけは確認できます。

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この記事を書いた人

クルマ好きが高じて自動車業界に就職。国産ディーラーと高級輸入車ディーラーの営業マンとして15年以上従事し、合計1000台以上の新車・中古車の販売に携わりました。クルマが大好きな自動車営業マンが大好きな自動車に関するのお役立ち情報や最新モデルの情報を独自の観点から発信しています。

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