どうも、Mです。
2018年上半期に発売が開始されたランドローバー社のレンジローバーの新型モデルであるヴェラールについて調べてみました。
と、言うのも、以前雑誌でヴェラールを見て、
「この車カッコいい!」
と思っていたのですが、もちろん、「超」が付くほどの高級車なので、私のようなパンピーには買うことはもちろん、乗ることすら出来ないんだろうなぁと思っていました。
が、ひょんなことからヴェラールを試乗する機会を得たのです。
レンジローバーヴェラールの試乗!装備と走りに価格以上の高評価!
「せっかく試乗するなら調べなくては!」
と、ヴェラールのことを調べたのですが、まぁ、複雑なグレード構成でした。
お金持ちさんの車って本当にこんな感じに自由に組み合せできるんだなぁと実感したと同時に、
「これ、車両価格が分かりにくいなぁ」
と思ったので、わたしなりにまとめてみました。
レンジローバーの最新モデル、ヴェラールのグレードとタイプと最低価格とは?
まず初めに、ヴェラールのグレードです。
ヴェラールには「ベースグレード」と「スポーティーグレード」の2種類があります。
そして、それぞれのグレードに装備の異なる4つのタイプが存在するのです。
まずは「ベースグレード」からご紹介しましょう。
ヴェラール 6,990,000円~
際立つ洗練性、高度なテクノロジー、卓越した性能を融合。
- 18インチスタイル1022アロイホイール(15スポーク)
- LEDヘッドランプ
- マニュアルテールゲート
- 電動調整可倒式自動防眩ドアミラー(ヒーター、アプローチランプ付)
- 自動防眩ルームミラー
- ラックステック&スエードクロスシート
- 8ウェイマニュアル調整式フロントシート
- LAND ROVERサウンドシステム(8スピーカー、250W)
- キーレスエントリー
- リアパークディスタンスコントロール
- サラウンドカメラシステム
- 自動緊急ブレーキ
- レーンデパーチャーウォーニング (車線逸脱警告システム)
- フラッシュデプロイヤブルドアハンドル
ヴェラールS 8,000,000円~
さらに上質なスタイルと多彩なテクノロジーにより、魅力を際立たせた一台。
- 19インチスタイル5046アロイホイール(5スポーク)
- プレミアムLEDヘッドランプ(LEDシグネチャーライト付)
- ハンズフリーパワーテールゲート
- 電動調整可倒式自動防眩ドアミラー(ヒーター、アプローチランプ付)
- パーフォレイテッドグレインレザーシート
- 10ウェイ電動調整式シート(運転席シートメモリー、リアアームレスト、リア電動リクライニング付)
- MERIDIAN™サウンドシステム(11スピーカー、380W)
- ナビゲーションプロ
- Wi-Fi ホットスポット
- キーレスエントリー
- リアパークディスタンスコントロール
- サラウンドカメラシステム
- 自動緊急ブレーキ
- レーンデパーチャーウォーニング (車線逸脱警告システム)
- フラッシュデプロイヤブルドアハンドル
ヴェラールSE 8,720,000円~
先進テクノロジーとモダンな美しさの革新的な融合。
- 20インチスタイル7014アロイホイール(7スポーク)
- マトリックスLEDヘッドランプ(LEDシグネチャーライト付)
- ハンズフリーパワーテールゲート
- 電動調整可倒式自動防眩ドアミラー(ヒーター、アプローチランプ付)
- パーフォレイテッドグレインレザーシート
- 10ウェイ電動調整式シート(運転席シートメモリー、リアアームレスト、リア電動リクライニング付)
- MERIDIAN™サラウンドサウンドシステム(17スピーカー、825W)
- ナビゲーションプロ
- Wi-Fi ホットスポット
- キーレスエントリー
- インタラクティブドライバーディスプレイ
- サラウンドカメラシステム
- 自動緊急ブレーキ
- ブラインドスポットモニター
- ドライバーコンディションモニター (居眠り注意機能)
- レーンデパーチャーウォーニング (車線逸脱警告システム)
- 360°パークディスタンスコントロール
- リバーストラフィックディテックション
ヴェラールHSE 10,050,000円~
レンジローバーヴェラールの究極の一台。
- 21インチスタイル5047アロイホイール(5スプリットスポーク)
- マトリックスLEDヘッドランプ(LEDシグネチャーライト付)
- ハンズフリーパワーテールゲート
- 電動調整可倒式自動防眩ドアミラー(ヒーター、アプローチランプ付)
- 電動テレスコピック&チルト調整付パワーステアリング
- パーフォレイテッドウィンザーレザーシート
- 20ウェイ電動調整式シート(運転席・助手席シートメモリー&マッサージ機能、フロントシートヒーター&クーラー、リアアームレスト、リア電動リクライニング付
- エクステンデッドレザーアップグレード(ウィンザーレザーのドアトップロールロワーおよびミッドインストルメントパネル)
- MERIDIAN™サラウンドサウンドシステム(17スピーカー、825W
- ナビゲーションプロ
- Wi-Fi ホットスポット
- キーレスエントリー
- インタラクティブドライバーディスプレイ
- サラウンドカメラシステム
- 自動緊急ブレーキ
- ブラインドスポットアシスト
- アダプティブクルーズコントロール&キューアシスト
- ドライバーコンディションモニター (居眠り注意機能)
- レーンキープアシスト
- パークアシスト(縦列駐車・出庫/並列駐車支援システム)
- リバーストラフィックディテックション
以上が「ベースグレード」です。
正直、エクステリアではホイールのデザインでしか見分けがつきませんが、グレードが良くなるにつれ、ナビゲーション、安全装置、LEDヘッドライト、MERIDIANサウンドシステム、アルミホイールなどといった装備が充実してきます。
続いて、「スポーティーグレード」ですが、「ヴェラール」、「ヴェラールS」、「ヴェラールSE」、「ヴェラールHSE」の4つそれぞれのグレードに
「R-DYNAMIC」
というスポーティーグレードが設定されています。
ヴェラール R-DYNAMIC 7,470,000円~
- 18インチスタイル1022アロイホイール(15スポーク)
- LEDヘッドランプ
- マニュアルテールゲート
- 電動調整可倒式自動防眩ドアミラー(ヒーター、アプローチランプ付)
- R-Dynamicトレッドプレート
- 自動防眩ルームミラー
- エボニーモルジヌヘッドライニング
- ラックステック&スエードクロスシート
- 8ウェイマニュアル調整式フロントシート
- レザーステアリングホイール(クロームベゼル付)
- LAND ROVERサウンドシステム(8スピーカー、250W)
- 専用デザインのフロント&リアバンパー(インテグレーテッドエグゾーストフィニッシャーを含む)
- シャドーアルミニウムトリムフィニッシャー
- サテンクロームパドルシフト
- ブライトメタルペダル
- キーレスエントリー
- リアパークディスタンスコントロール
- サラウンドカメラシステム
- 自動緊急ブレーキ
- レーンデパーチャーウォーニング (車線逸脱警告システム)
- フラッシュデプロイヤブルドアハンドル
ヴェラールS R-DYNAMIC 8,480,000円~
- 19インチスタイル5046アロイホイール(5スポーク、サテンダークグレイフィニッシュ)
- プレミアムLEDヘッドランプ(LEDシグネチャーライト付)
- ハンズフリーパワーテールゲート
- 電動調整可倒式自動防眩ドアミラー(ヒーター、アプローチランプ付)
- R-Dynamicトレッドプレート
- 自動防眩ルームミラー
- エボニーモルジヌヘッドライニング
- パーフォレイテッドグレインレザーシート(スエードクロスボルスター付)
- 10ウェイ電動調整式シート(運転席シートメモリー、リアアームレスト、リア電動リクライニング付)
- レザーステアリングホイール(クロームベゼル付)
- MERIDIAN™サウンドシステム(11スピーカー、380W)
- 専用デザインのフロント&リアバンパー(インテグレーテッドエグゾーストフィニッシャーを含む)
- シャドーアルミニウムトリムフィニッシャー
- サテンクロームパドルシフト
- ブライトメタルペダル
- キーレスエントリー
- ナビゲーションプロ
- Wi-Fi ホットスポット
- リアパークディスタンスコントロール
- サラウンドカメラシステム
- 自動緊急ブレーキ
- レーンデパーチャーウォーニング (車線逸脱警告システム)
- フラッシュデプロイヤブルドアハンドル
ヴェラールSE R-DYNAMIC 9,200,000円~
- 20インチスタイル1032アロイホイール(10スポーク、サテンダークグレイフィニッシュ)
- マトリックスLEDヘッドランプ(シグネチャーライト付)
- ハンズフリーパワーテールゲート
- 電動調整可倒式自動防眩ドアミラー(ヒーター、アプローチランプ付)
- R-Dynamicトレッドプレート
- 自動防眩ルームミラー
- エボニーモルジヌヘッドライニング
- パーフォレイテッドグレインレザーシート(スエードクロスボルスター付)
- 10ウェイ電動調整式シート(運転席シートメモリー、リアアームレスト、リア電動リクライニング付)
- レザーステアリングホイール(クロームベゼル付)
- MERIDIAN™サラウンドサウンドシステム(17スピーカー、825W)
- 専用デザインのフロント&リアバンパー(インテグレーテッドエグゾーストフィニッシャーを含む)
- シャドーアルミニウムトリムフィニッシャー
- サテンクロームパドルシフト
- ブライトメタルペダル
- キーレスエントリー
- ナビゲーションプロ
- Wi-Fi ホットスポット
- インタラクティブドライバーディスプレイ
- サラウンドカメラシステム
- 自動緊急ブレーキ
- ブラインドスポットモニター
- ドライバーコンディションモニター (居眠り注意機能)
- レーンデパーチャーウォーニング (車線逸脱警告システム)
- 360°パークディスタンスコントロール
- リバーストラフィックディテックション
ヴェラールHSE R-DYNAMIC 10,530,000円~
- 21インチスタイル1033アロイホイール(10スポーク、サテンダークグレイフィニッシュ)
- マトリックスLEDヘッドランプ(LEDシグネチャーライト付)
- ハンズフリーパワーテールゲート
- 電動調整可倒式自動防眩ドアミラー(ヒーター、アプローチランプ付)
- R-Dynamicトレッドプレート
- 自動防眩ルームミラー
- エボニーモルジヌヘッドライニング
- パーフォレイテッドウィンザーレザーシート
- 20ウェイ電動調整式シート(運転席・助手席シートメモリー&マッサージ機能、フロントシートヒーター&クーラー、リアアームレスト、リア電動リクライニング付)
- エクステンデッドレザーアップグレード(ウィンザーレザーのドアトップロールロワーおよびミッドインストルメントパネル)
- 電動テレスコピック&チルト調整付パワーステアリング
- レザーステアリングホイール(クロームベゼル付)
- MERIDIAN™サラウンドサウンドシステム(17スピーカー、825W)
- 専用デザインのフロント&リアバンパー(インテグレーテッドエグゾーストフィニッシャーを含む)
- シャドーアルミニウムトリムフィニッシャー
- サテンクロームパドルシフト
- ブライトメタルペダル
- キーレスエントリー
- ナビゲーションプロ
- Wi-Fi ホットスポット
- インタラクティブドライバーディスプレイ
- サラウンドカメラシステム
- 自動緊急ブレーキ
- ブラインドスポットアシスト
- アダプティブクルーズコントロール&キューアシスト
- ドライバーコンディションモニター (居眠り注意機能)
- レーンキープアシスト
- パークアシスト(縦列駐車・出庫/並列駐車支援システム)
- リバーストラフィックディテックション
以上が、「スポーティーグレード」となります。
ここまでは、さほど複雑ではありませんよね。
本番はここからです。
4つの「ベースグレード」、4つの「スポーティーグレード」それぞれのグレードに4つのエンジンラインアップがあるのです。
エンジンラインアップと価格
それでは4つのエンジンラインアップをご紹介します。
2.0ディーセルターボエンジン(D180)
最高出力: 132kW/180PS
最大トルク: 430Nm
最高速度: 209km/h
0-100km加速: 8.9sec
JC08モード: 14.4km/l
応酬で人気のディーゼルエンジンは日本仕様でもラインアップされています。
ディーゼルエンジンはなんといってもそのトルクの太さが魅力的ですね。
最大トルクは430Nmと4リッターのガソリンエンジン以上の加速力を誇ります。
2リッターといえ、必要十分なスペックと言えるでしょう。
2.0ガソリンターボエンジン(P250)
最高出力: 184kW/250PS
最大トルク: 365Nm
最高速度: 217km/h
0-100km加速: 6.7sec
JC08モード: 11.6km/l
ヴェラールのサイズで2リッターガソリンエンジンって意外と思われる人は多いかもしれませんが、欧州では至って普通のことです。
このP250のスペックの見ると、メルセデスベンツ、BMW、アウディの2リッターエンジンとほぼ同等のスペックとなっていますので、非常に乗りやすいエンジンだと思います。
0-100km/h加速も6.7秒と決して遅いタイムではありませんし、普通に乗る分だったら十分なエンジンです。
2.0ガソリンターボエンジン(P300)
最高出力: 221kW/300PS
最大トルク: 400Nm
最高速度: 234km/h
0-100km加速: 6.0sec
JC08モード: 10.6km/l
ハイパフォーマンスの2リッターエンジンです。
燃費を削って、パワーとトルクを向上させていますね。
P250ではちょっと非力に感じるという場合はこちらのエンジンを試してみるといいでしょう。
このくらいのスペックになると、全開加速すると体がシートに押し付けられる感じがはっきりとわかるくらいになってきます。
3.0ガソリンスーパーチャージャー(P380)
最高出力: 280kW/380PS
最大トルク: 450Nm
最高速度: 250km/h
0-100km加速: 5.7sec
JC08モード: 10.0km/l
ヴェラールの最強エンジンである、3リッタースーパーチャージャーエンジンです。
2リッターではターボを採用していたのですが、3リッターではスーパーチャージャーが採用されています。
これはわたしの予想ですが、ターボと比べ、スーパーチャージャーの方が自然な加速していくからだと思います。
ターボは過給を開始すると、今までのエンジンが嘘だったかのように力強い走りをするのに対して、スーパーチャージャーは最初から過給を開始するので、大排気量のエンジンに乗っているような自然な加速をするのが特徴です。
なので、スーパーチャージャーを採用することによって、V6ではなく、V8エンジンのような優雅な加速力を求めたのではないかと思います。
御金に糸目をつけないなら、P380一択ですね。
新型アウディA7SBの55TFSIに試乗!乗り心地や装備を評価してみた!
ヴェラールの全グレードの価格
さぁ、これまで、ヴェラールのグレードとエンジンラインアップをご紹介しました。
ヴェラールには「ベースグレード」と「スポーティーグレード」があり、それぞれに4つのグレードがあります。
そして、それぞれのグレードに対して、ディーゼルエンジンと3種類のガソリンエンジンを選ぶことが出来ます。
ヴェラール
まずはエントリーモデルの「ヴェラール」からです。
ヴェラール D180 6,990,000円~
ヴェラール P250 7,150,000円~
ヴェラール P300 7,780,000円~
ヴェラール P380 9,080,000円~
そして、スポーティーグレードの「R-DYNAMIC」。
R-DYNAMIC D180 7,470,000円~
R-DYNAMIC P250 7,630,000円~
R-DYNAMIC P300 8,260,000円~
R-DYNAMIC P380 9,560,000円~
ヴェラールS
続いて、ヴェラールSです。
ヴェラールS D180 8,000,000円~
ヴェラールS P250 8,160,000円~
ヴェラールS P300 8,790,000円~
ヴェラールS P380 10,090,000円~
スポーティーグレードである「R-DYNAMIC」では。
R-DYNAMIC S D180 8,480,000円~
R-DYNAMIC S P250 8,640,000円~
R-DYNAMIC S P300 9,270,000円~
R-DYNAMIC S P380 10,570,000円~
ヴェラールSE
充実装備が魅力のヴェラールSEです。
ヴェラールSE D180 8,720,000円
ヴェラールSE P250 8,880,000円~
ヴェラールSE P300 9,510,000円~
ヴェラールSE P380 10,810,000円~
ヴェラールSEの「R-DYNAMIC」では。
R-DYNAMIC SE D180 9,200,000円~
R-DYNAMIC SE P250 9,360,000円~
R-DYNAMIC SE P300 9,990,000円~
R-DYNAMIC SE P380 11,290,000円~
ヴェラールHSE
最後は、ヴェラールの最高級グレードであるヴェラールHSEです。
ヴェラールHSE D180 10,050,000円~
ヴェラールHSE P250 10,210,000円~
ヴェラールHSE P300 10,840,000円~
ヴェラールHSE P380 12,140,000円~
ヴェラールHSEの「R-DYNAMIC」になると。
R-DYNAMIC HSE D180 10,530,000円~
R-DYNAMIC HSE P250 10,690,000円~
R-DYNAMIC HSE P300 11,320,000円~
R-DYNAMIC HSE P380 12,620,000円~
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まとめ
いかがでしたか?
ヴェラールのグレードと価格はその組み合わせの多さにも驚きですが、値段にも驚かせれます。
最上級グレードであるヴェラールHSEになると全グレードで1,000万円越えですからね。
今回まとめた価格はスタート値、つまり、これからさらに個別オプションが存在しています。
まずは、ベースとなるヴェラールを決めて、エンジンを決めて、そして、個別オプションを決めていくという手順になるかと思いますが、納得いくヴェラールを作り上げていくのは大変です。
個別オプションまで決めていたら、まず在庫はないでしょうから、本国オーダーは必須。
通常の輸入車のオーダーだと大体4ヶ月ほどで納車なのですが、ランドローバーはどうでしょうね。
普通に1年とか必要なのではないでしょうか。
いづれにしても、あなたが欲しいと思ったグレードがたまたま在庫であればラッキー、基本は1年待ちという心構えで商談に臨んだ方が良さそうです。