キャデラック初の電気自動車「リリック」日本発売はいつ?販売価格はいくら?

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アメリカの高級自動車メーカーであるキャデラックから初となる電気自動車「リリック」が発売されます。

新型電気自動車「リリック」は、アメリカ本国で2022年5月17日よりネット販売が開始されます。

キャデラック「リリック」は、ゼネラルモーターズが開発した新型プラットフォーム「Ultiumプラットフォーム」上に構築されます。

今アメリカでは急速に電気自動車の開発が行われており、キャデラックもアメリカを象徴する自動車メーカーとして素早く対応していると思います。

今回は、キャデラックから発売された新型電気自動車「リリック」の日本発売時期と販売価格を予想したいと思います。

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目次

キャデラック初の電気自動車「リリック」日本発売はいつ?

画像引用元:Cadillac

キャデラック初の電気自動車「リリック」の日本発売は、2023年9月頃と予想します。

本国発売から約1年半も遅れる根拠は、やはり日本の電気充電スタンドのインフラ問題です。

日本に設置されている急速充電器「CHAdeMO」の数は年々増えているとはいえ、ほとんどが「30kWh」と「50kWh」です。

特に「30kWh」一回の充電だけでは安心して長距離の運転をすることは難しいでしょう。

なぜなら「リリック」には約100kWhバッテリーが搭載されているからです。

日本としても、徐々に「90kWh」や「125kWh」の急速充電器を設置を増やしていく予定です。

キャデラックとしてもせめて大容量の急速充電器が増えてから日本への導入を開始しなければ、台数を期待でいないと思っているでしょう。

よって、キャデラックの電気自動車「リリック」が日本に導入、発売されるのは本国発表から約1年半後となる2023年9月頃と予想します。

そもそもキャデラックの電気自動車「リリック」は日本で発売されるのかという点ですが、発売されると思います。

キャデラックジャパンのホームページを確認すると、「Future Vehicle(未来の車)」として「リリック」紹介されています。

キャデラック初の電気自動車「リリック」の日本発売には少し時間がかかると思いますが、導入される可能性は高いので気長に待ちましょう。

キャデラック初の電気自動車「リリック」販売価格はいくら?

画像引用元:Cadillac

キャデラック初の電気自動車「リリック」の販売価格は、900万円前後になると予想します。

キャデラック「リリック」のアメリカでの販売価格は59,990ドル(約720万円)に設定されています。

キャデラック「リリック」のベース価格に日本仕様用のオプションや設定、そして輸送費などを考慮すると、少なくとも800万円台後半になると予想できます。

キャデラックとして「リリック」の販売を後押しするために、キャデラック専用、もしくは、ロゴの入った150kWh以上の急速充電器を全国に設置すると思われます。

よって、キャデラック「リリック」の販売価格は900万円前後になると予想しました。

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キャデラック初の電気自動車「リリック」最新情報

キャデラック「リリック」の最新情報を紹介します。

キャデラック「リリック」エクステリア

画像引用元:carscoops

キャデラック「リリック」のフロントマスクです。

どこからどう説明していいのか分かりませんが、とにかく個性的な顔をしています。

グリルはこれまでのキャデラックでは見ることがなかった新しいグリルが採用され、盛大に光ります。

縦方向に設置されたLEDデイライトはキャデラックらしいデザインとして残してあるようです。

とにかくキャデラックのエンブレムがなければ「キャデラックとわからない」全く新しいデザイン言語が採用されています。

画像引用元:carscoops

キャデラック「リリック」のリアビューです。

Cピーラーに大きく張り出したL字のテールライト形状がとにかく大胆ですね。

さらに、リアバンパーのサイドにも縦方向のバックランプが採用されています。

上下ともに個性的なデザインのライトが採用されたことで、キャデラック「リリック」のリアビューは唯一無二の存在感を放っています。

ルーフ形状は低く設定され、昨今のトレンドである「クーペフォルムのSUV」となっています。

キャデラック「リリック」インテリア

画像引用元:carscoops

キャデラック「リリック」のインテリアです。

キャデラックが世界に誇るキング・オブ・SUVである「エスカレード」のインテリアを彷彿させるデザインです。

まず目に留まるのは、湾曲した33インチの大型LEDパネルです。

10億色以上の色を再現できるだけあって、綺麗に表示されています。

センターコンソールは上段と下段に分かれています。

アームレストの延長に各種設定をコントロールするローターリーボタンとドリンクホルダーが設置され、使い勝手が良さそうです。

画像引用元:carscoops

ステアリングホイールにはユニークな形状をしたコマンドボタンが採用されており、ボタン操作することでドライバーのサポートを行います。

キャデラック「リリック」パワートレイン

画像引用元:carscoops

キャデラック「リリック」のパワートレインは、モーター1基による後輪駆動となります。

モーターの最高出力は340馬力、最大トルクは440Nmとなっています。

スペックだけ見てみると過不足のないモーターといった印象です。

キャデラック「リリック」の特筆すべき点は、12個のモジュールで構成される蓄電容量100.4kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載しているところでしょう。

約100kWhのバッテリーのおかげで、キャデラック「リリック」は1回の充電で最大483kmの航続を可能にしています。

本国仕様の「リリック」は190kWhの急速充電器に対応しているので、10分の充電で122km分、30分で80%の充電可能となります。

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この記事を書いた人

クルマ好きが高じて自動車業界に就職。国産ディーラーと高級輸入車ディーラーの営業マンとして15年以上従事し、合計1000台以上の新車・中古車の販売に携わりました。クルマが大好きな自動車営業マンが大好きな自動車に関するのお役立ち情報や最新モデルの情報を独自の観点から発信しています。

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