BMWのフルサイズSUVモデルであるX7がビッグマイナーチェンジを迎えます。
BMWX7は2018年に新たなSUVモデルとして発表され、5年目のタイミングでビッグマイナーチェンジを果たします。
BMWX7のビッグマイナーチェンジでは、エクステリアはもちろんのこと、インテリアに至っても大幅な変更が加えられています。
今回は、もはやフルモデルチェンジ並みの改良を施された新型X7の日本発売時期と販売価格を予想します。
BMW改良新型X7の日本発売時期はいつ?
BMW改良新型X7の日本発売時期は、2023年2月頃と予想します。
BMW改良新型X7は2022年4月に発表され、モデルイヤーが変わる2022年7月以降から生産されるとみられています。
欧州では2022年8月頃から納車が開始され、2022年中には中国やアメリカで順次発売されるでしょう。
今回はあくまでビッグマイナーチェンジなので、日本への正式導入もスムーズに行えると思います。
よって、BMW改良新型X7の日本発売時期は、欧州発売から約半年後の2023年2月頃と予想します。
BMW改良新型X7の販売価格はいくら?
BMW改良新型X7の販売価格は、1150万円前後と予想します。
現在のBMWX7の販売価格は1114万円~に設定されていますが、少なくとも30~40万円の値上がりは覚悟する必要がありそうです。
なぜなら、BMWX7のビッグマイナーチェンジで変更されるのはビジュアル面だけではなく、システム面のアップデートも行われるからです。
BMW改良新型X7から初めて採用されたスプリットヘッドライトを見る限り、非常に高精度な配光システムが採用されていることが分かります。
さらに、従来のシステムよりも高性能な安全運転支援システム、もしくは、自動運転システムの搭載もあり得ます。
現行のBMWX7になかったシステムや高性能化されたシステムが搭載されるはずなので、必然的価格上昇はやむを得ないでしょう。
よって、BMW改良新型X7の販売価格は、1150万円前後になると予想しました。
BMW改良新型X7の最新情報
BMW改良新型X7の最新情報を紹介します。
ソース&画像引用元:Motor1
BMW改良新型X7のエクステリア
BMW改良新型X7のエクステリアですが、まず注目すべきは上下に別けられたスプリットヘッドライトシステムでしょう。
上段にデイタイムランニングを、下段にヘッドライトユニットを配置しています。
あえて2つに分けたということは、メインのヘッドライトユニットを大型化しなければならない程のアップデートが行われたと思ってよいでしょう。
メインヘッドライトユニットには、Audiでも採用されている自動配光プロジェクターシステムをはじめ、長距離照射が可能なレーザーライトも搭載されている可能性が高いと思われます。
走行車線のみを明るく照らしたり、道路に⇒を映し出してナビゲートする機能が追加されるようです。
最近のBMWのデザインでもっとも注目されている巨大化するキドニーグリルですが、改良新型X7においては巨大化は免れたようです。
BMW改良新型X7のリアビューですが、フロントマスクのような大幅な変更は無いようです。
リアテールライトグラフィックの変更が行われていますが、基本的にはキープコンセプトなので一目でX7と認識できます。
上下に分かれたスプリットヘッドライトに倣って、リアテールライトグラフィックも上下に分割されたデザインが採用されていますね。
ちなみに、2022年3月末に出所不明の新型X7と思しき画像がネットに流出しました。
M’s reportではテスト車両と流出画像を検証し、流出画像は「偽物」と結論付けましたが、どうやら誤っていたようですね。
ネットに流出した出所不明の画像は本物の改良新型X7でした!
BMWフルサイズSUV改良新型X7の画像が流出?本物かフェイクか検証してみた!
BMW改良新型X7のインテリア
BMW改良新型X7のインテリアですが、大幅な変更が加えられています。
まず、ドライバー席から中央まで続く1枚のディスプレイが目を引きます。
ドライバー側に12.3インチのデジタルクラスター、そして、センターディスプレイには14.9インチのタッチパネルが採用されています。
このシステムは今後BMWが展開する電気自動車「i」シリーズにも搭載される最新デバイスです。
従来モデル同様に、音声やジェスチャー制御も引き続き継承されています。
センターコンソールには、ナビゲーションシステムをコントロールするローターボタンが引き続き採用されています。
改良新型X7では、セレクトノブが廃止され、前後にスライドするスイッチに置き換えられています。
改良新型X7のインテリアは、従来モデルの良くも悪くも昔ながらの車っぽい印象から、一気に現代化したようですね。
BMW改良新型X7のパワートレイン
BMW改良新型X7のパワートレインは、3.0ℓ直列6気筒ターボガソリンエンジンと、4.4ℓV型8気筒ツインターボガソリンエンジンが用意される予定です。
従来モデルと違う点は、どちらのパワートレインも48Vマイルドハイブリッドシステムが搭載されるところです。
ベースモデルとなる3.0ℓエンジンでは、マイルドハイブリッド化によって約40馬力と70Nmのパワーが追加されています。
これにより、直列6気筒エンジンの最高出力は375馬力、最大トルク520Nmを発揮します。
4.4ℓV型8気筒ツインターボガソリンエンジンは、523馬力と750Nmほどになる予定です。
BMW改良新型X7最強モデル「X7M」
BMW改良新型X7には、BMWのレース部門「Mスポーツ」による高性能モデル「X7M」も用意されます。
改良新型X7Mに搭載されるパワートレインの予想スペックは、最高出力630馬力以上、最大トルク800Nm以上になるとみられます。
ソース&画像引用元:Motor1